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スクウェア・エニックス、2019年3月期第3四半期の連結決算を発表

家庭用ゲーム機は増収減益、出版で増収増益

2月5日 発表

 スクウェア・エニックス・ホールディングスは、2019年3月期第3四半期の連結決算を発表した。累計期間は2018年4月1日より12月31日まで。

 今期は家庭用ゲームタイトルで増収となったが、新規大型タイトルの開発費の償却や広告宣伝費の増加により減益。スマートフォンやPC用コンテンツでは同社の想定を下回りライセンス収入の減少や広告宣伝費の増加によって減収減益となったが、2018年12月に配信開始した「ロマンシング サガ リ・ユニバース」が好調な出足となったとしている。同作の売上は第4四半期より計上される。MMORPGについては前年同期に「FFXIV」、「ドラゴンクエストX」の拡張版ディスクの発売があったことから減収減益となった。

 アミューズメント事業は店舗経営の推移や新作機器の発売により増収、機器入れ替えに伴う償却費の増加や収益性低下により減益となった。また出版事業では電子書籍の販売増加、「マンガUP!」の好調により増収増益となっている。