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Xbox One、マウスとキーボードのサポートを正式表明

対応はデベロッパーの自由。「Warframe」が初対応タイトルに名乗り

9月25日発表

 Microsoftは米国時間の9月25日、Xbox Oneにおいてマウスとキーボードを正式にサポートする方針を明らかにした。10月にもXbox Insider Programにおいてβテストがスタートし、11月10日に対応タイトルが発表される予定。

 Xbox Oneのマウス/キーボード対応は、Xbox Oneが発表されて以来、長らく検討が進められてきたことのひとつ。1つ購入すればXbox OneとWindows 10 PCの両方でプレイできるXbox Play Anywhereプログラムをスタートさせてからは、ユーザーからの要望も多くなり、開発に本腰がいられることになった。

 キーボードについてはすでに動作しており、実質的に対応済みだったが、今後はマウスも動作し、マウス/キーボードというPCプラットフォームのインターフェイスでXbox Oneタイトルのプレイが可能となる。プレミアムパートナーにはペリフェラルの分野で長年協力関係にあるRazerを選び、別途Razerからもアナウンスが行なわれる見込み。

 実際にXbox Oneでマウス/キーボードでゲームをプレイするためには、ゲーム側が対応する必要があり、現時点ではDigital Extremesの「Warframe」のみが対応を表明している。それ以外のタイトルについては11月10日のライブ配信で明かされる予定。なお、Xbox Oneタイトルのマウス/キーボード対応は、Xbox Oneタイトルを発売する上での満たすべき義務ではなく、完全にオプションで、タイトルごとにデベロッパー側が自由に決められる。

 もっとも、現在は、多くのタイトルがXbox OneとPCの両方にタイトルを展開しており、対応させることのハードルは低い。Xbox Oneにも「Call of Duty: Black Ops 4」、「Battlefield V」、「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」などなどマウス/キーボードに最適化されたゲームは多い。今後、多くのタイトルでマウス/キーボードでゲームが楽しめるようになることを期待したいところだ。