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こ、これが南部鉄器のザクか……。ザクが鉄瓶、ハロとアッガイが調理器具に!
これぞ南部鉄器職人、驚異のメカニズム
2018年11月9日 10:44
バンダイは通販サイト「プレミアムバンダイ」にて、南部鉄器の技術を使った鉄瓶「南部鉄器 鉄瓶 ZAKU」、やかんやお味噌汁の鍋などに入れて鉄分をアップさせる鉄魂(てつたま)「ハロ」、「アッガイ」を2月に発売する。価格はコンプリートセットが29,160円(税込)。単品販売も行なわれる。現在、プレミアムバンダイでは売り切れとなっている(アッガイ、ハロは受注可能)が、11月23日よりガンダムカフェ各店、GUNDAM SQUAREで店頭販売も行なう予定だ。
南部鉄器とは、岩手県奥州市、盛岡市で生産される鋳物の総称。その始まりは平安時代で、北上山地の砂鉄、木炭および羽田の北上川旧河川跡から出る質の良い砂と粘土などを利用して作られ、江戸時代には伊達藩の保護も受け全国に名を広めたという。今回の鋳物は日本の伝統や優れた技術を、「機動戦士ガンダム」の情報発信基地「Gundam Cafe」から広める「Discovery-G」シリーズ第11弾となる。
「南部鉄器 鉄瓶 ZAKU」はザクの頭部をモチーフとした鉄瓶。中には茶こしもあり、茶葉を入れることでお茶が楽しめる。動力パイプ、モノアイ、口部分などがきちんとザクであることを主張しており、鉄瓶に面白い個性を与えている。
「南部鉄器 鉄魂 アッガイ」、「南部鉄器 鉄魂 ハロ」は、やかんやお味噌汁の鍋などに入れることで鉄分をアップさせる鉄魂として利用できる。アッガイはおなじみの待機ポーズ(通称:体育座り)をデフォルメしており、思わず笑みが浮かんでしまうデザイン。「ガンダム」のメカの面白さを南部鉄器で表現した、とてもユニークな商品だ。