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流れ星がヒット祈願でコラボギャグを披露! 「無双 OROCHI3」完成発表会開催

「最も多い操作可能なキャラクターを持つハックアンドスラッシュゲーム」としてギネス認定!

9月27日(Steam版10月16日)発売

価格:
7,800円(税別、通常版)
10,800円(税別、プレミアムBOX)
15,800円(税別、TREASURE BOX)
11,300円(税別、Deluxe Edition)
CEROレーティング:C(15才以上対象)

 コーエーテクモゲームスは、プレイステーション 4/Nintendo Switch用タクティカルアクション「無双 OROCHI3」の完成発表会を9月27日に開催した。「無双 OROCHI3」の価格は7,800円(税別)より。同日よりシーズンパスの販売および、ダウンロードコンテンツ第1弾の配信を開始している。

 発表会では、シリーズ開始当初制作に関わっていた鯉沼久史代表取締役社長が登壇し、「『無双 OROCHI』シリーズは11年前にスタートした“無双オールスター”作品。当初は『三國志』vs『戦国』という企画が提出されたが、各武将が登場するファンタジー作品をという事で進行していった」と企画の立ち上げ当初を振り返る。

 さらに「最初は信長が操られ、ラスボスとして登場するといったストーリーだったが、我社にとって織田信長は大切なキャラクターなので悪役にはふさわしくないと開発陣を説得した。そういったいきさつから敵はOROCHIとなり、タイトルにもなった」と制作秘話を披露した。鯉沼氏は「お祭りソフトがここまで続くとは感慨深い」としながらも、今作について「東京ゲームショウ2018では30台の試遊台を用意し、ステージイベントにも多くのファンに集まっていただいた。ファンの期待を感じており、すでにプレイした人からも『爽快で楽しい』との意見を頂いている」と自信を見せた。

鯉沼久史代表取締役社長。シリーズ1作目の開発当時を振り返り、制作秘話などを披露
「無双 OROCHI3」を手がけた古澤正紀プロデューサー。ゲームについての解説を行なった。

 ここからは、コーエーテクモゲームスの古澤正紀プロデューサーと、ゲストの元なでしこジャパン・丸山桂里奈さん、お笑いコンビの流れ星(ちゅうえいさん、瀧上伸一郎さん)によるトークショーが繰り広げられた。ちなみに瀧上さんは所属事務所の浅井企画のeスポーツ部の部長さん。ちゅうえいさんも部に所属しているのだが、幽霊部員状態だとか。ところが、「真・三國無双」はちゅうえいさんの方がプレイしているようで、ちゅうえいさんは名前が一緒ということで好きな武将「董卓」について細かいうんちくを披露したほか、「拠点兵長を倒すと援軍が来ないので、コツコツと拠点兵長を倒してから、じっくりとザコを全滅させていくのが壮快」とプレイスタイルを語っていたのが印象的だった。

 「無双 OROCHI3」については、瀧上さんが「迫力が凄い。ボタンの連打で進めるなど操作性がよく、爽快感が凄い」と感想を述べると、丸山さんも「アテナでプレイしましたが、こんなにハマるものが日本中にあるのかなと思いました。私の中で深くはまりました」と持ち前の独特な表現でコメント。「ボタンが押しやすく(ここで瀧上さんから『それはゲーム機のことですよね?』とツッコミ)、簡単にすぐ必殺技が出るし、たくさんの人を一気に倒せるのが楽しい」とアピール。

 実は丸山さんのマネージャーさんが「無双」シリーズの大ファンということで、「マネージャーが『ありとあらゆるものが“無双”になればいいのに』と言ってました」とよくわからない表現で説明をしたが、それだけ好きということなのだろう。

ゲストの元なでしこジャパン・丸山桂里奈さん。独特な表現での説明が魅力
とにかく片っ端から縦横無尽にギャグに繋げていくちゅうえいさん(右)と、浅井企画のeスポーツ部の部長さんを務める瀧上伸一郎さん(左)

 古澤プロデューサーは「無双 OROCHI3」の魅力を、「総勢170名のキャラクター」、「人気キャラクターたちの夢の競演」、「神術アクション」の3つの面から説明。「総勢170名のキャラクター」に関しては、「最も多い操作可能なキャラクターを持つハックアンドスラッシュゲーム」としてギネスレコードに認定されることとなり、会場で認定式も開催された。これまでもレコードを持っていたのはコーエーテクモゲームスの「真・三國無双」シリーズの持つ“52キャラクター”だったが、「無双 OROCHI3」では大きく超え170名となっている。古澤プロデューサーは「冗談のようだったが、きちんとキャラクターを作り上げ、(記録を)達成できて嬉しい」と語った。

 また、「神術アクション」について古澤プロデューサーは「『無双 OROCHI3』では“神”が1つのテーマとなっている。これまでも一騎当千の爽快感がったが、神術アクションによってこれまでを上回るアクションを楽しめる」と、アクションの進化を説明した。

【総勢170名のキャラクター】
【ギネスレコードを記録!】
ギネスレコードの認定員の寺西氏から認定書を受け取る古澤プロデューサー
【人気キャラクターたちの夢の競演】
【神術アクション】

 最後に丸山さんは「プレイして本当に楽しい。これまでゲームはやったりやらなかったりしましたが、今回の発表会への参加をきっかけにゲームを買ってやります」と力強く語った。

 そして古澤プロデューサーはファンに向け、「半年前に制作発表し、大きな反響があり、ファンのみなさんにきっちり応えるために制作してきました。開発は山あり谷ありでしたが、最高の作品ができたと自信を持って言える」と語り締めくくった。

【1番理想に近い登場キャラクターは誰だ?】
「1番理想に近い登場キャラクターは誰?」という質問に丸山さんはフリップのように答えたところ、古澤プロデューサーが3人のキャラクターを選出。劉備は“耳が大きい”という記述もあるということで、その通りにモデリングもキチンと再現されているという
3人のキャラクター以外にすべてを兼ね揃えたキャラクターがいるということで、オチとして登場したのが「牛鬼」。「これ、人間ですか?」と釈然としない表情の丸山さんだったが、「プレイするときは牛鬼を選択します」とコメント
【1日神様になれたら何をしたい?】
「1日神様になれたら何をしたい?」という質問に、流れ星のちゅうえいさんは「絶対にウケるギャグ!!」といかにもらしいコメント。司会から「神様ギャグがありますよね?」とふられて「肘神様」のギャグを披露
【「無双 OROCHI3」ヒット祈願!! 夢のコラボギャグ披露】
ラストに「無双 OROCHI3」ヒット祈願ということで、丸山さんと流れ星でコラボギャグを披露。“あごを天秤にかける”というギャグをベースに、「無双 OROCHI3」を売れるか売れないかの天秤にかけル所からスタート。最初は丸山さんの“売れない”方に止まってしまうが、丸山さんがツッコむことで“売れる”ほうに移動するという、ついつい忖度してしまう大人的にはドキドキするギャグを披露。ちゅうえいさん的にはそのドキドキがキモなのだとか
会場に置かれていたパッケージ