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Logicool Gを“見て、触れて、体験できる施設”「Logicool Gaming G Arena Sofmap」が秋葉原のソフマップAKIBA2号店にオープン
2018年11月9日 13:59
ロジクールは11月9日、東京秋葉原のソフマップAKIBA2号店 パソコン総合館に「Logicool Gaming G Arena Sofmap」をオープンした。
「Logicool Gaming G Arena Sofmap」は、ロジクールのゲーミングデバイス「Logicool G」に特化した専門ブース。実質“eスポーツ館”となりつつあるソフマップAKIBA2号店 パソコン総合館の側面入り口すぐ、9月にオープンした「GALLERIA eスポーツゾーン」の向かいに設置された。
ロジクールファンなら記憶している人も多いと思うが、これはかつて旧ソフマップ本館4階(現ビックカメラAKIBA)にあった施設と同じコンセプトのショップインショップで、久々にロジクールGアリーナが秋葉原に帰ってきたことになる。
ロジクールがショップ展開する特設ブースには、G Arena(秋葉原、池袋)とG Station(全国9カ所)の2種類があり、違いはG ArenaはLogicool Gを使ってeスポーツそのものを体験できる機会があるかどうかだ。G Arenaは見たり触ったりできるだけでなく、実際にゲームを体験できるようになっているのが特徴で、それに対してG Stationは純粋な展示スペースとなっている。
ただ、「Logicool Gaming G Arena Sofmap」には、店舗スペースの関係からゲーミングPCやモニターは設置されておらず、直接eスポーツを体験することはできない。その代わりにソフマップAKIBA2号店 パソコン総合館最大のセールスポイントである2階の「e Sports Studio AKIBA」と連携し、ロジクールがスポンサードするプロゲーマーを招いたイベントを定期的に開催することで、eスポーツに触れる機会を増やしていきたいという。
実際、「Logicool Gaming G Arena Sofmap」も、プロゲーマーと関連付けた展示が特徴となっている。ロジクールが設立初期から支援しているDetonatioN、そして「League of Legends」や「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」で上位入賞を果たし、頭角を現わしつつあるUnsold Stuff Gaming(USG)の2チームの有力選手の使用ギアがわかりやすく展示されている。
具体的には、DetonatioN FocusMeのCeros選手、DetonatioN BYCMのDustel Box選手、USGのEnty選手、USGのYugo1選手の4名が推薦するLogicool Gギアの紹介コーナーに加えて、Logicool Gブランドアンバサダーとして知られる岸大河氏、DetonatioN FocusMeのCeros選手、DetonatioN BYCMのDustel Box選手の3人が、MMORPG、MOBA、FPSの3つのジャンルのオススメギアを紹介するコーナーも用意されている。
マウス、キーボード、ゲーミングヘッドセットについては、全モデル触れるようになっている。9月に日本でLogicool Gの仲間入りを果たしたゲーミングオーディオブランドASTRO Gamingもすべてのゲーミングヘッドセット、ミックスアンプが展示され、実際に視聴できるようになっている。また。ブース内のモニターでは、DetonatioN FocusMeやUSGの選手へのインタビューの模様を収録した映像が流されているので参考にしてみてはいかがだろうか。
「Logicool Gaming G Arena Sofmap」で唯一残念だったのは、ゲーミングマウスパッドはPOWERPLAYを除いて展示すらされていないところ。eスポーツにおけるゲーミングマウスパッドの重要性は年々高まっており、各社から魅力的な新製品が相次ぐ中、ロジクールがマウスパッドをゲーミングギアから除外しているのは少々残念だ。
Logicool Gのゲーミングマウスパッドはサイズ、素材別にG240、G440、G640の3種類のラインナップが存在するが、ここ数年、マウスパッド単体の新製品が出ていないためか他社と比較して存在感が薄い。唯一展示されているPOWERPLAYは、ローセンシでぶんまわすFPSプレーヤーにはサイズが小さすぎて支持されていないのが現状だ。
とはいえ、キーボード単体でスタートした「PRO」もようやく今年マウスとヘッドセットがリリースされ、セットで揃えることが可能となった。Logicool Gの充実したラインナップにおける唯一の“穴”としてゲーミングマウスパッドの拡充に期待したいところだ。