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バンダイナムコエンターテインメント×TRINUS、オープンイノベーションでアイデアを実現する「ASOBIZA(アソビザ)」オープン!

2月13日 オープン

 バンダイナムコエンターテインメントと、日本のメーカーや、デザイナーとコラボレーションした商品開発事業を行なうコミュニティ「TRINUS(トリナス)」を運営するTRINUSは、「バンダイナムコアクセラレータープログラム」を通じた協業の成果として、アソビ共創プラットフォーム「ASOBIZA(アソビザ)」を、2月13日からオープンした。

 「バンダイナムコアクセラレータープログラム」では、スタートアップ企業の持つ、アイデア、スピード、実行力と、バンダイナムコグループのリソース、ブランド、専門のメンタ―陣を、日本のリーディング・コーポレートアクセラレーターである01Boosterのサポートによって組み合わせることで、革新的な事業を興し、その事業を成長させることを目指している。

 本サービスは、「TRINUS(トリナス)」を活用し、斬新なエンターテインメント(サービスや商品)の企画をクリエイターから募集。投稿された企画を公開し、ユーザーの投票やコメントによる評価を踏まえて、TRINUSとバンダイナムコエンターテインメントが審査、検証して企画を実現するという、オープンな取り組みを推進していく。また、「パックマン」や「塊魂」など、10タイトルのIP(知的財産)を活用した新しい「アソビ」の企画を投稿することもできる。

 「ASOBIZA(アソビザ)」は、ZA(座)の造語。「座」には、ひとつの目的で集まっている場所という意味があり、「アソビ」の元に人々が集まり新たな「アソビ」が生み出される共同体を目指すとしている。

「ASOBIZA(アソビザ)」TOP画面

「ASOBIZA(アソビザ)」

開発背景

 従来の商品・サービス開発では、企業の内部で企画・開発を行ない、商品発売・サービス開始のタイミングで世の中に公開することが一般的だった。しかし、まったく新しい価値を持つ企画を生み出すためには、業界の専門家だけではなく、既存の固定概念にとらわれない一般の多様なクリエイターのアイデアを多数集め、実現前の企画をオープンにすることでユーザー満足度の高い商品開発ができると考え、TRINUSとバンダイナムコエンターテインメントの協業が開始された。

サービス内容

1.投稿する~新たな「アソビ」クリエイターに名乗り出るチャンス!

 まだ世の中にない、新しい「アソビ」の企画やアイデアを自由に投稿できる。投稿の受付はいつでも行なっており、発想のフックとして、10タイトルのIPを活用することも可能だ。

2.評価する~優れた企画から実現化を目指す採用作品を選出!

 投稿された企画は公開され、ユーザーの投票やコメントによって評価される。コメントを参考にしたブラッシュアップアイデアの投稿も可能。最終的に事務局審査によって、評価内容や実現可能性等を踏まえ、採用企画を決定する。

3.実現する~バンダイナムコエンターテインメントとTRINUSが実現!

 採用企画は、クリエイターと事務局によって準備が進められ、実現される。また、実現に際してはクラウドファンディングを実施することもある。

【投稿クリエイターにとってのメリット】

1.夢に描いた「アソビ」が実現するチャンス

 「こんなエンターテインメントがあったらいいのに!」。クリエイターが思い描いていたその新しい「アソビ」が提案できる。募集内容の詳細については、募集テーマを参照してほしい。

2.自発的な発表の場として

 投稿された企画は公開され、他のユーザーによって投票・コメントされる対象になる。自分のアイデアやデザインの発表の場としても利用できる。投稿される企画の公開基準については、Q&Aをみてほしい。

3.報酬獲得のチャンス

 投稿企画が高い評価を得て、事務局によって実現に向けて採用されれば「賞金」を、実現すれば売り上げの一部を「ロイヤリティ」として受け取ることができる。「賞金」や「ロイヤリティ」の金額・比率の詳細については、各募集テーマの募集要項にて公開されている。

【募集しているアソビ】

1.新しいアソビ“体験”

 「ARを使った新しいスポーツをつくっちゃおう!」。現代のテクノロジーとみんなの情熱で実現できる新しいエンターテインメント企画を募集している。

2.アソビ体験に不可欠な“モノ”にもこだわろう

 新しいエンターテインメントを生み出すために、もしモノ(装置やグッズ等)が必要なら、そのイメージも一緒に投稿しよう。これまで様々なものづくりに携わってきたTRINUSがその企画を実現していく。

3.10タイトルのIPを投稿に活用することも可能

 「なかなかアイデアがでてこない?」そんなときには10タイトルのIPをフックに企画を考えることもできる。タイトルは「パックマン」、「ギャラガ」、「マッピー」、「ディグダグ」、「ワギャンランド」、「ミスタードリラー」、「太鼓の達人」、「塊魂」、「クマ・トモ」、「ネコ・トモ」の10作品。