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「JUDGE EYES:死神の遺言」体験会がスタート。名越稔洋総合監督がその想いを語った!

12月13日 発売予定

価格:8,290円(税別)

CEROレーティング:D(17才以上対象)

プレイ人数:1人

 セガゲームスは、12月13日に発売予定のプレイステーション 4用リーガルサスペンスアクション「JUDGE EYES:死神の遺言」の店頭体験会を10月20日より日本各地において順次開催する。20日にはビックカメラ ラゾーナ川崎店で開催され、名越稔洋総合監督のサイン会も開催された。

 「JUDGE EYES」は、現代の東京を舞台に連続猟奇殺人の謎を追うリーガルサスペンスアクション。主人公の八神隆之を俳優の木村拓哉さんが演じていることでも注目を集めており、主人公の脇を固める主要人物のキャストに、谷原章介さん、ピエール瀧さん、滝藤賢一さん、中尾 彬さんら実力派俳優陣が集結している。ゲームシステムも探索、尾行、操作、変装など「龍が如く」シリーズから大きく進化しており、これまでとは違ったアクションアドベンチャーに仕上がっている。

サイン会で1つ1つ丁寧にサインをしていく名越稔洋総合監督。ファンとも言葉を交わしていた

 サイン会に出席した名越総合監督は取材陣の質問に答え、発売に向けての意気込みを語った。

 9月の発表以降の反響について名越氏は「動画再生数など倍以上のスピードで伸びており、ホッとしているというのが正直なところ。体験版も早期にリリースしたので、発表会が第1弾とすれば体験会は第2弾にあたる。これから発表していくこともあるし、今後第3弾そしてその次へと繋げていく意味でも、発売に向けて盛り上げていきたい。いまは気合いが入っている段階」と意気込みを語った。

 「龍が如く」との違いについては、「『JUDGE EYES』はアクションアドベンチャーですが、アドベンチャーにアクション性が加わった感じ。会話してアイテムリストをただ増やしていくのではなく、例えば証拠写真もただ撮影するのではなく(決定的な瞬間の)写真を撮る、メモを見つけるだけでなくメモの持つ意味など、考えるフィーチャーが一つ加わっている。これまで『龍が如く』では、そのフランチャイズの持つ性格上、合わないものは避けてきたが、今回はどんどん入れている」と語る。

 これまでに無い色々な要素を入れようとする一方で「バリエーションを増やしたいけど、難しくなりすぎないようにしなければならない」とも気をつけたという。ゲームファンにとっては歯ごたえのあるゲーム性を楽しんで欲しいということで、名越氏は「ゲームにやり馴れた人は“Normal”でプレイし始めて欲しい」と話す。

証拠写真を撮影するにも、決定的瞬間を撮影する事が重要。クエストに対して「何を」しなければならないのか考えながらプレイする必要がある。難易度は上がるが、それ故にゲーム的な楽しさに満ちている

 名越氏は、ストーリー面でもこれまでとの違いを強調。「今回はサスペンスストーリー。全編を通じてサスペンスな展開のシナリオを書いたのはこれまでになく初めて」とチャレンジだったことを打ち明け、「猟奇的な側面もあり、ホラーに近い場面も登場するので真夜中にプレイしていたら恐いこともあるかもしれない。これまで『龍が如く』を制作していたときは、違う軸の表現方法ができるのに(『龍が如く』の範疇内に収めるために)提供できなかった。今回は違う。新しい分野で(また違った)花を咲かせたい。もっと盛り上げていきたい」とコメント。サスペンスストーリーを見越して、押さえた色調の絵作りを意図的に行なっており、まずは多くの人に体験して欲しいという。

 体験会もその一環だが、名越氏は「『龍が如く』のファンの中には『龍が如く』しかプレイしない人も多い。そういった人はパッケージを買ってきてPS4でプレイするだけなので、体験版をダウンロードするだけでもハードルが高い。でも自分の家の中で、これまで『龍が如く』をプレイしてきた同じディスプレイでプレイすることで、その違いが1番わかると思う」とアピール。

 さらに今回は木村拓哉さんが出演していることもあり、「ユーザー層が変わっている。ゲームをプレイしていない人が増えている印象」なのだという。「今回反響が大きいのは、やはり木村拓哉さんが出演しているから。でも出演しそうもない人が出演しているだけでは、ゲームは良くならない。それは木村拓哉さんもわかっている。サプライズと(完成度の高いゲームをリリースしなければならない)責任感の狭間で、上手くまとめることができた」とその完成度については自信を見せた。

木村拓哉さんが出演しているインパクトはやはり大きい。周りを固める俳優陣も個性派揃いだ

 名越氏の言うとおり、“龍が如くスタジオ”のタイトルのファン層はゲームファンに留まらず幅広い。そういった意味ではゲームのトレンドにとらわれない人も多く、ソフトのダウンロードすら難しと感じる人も多いかもしれない。そういった人も含め、まずは体験してみることが、作品の入り口となる。体験会や体験版を通してまずは触れてみると良いだろう。今後の体験会のスケジュールは以下の通り。

アクションシーンも健在。爽快感あふれるアクションとなっている

【「JUDGE EYES:死神の遺言」店頭体験会スケジュール】

開催日開催時間開催店舗サイン会
10月20日10時~18時ビックカメラ ラゾーナ川崎店サイン会:14時30分~
11月3日11時~18時ヨドバシカメラ マルチメディア博多3Fサイン会:14時~
11月4日11時~17時シータショップ 溝の口開催予定なし
11月17日10時~18時ヨドバシカメラ マルチメディア札幌2Fサイン会:14時~
11月17日10時~18時ジョーシン ディスクピア日本橋店1F開催予定なし
12月8、9日11時~19時ヨドバシカメラ マルチメディア梅田B1サイン会:12月9日14時~
12月8日10時~18時ビックカメラ名古屋駅西店1F開催予定なし