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セガゲームス、「けものフレンズ」新プロジェクトを発表! 新たなVTuber発掘オーディションも開始
2018年9月21日 19:27
セガゲームスは、東京ゲームショウ2018の特設ステージにて、新たな2つのプロジェクトを発表した。
最初に公開されたプロジェクトは大人気アニメ「けものフレンズ」に関する新企画。発表の瞬間には先日公開されたばかりの「けものフレンズ2」のPVが流され、会場には「まさか!?」という空気とともに客席がざわつく瞬間も。また発表とともに、ステージにはアニメ「けものフレンズ」でサーバル役を担当した尾崎由香さん、フェネック役の本宮佳奈さん、PPP・コウテイペンギン役の根本流風さん、マーゲイ役の山下まみさんが登壇。それぞれが自分の演じたキャラクターの姿となって登場し、会場を大いに盛り上げた。
そんな「けものフレンズ」プロジェクトの第1弾として発表されたのはスマートフォン向けソーシャルゲーム「共闘ことばRPG コトダマン」とのコラボ。「けもフレ」キャストに続いて登壇した「コトダマン」プロデューサーの中村たいら氏は「スタッフのなかに『けもフレ』ファンが多かったこともあり、こちら(セガ)から打診してコラボさせていただいた」と企画の経緯を明かした。
コラボの内容としては、サーバルをはじめとした人気キャラクターの「コトダマン」化が挙げられた。各キャラクターのボイスは、オリジナルキャストによる撮りおろしが収録され、さらには「けもフレ」にちなんだ“ことば”を使ったイベントが開催されるという。さらに中村氏はコラボで使われるキャラクターの動くグラフィックスと開発中のプレイ画面を公開した。
コラボに続いて発表されたのは、なんと「けものフレンズ」のゲームをセガが制作するというもの。この発表を行なったセガゲームスの岩城農氏に対して、キャスト陣は「機種はなんですか!?」、「どういうジャンルなんですか!?」、「キャラの声は!?」と怒涛の質問攻め。しかし、岩城氏は情報を明かすことなく「12月には続報を出せる予定」と予告するところまでにとどまった。
セガの描く新世代オーディションプログラム「VER.」
「けものフレンズ」関連の発表を終え、次に岩城氏が発表したプロジェクトはVTuberを対象に行なう新世代のオーディション「VER.」。この発表に際して、ステージにはフリーライターのマフィア梶田氏と本プロジェクトのプロデューサー・さわいみかさんが登壇。今回のプロジェクトの趣旨をプレゼンした。オーディションではVTuberを対象としたエンタメ部門とイラストや作曲を対象としたクリエイター部門の2つの分野で募集をかけるという。合格者にはセガがスポンサードを行ない、その際にはセガゲームズ側が指定するタイトルでの配信やイベントでの登壇などが条件になるとのこと。
マフィア梶田氏は今回の企画について「VTuberは記事も書いていますが……ハマりましたね。でも、少数だったVTuberが爆発的に増えた結果、新しい人を探すのが難しくなってしまった現状もあります。それを、あのセガさんがですよ!? 良くいえば挑戦的、悪くいえばバカ(笑)! そんなセガさんが新世代のVTuberを探そうっていうんですよ! どうなるのか気になってしょうがない!!」と興奮気味にコメントした。本オーディションは、9月29日エントリー開始となる。応募方法などの詳細は以下の公式サイトを確認してほしい。
「けものフレンズ」という人気ジャンルに続き、VTuberというまだまだ開拓の余地があるジャンルへ果敢に攻め込むセガゲームス。新たなプロジェクトがよき未来を導くよう期待したい。