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防具破壊は紳士淑女のたしなみ 「ソウルキャリバーVI」魂は燃えているか!?スペシャルステージ

櫻井孝宏さんと赤崎千夏さんが実機で対戦

9月22日 開催

会場:幕張メッセ

 9月22日、東京ゲームショウ2018(TGS2018)バンダイナムコブースにて「SOULCALIBUR VI 魂は燃えているか!?スペシャルステージ」が実施された。

 ステージには本作で「グロー」役を務める櫻井孝宏さん、「ソン・ミナ」役を務める赤崎千夏さんに加え、プロデューサーの大久保元博氏とバトルディレクターのおおさか氏、そして”蒼き悪夢”ナイトメアくんと実機プレイのアシスタント役として「EVO2012」の「ソウルキャリバーV」大会世界チャンピオンとなった経歴を持つデコポンさんが出演。櫻井さんはグローのダブルセイバー、赤崎さんは「ザサラメール」の携える大鎌をもっての登場。

 本作に参加した時の感想を聞かれ、櫻井さんは「オーディションの時にキャラクターの説明を頂いて、やりたいキャラクターで出たいタイトルだと思いました。見事決めて頂いて嬉しかったです。また収録が歴史ある作品ということもあり、こだわりがありました。ダークヒーロー的な喋りのトーンで、低音でお願いしますといった演技指導を頂きました。ぜひともプレイしてください」として、赤崎さんは「ソン・ミナは女の子らしいというより男勝りなくらいの勢いで元気よく、戦いの時はカッコよく感じて頂けるように演じました。タイミングを合わせるのがなかなか難しかったので、ゲームではその雰囲気を感じて欲しいです」と話した。

ナイトメアくん(かっこいい)

 そしてステージは端でポーズをキメるナイトメアくんとともにゲーム紹介へ。本作は3D空間を動き回り剣戟を浴びせ合う武器格闘アクションゲームで、強力な「縦斬り」をいかに叩き込むかが勝利に繋がる。ただ3D空間ということで奥や手前に避けられてしまうため、これを「横斬り」で潰したり、相手の強力な攻撃を「リバーサルエッジ」で捌き、「クリティカルエッジ」で一撃必殺を決めるといったシステムが存在する。それぞれの操作はたとえば2D対戦格闘のようにコマンド入力が必要なわけではなく、初心者でも楽しみやすいようにワンボタンで繰り出せるようにデザインされている。

 また櫻井さんがグロー、赤崎さんがソン・ミナを操作しての対戦も実施。「そんなに上手くない」という櫻井さんとステージの前に「少し触った」赤崎さんでほぼ互角の戦いを繰り広げた。クリティカルエッジをリバーサルエッジでしのぎきったり、グローのクリティカルエッジによってミナの防具が破壊されるシーンも確認できた。

 次に紹介されたのは「CREATION」。自分だけのオリジナルキャラクターを作れるシリーズおなじみの機能だが、本作では人間の姿に加えてスケルトンやクリーチャーの見た目も作成可能。「御剣」の刀で戦うスタイルに翼の生えた魔王のようなフォルムのキャラクターや、スタッフたちが考えた櫻井さん、赤崎さんをイメージしたキャラクターが登場。両名のキャラクターで2人が対戦することに。

 ところで、「ソウルキャリバー」といえば「武器格闘」だが、それと同じくらい「防具破壊」も重要なゲーム要素であろう。それを教えられた2人の対戦では、互いに互いのキャラクターを”脱がす”ことに熱中。ジャケットを壊されインナーが露出する赤崎さんキャラクター、クリティカルエッジで全ての防具を一気に剥がされる櫻井さんキャラクター。防具の破壊は上級者向けのシステムではあるが、各キャラクターに用意された「リーサルヒット」を当てることで可能だという。殺伐とした「ソウルキャリバー」らしくない、相手のキャラクターを剥くことに特化したほんわかした(しかしある種殺伐とした)空気で対戦が進んだ。

 イベントのラストでは、9月29日より10月1日12時にかけて実施されるオンラインマッチングテストの開催を発表。PS4とXbox Oneで実施予定となっている。また10月14日に開催予定の中野のRed Bull Gaming Sphere Tokyoでの発売前大会の参加受付を実施している。同大会は先着192名が参加可能。