「ヒットマン2」のエージェント47が、遂に編集部表敬訪問！

　先日、ひとりの男が編集部を訪れた。その男は人知れず現われ、人知れず去って行く。その後にはターゲットの死体だけが残されている……（プレイスタイルによる）。その男の名はエージェント47。ステージにあるどんな物でも凶器として使い、ターゲットを仕留める、まさに仕事人！ まさに死神！（プレイスタイルによる）。そんなエージェント47が編集部に現われたということは……ターゲットがいるって事なのか？

おっかなびっくり名刺交換するオレ……

ズラリと凶器を机の上に……フグ？ フグが凶器に？ いや、なるんです！ 何気ないものでも凶器に変えるのはエージェント47、そう、あなた次第！

窓から何気なく銃を構えるエージェント47……怖ぇ

　とかなんとか煽っておきながらなんですが、来社したのは「ヒットマン2」のアンバサダーを務めるマフィア梶田さん。今回はムービー「HOW TO ヒットマン2　パート3『ツール』編」の公開に合わせ、エージェント47として「編集部の悩みを解決する」ために来社したのだった！

　さて編集部のお悩み……というか、個人的な悩みとしては、長年ポテチなんかをポリポリ食べながらゲームを長時間プレイしていると、まぁコロコロと景気よく太りまして、エージェント47のようなステルス行動が全くとれない状態に。どうすればいいのだろうか？ と質問をぶつけたところ、「マジレスするとすると、痩せるのが1番」……と身もふたもないご意見、ごもっとも！

　マフィア梶田さん曰く、「でもライティングとかやっていると、ストレスが溜まりますし、まじめに仕事をすればするほど、痩せるヒマも無いという悪循環になると思います。ということで、それならばステルス行動を取らないという選択肢もあります」。

　なるほど！「ヒットマン」シリーズではステルス行動を取り人知れずターゲットに近づき、様様なアイテムを凶器に変え暗殺するのが醍醐味だが、それはあくまでも手法の1つ。難易度はガツンとアップするが、ステルス行動なんのその！ ガンガン攻め立てる方法もある。その自由度が魅力なのだ。なるほど、目からウロコっす！ ありがとう！ エージェント47!! しかし、痩せろ！ オレよ！

和気藹々とした雰囲気（そんな風には見えないが）で取材は行なわれた

　ということで、ほかにも悩みを相談してみたが、「中年編集者のお悩みなんか聞きたかねぇ」というごもっともな意見が読者から聞こえてくる前に、編集方針を変更。マフィア梶田さんが選ぶ「楽しかった殺し方！」を聞いてみた。今回フィールドのアイテムの1つに“ウッドチッパー”が登場するという。ウッドチッパーとは木材などを破砕する装置。と、ここまで聞いた賢明なる暗殺者諸氏はおわかりの通り、ここに入れちゃうというヤツですな。真っ赤な汁が飛び散るスプラッターゲームに早変わりしてしまう。この中に入れて隠しておくだけも可能で、スイッチ入れると、まぁ大変です。

　とはいえ、その“ウッドチッパー”をターゲットの暗殺に使えるかどうかはプレーヤーの手腕に掛かってくる。あれこれ悩みながら道具を使いこなす楽しみが「ヒットマン2」にはあるわけだ。

　さらに今作の新要素として、人混みに紛れることで敵から隠れるという要素や、同時に起こっていることがワイプのように画面の隅に表示されるといった要素もある。こういった便利な機能を使いながらよりスマートに暗殺を進めてほしいとマフィア梶田さんは語る。

　また、「ヒットマン2」はシリアスなゲームである一方で、暗殺するためのアイテムに変なものがあったりジョークやコミカルな要素も多く、そういった要素にも注目して欲しいという。地味に暗殺することもできるし、派手な演出をプレーヤーが作り出しながらターゲットを殺すこともできる。インスタ映え……というか、ド派手なプレイをSNSで拡散したら注目を集める……かもしれない。それもこれも全てプレーヤー次第であり、この自由度の高さこそが魅力なのだ。

　マフィア梶田さん！ ありがとう、「ヒットマン2」の魅力、十分伝わったっす！ ということで、発売は若干先だが、11月12日ということで約1カ月後。暗殺をイメージトレーニングをしながらその日を待ちたいと思う。

すごい！ こんな所までエージェント47を再現！

編集部宛にプレゼントを頂きました。発売日間近にプレゼント募集させていただきます！

今回公開されたムービーにもあるが、様々な殺し方がある。右写真は感電死させているところ