「ドラゴンクエストビルダーズ２」、お正月パックの無料配布やDLCの新発表相次ぐ

　スクウェア・エニックスは12月22日、「ジャンプフェスタ 2019」の同社ブースで開催されたステージイベント「『ドラゴンクエストビルダーズ２ ビルダーズスクール』特別課外授業 JF2019」において、12月20日に発売されたばかりの「ドラゴンクエストビルダーズ２ 破壊神シドーとからっぽの島」の最新情報などを公開した。

出演はMCの福島蘭世さん、藤本則義プロデューサーと白石琢麿プロデューサー、Vジャンプ編集部のマナティブイ氏

冒頭、ゲーム内「けいじばん」を使ったイベントが発表された。1月のコンセプトは「モンゾーラの思い出」。賞品も可愛い。ちなみにWEBから「けいじばん」を見ることができる

　イベントに登壇した藤本則義プロデューサーと白石琢麿プロデューサーは、12月20日の発売日にいわゆるデイワンパッチと呼ばれるアップデータ（PS4版はVer.1.01、Nintendo Switch版はVer.1.1.0）の配信を開始したと発表。進行不可のバグについては対応完了しており、アップデートしてゲームをプレイして欲しいと呼びかけた。さらに白石氏は「色々寄せられている問い合わせについては、再現性を認められたものから修正しており、近日中に対応する」と頭を下げた。

　ここから新規の発表として、おぞうに、門松、羽子板の3点をセットにした「お正月パック」を12月27日より無料配信を開始すると発表した。ちなみに羽子板は武器で、装備することができるという。羽子板で攻撃を加えると与えるダメージは“1”だが、強力なノックバック機能を有しており、敵をはじき飛ばしてしまう。

　また、出来たてほやほやの情報として、「追加DLC第1弾『和風パック』」の内容が公開された。内容としてはプレーヤーの登録した写真を飾ることができるという「掛け軸」や「雅な壁紙」、お庭には枝振りも美しい「松の木」、色々な色に設定できる「提灯」など20点以上のアイテムがセットとなっているという。

　ステージでは「ビルダーズスクール」ということで、出演陣でマルチプレイをしてプレイ対決をすることに。1つめは、6分以内にシドーを作り上げる「モンスタービルド」。ある一定のキャンバス内にシドーのビット絵を作り上げていくのだが、比較的リアルにグラフィックを仕上げていくチームと、体全体をファミコンのビット絵のように描いていくチームで、制作者の性格が表われており、面白い結果となった。結果的には体全体を描いたチームが来場者からの評価も高く勝利となった。

　2つめは「お正月パック」の羽子板を使用したゲーム対決。空中に作られたフィールド内で羽子板を使い敵をより多くはじき落とすアクションゲームで、2人 対 2人のチームを作り対決。基本はガチャプレイなのだが、相手との距離感を計りながら味方と位置と敵の位置を考えながらプレイしなければならず、思いの外戦略性が高く盛り上がりを見せた。「ドラゴンクエストビルダーズ２」の面白さは、ものを作り出すことで、自分たちで自由に遊びを作り上げていくことができる点が大きい。今作ではマルチプレイも可能になったということで、その楽しみ方はまさに無限大だろう。

　イベントのラストに白石氏は「一部不具合もあり大変申し訳ございませんでした。いまこの時も開発陣は全力で対応していますので、引き続きよろしくお願いします」とコメント。藤本氏も「ご不便をおかけして申し訳ございません。楽しく遊んでもらえるようやっていきます」と語り締めくくった。

各種発表も行なわれた