【速報】インテル、ゲーミング・プロセッサー「Core i9-9900K」を発表

　インテルは、10月11日に第9世代インテルCore i9-9900Kプロセッサーを発表し、先行予約を開始した。

　Core iシリーズでは初のi9ブランドとなる第9世代Core i9-9900Kは、ゲーミング・プロセッサーとして位置づけられている。8コア/16スレッドで、ターボ・ブースト・テクノロジー2.0により、最大5.0GHzのシングルコア周波数を実現。「レインボーシックス シージ」で309FPS、「フォートナイト」で224FPS、「Counter-Strike: Global Offensive」で440FPS、「PUBG」で221FPSという驚異的なFPSを記録している。

　前世代のCPUと比較して、最新のゲームタイトルで最大10％のFPSの向上を体験できると同時に、3年前のPCと比較して最大37％もFPSを向上させることができるとされている。また、ゲームをプレイしながらキャプチャーやトランスコード、ストリーミングを行なうようなメガタスクでも、前世代製品と比較して最大11％、3年前のPCと比較して最大41％のFPS向上を実現している。

　Adobe Premierによる映像編集では、前世代より最大34％、3年前のPCと比較すると最大97％の高速化を実現、システム全体のパフォーマンスも前世代から最大15％、3年前のPCと比較すると最大40％向上するなど非常に優れたパフォーマンスを発揮する。

　また、高度なオーバークロックのためのインテル エクストリーム・チューニング・ユーティリティー（インテルXTU）を利用した最新プロセッサーのオーバークロックや、はんだを使用したサーマル・インターフェース・マテリアル（STIM）の増大を実現している。

　インテルでは第9世代Coreプロセッサーの性能を最大化させるために、新たにZ390チップセットを発表した。Z390チップセットには、USB3.1 Gen 2や、ギガビット級のスピードに対応したインテルWireless-ACが搭載されている。しかし第9世代Coreプロセッサーは、すべてのインテル300シリーズのチップセット向けマザーボードとの互換性も備えているので、すでに所有しているPCに装着することも可能だ。