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日本エイサー、WMRヘッドセット「Acer OJO 500」を3月15日に発売

進化したモジュラーデザインとオーディオシステムなど使い勝手を増した普及モデル

3月15日発売予定

価格:オープン(実売:55,000円前後)

 日本エイサーは、Microsoft独自のバーチャルコンテンツ規格Windows Mixed Reality(WMR)に対応したWMRヘッドセット「Acer OJO 500(AH501)」を3月15日に発売する。価格はオープンで、実売価格は55,000円前後(税別)を予定。推奨PCスペックは、90Hz駆動を前提としたWindows Mixed Reality Ultraで、CPUはIntel Core i5 4590(第4世代デスクトップ)以上、GPUはNVIDIA GeForce GTX 1060以上、メインメモリは8GB以上などとなっている。

 「Acer OJO 500」は、2018年のIFA(国際コンシューマーエレクトロニクス展)で発表されたWMRヘッドセット。現行モデル「AH101」からの改良モデルとなり、解像度(2,880×1,440、単眼:1,440×1,440)、リフレッシュレート(60Hz/HDMI1.4、90Hz/HDMI2.0)、視野角(95度から100度に改良)、外部センサー不要のインサイドアウト方式のトラッキングシステムといったMRヘッドセットとしての基本性能はほぼそのままに、使い勝手を大きく向上させたモデルとなっている。

【Acer OJO 500】
WMRヘッドセット本体に加え2本のモーションコントローラーを同梱
光学(レンズ)部分の着脱が可能となり、持ち運びやメンテナンスが容易となっている

 大きく進化したポイントは2点。1つはモジュラーデザインで、光学(レンズ)部分が取り外し可能となり、持ち運びが容易となっただけでなく、汚れやすいレンズ部のメンテナンスがし易くなっている。

 もう1つは、オーディオシステムを内蔵したこと。独自開発のインテグレーテッドオーディオシステム「Sound Pipe」は、文字通り「OJO 500」に統合されており、コンテンツのサウンドのみならず、外部の音も聞こえる設計となっており、周囲の実際の音も意識しながら同時に没入感の高いサウンドを実現。また、純粋なVRコンテンツ向けに、非密閉型のイヤフォンも別途同梱している。

【Acer OJO 500スクリーンショット】