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ソニー・インタラクティブエンタテインメント、「E3 2019」に出展しないことを明らかに

11月16日 発表

 ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、2019年6月11日より13日まで米ロサンゼルスにて開催予定の「E3 2019」に出展しないという海外での報道について、真実であると認めた。「E3 2019」に出展しないと共に、毎年「E3」の前日に開催されているカンファレンスについても開催を見送る予定だという。

 「E3」は毎年6月に米国で開催されているゲーム関連の展示会。規模的には世界最大規模となる。「E3 2018」では、MicrosoftやEAといった大手メーカーが、「E3」への出展を見送り、会場付近で独自のイベントを開催するなど方針転換をする流れがあった。「E3」において巨大ブースを展開し大きな存在感を持っていたソニー・インタラクティブエンタテインメントが「E3 2019」での出展を見送ったことは、「E3」として残念なことだろう。

 これまで「E3」はトレードショウとしてゲーム業界関係者に向けて開催されていたが、2018年からはゲームファンにも門戸を開き、東京ゲームショウと同様オープンなイベントとして開催されるなど変化していた。

 同社が、「E3 2019」の会場近くで独自のイベントやカンファレンスを行なうかどうかについては未定だが、大きな転換点となりそうだ。

E3 2018のエントランス。Gamescomや東京ゲームショウなど世界各地で大きなイベントが開催され分散化されると共に、インターネットによって流通に変化が見られる中、こういったイベントのあり方も大きく変化するときが来たようだ