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VR脱出アドベンチャーゲーム「Last Labyrinth」、ティザームービーと開発スタッフ・コメントを公開

2019年春 発売予定

価格:未定

CEROレーティング:審査予定

プレイ人数:1人

 「あまた」は、2019年春に発売を予定しているPlayStation VR/HTC Vive/Oculus Rift/Windows Mixed Reality Headset用VR脱出アドベンチャーゲーム「Last Labyrinth(ラストラビリンス)」のディザームービーと主要開発スタッフ、スタッフコメントを公開した。

【「Last Labyrinth(ラストラビリンス)」ティザームービー】

「Last Labyrinth」について

 「Last Labyrinth」は、「VR時代の新しいアドベンチャーゲーム」をコンセプトに開発された、VRだから実現できる世界観と仮想キャラクターとのコミュニケーションを体感できるVR脱出アドベンチャーゲーム。「東京ゲームショウ2018」では、特別試遊版が出展された。

【ストーリー】

「……ここは、いったい!?」

気が付くと、見知らぬ館の中にいた。
椅子に座っていたので立ち上がろうとしたが、動くことができない。身体を見ると拘束具で全身を固定されている。手首も固定されていて自由が効かない。座っているのはどうやら車椅子のようだ。

視界の隅に、人影を感じる。

「!?」

目の前には、少女が1人。冷たい瞳でこちらを見つめていた。

キャラクター

 館の中で出会う謎の少女「カティア」。プレーヤーを手助けしながら共に脱出を目指す。

開発スタッフ発表とコメント公開

 本作を開発している主要スタッフと、過去に開発へ携わったタイトルが公式サイトに追加されている。あわせて開発スタッフからのコメントも公開された。

【ディレクター/プロデューサー:高橋宏典氏】

「どこでもいっしょ」シリーズ ディレクター/プロデューサー

[コメント]
過去、仮想キャラクターとコトバによるコミュケーションにチャレンジしました。今回は、VRという新しい技術の上で、仮想キャラクターとの非言語的なコミュニケーションにチャレンジします。カティアという少女の存在により、館に散りばめられた謎解きもひと味違ったものになったと思います。どうぞご期待ください。

【ディレクター/ゲームデザイナー:渡邉哲也氏】

「パペッティア」ゲームデザイナー
「大鷲の人喰いトリコ」ゲームデザイナー(物理)

[コメント]
ゲームメカニクスのコアであるカティアとの非言語的コミュニケーションを実現する為、いかにカティアが「人間らしく振舞う」か、その表現に挑戦しています。彼女がそこにいる運命共同体だと感じてもらえるよう鋭意制作中です!

【リードアニメーター:福山敦子氏】

「ICO」:キャラクターアニメーター
「ワンダと巨像」:キャラクターアニメーター

[コメント]
謎を解くだけでなくカティアとの空間をしみじみと感じられる作品になるよう制作に励んでいます。VRならではの表現の楽しさ、難しさに翻弄されっぱなしですが、カティアが皆さんに愛されるキャラクターになるよう頑張りますので、どうぞ楽しみにしていてください。

【リードエンバイロメントアーティスト:草場美智子氏】

「グランツーリスモ3 A-Spec」ランドスケープデザイナー
「グランツーリスモ4」ランドスケープデザイナー

[コメント]
「Last Labyrinth」での背景制作という仕事は、その舞台となる「謎の館」の世界観を如何に感じ取ってもらえるかを組み立てていくことだと思っています。こうするとカティアは困りそう! 怖がりそう!といつも考えながら鋭意制作中です。ご期待ください。

【サウンドデザイナー:花岡拓也氏】

「モンスターファーム」サウンド/SE
「スーパーロボット大戦」シリーズ サウンド/SE

[コメント]
新しい技術や開発環境への挑戦はいつでもわくわくするものです。この「VRという技術の中にある奇妙な世界」を知った時、カティアは既に生き生きと存在していました。彼女に対する愛しさと、ギミックへの暗い情熱。どちらも視覚に加えて、更にもう一歩、プレーヤーの感情をかき立てるようなサウンド制作を進めていますので、どうぞご期待ください。