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CORSAIR、独自設計のワイヤレスゲーミングマウス「Harpoon RGB Wireless」、多機能エンタメキーボード「K83」など、春の新製品をお披露目
2019年3月13日 21:37
- 3月13日開催
米国のゲーミングデバイスメーカーCORSAIRは3月13日、都内で記者発表会を開催し、2019年に日本でリリースする新製品のお披露目を行なった。
今回発表されたのは、同社の屋台骨であるLEDライトで全体を彩れるPCケースを筆頭に、ゲーミングマウス、エンターテインメントキーボード、そしてCORSAIRの一部門であるelgatoのストリーマー向けプロダクト。
ゲーミングデバイスの目玉は、CORSAIR独自の通信技術「SLIPSTREAM CORSAIR WIRELESS TECHNOLOGY」を採用した初のゲーミングマウス「Harpoon RGB Wireless」と、ゲーミングデスクやリビング、出先など場所を選ばずに使用できる多機能のエンターテインメントキーボード「K83 Wireless Keyboard」の2製品だ。
「Harpoon RGB Wireless」は、1月のCES 2019で正式発表後、2月2日に日本でも発売されている。つまみもち、かぶせもちに適したコンパクトサイズのワイヤレスゲーミングマウスで、センサーはPIXARTの最新世代のオプティカルセンサーとなるPMW3325、スイッチは5000万クリックの耐久性を備えたオムロン製スイッチを採用し、独自の通信技術「SLIPSTREAM CORSAIR WIRELESS TECHNOLOGY」を搭載している点が最大の特徴となる。
要となる「SLIPSTREAM CORSAIR WIRELESS TECHNOLOGY」は、1msの応答速度を実現するために、ワイヤレスデバイスの弱点である環境ノイズに対する影響の受けやすさ、通信可能範囲の狭さ、そして1デバイス1ドングル制限といった要素をすべて克服するために開発されたテクノロジー。パケット伝送システムと、周波数切り替え制御に新たな仕組みを導入することで環境ノイズに強く、20メートルの範囲をカバーする。応答速度は最速で0.5msを実現したとしており、スペック通りの性能であれば、ワイヤレスゲーミングマウス史上最高峰の性能を備えた製品と言うことになる。「Harpoon RGB Wireless」は2月2日発売で、8,000円(税別)。
「K83 Wireless Keyboard」は、タッチパッドやコントローラー、ボリュームボタン等を備え、リビング等でリモコン代わりに使えるエンターテインメントキーボードの新製品。
基本的なスペックは、テンキーレスの77キー英語配列で、右側に円形のタッチパッドとアナログスティック、金属製のボリュームローラー、右側背面にマウスとして使用するための左右クリックボタンを実装している。側面にUSB端子も備え、有線接続も可能。
キースイッチは「ストロークの短い、しっかりとした打鍵の出来るオリジナルキースイッチ」ということで、実際に触ってみた感触では、ノートPCや薄型キーボード等で採用されている薄型のパンタグラフ式スイッチを採用しており、ゲーム用途にも使えるしっかりとした打鍵感を備える。
対応プラットフォームは、PC/Macのほか、Bluetooth 4.2に対応したセットトップボックス、スマートフォン、タブレット、スマートTVもカバー。ゲーム機については、現時点では未対応ながら、将来的には対応も検討するとしている、実際にはMicrosoftのXbox Oneにおいて、マウスとキーボード対応で協業しており、ゲームコンソールに対応させるためのノウハウは持っている。CORSAIR独自のライティング制御テクノロジーiCUEにも対応。「K83 Wireless Keyboard」は4月末発売予定で、価格は15000円(税別)。