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東京ゲームショウ2018にて「荒野のコトブキ飛行隊」がテイクオフ!
主演キャスト陣も集結した、プロジェクト発表会の模様をレポート!
2018年9月21日 18:44
バンダイナムコゲームスはTGS2018会場にて「荒野のコトブキ飛行隊」アニメ&ゲーム プロジェクト発表会を開催した。
壇上にはTVアニメ「荒野のコトブキ飛行隊」プロデューサーのバンダイナムコアーツ・有澤亮哉氏、スマートフォン向けアプリ「荒野のコトブキ飛行隊 大空のテイクオフガールズ」プロデューサーのバンダイナムコエンターテインメント・伊藤翔平氏と、登場キャラクターを演じる6名の声優陣、そしてミリタリー監修をつとめる二宮茂幸氏らが登壇し、本プロジェクトの概要と魅力が明らかになった。
まず有澤氏から、本作が「美少女×レシプロ空戦アクション」というコンセプトの作品であること、アニメ版は3DCGと作画のハイブリッド作品であることの紹介があり、伊藤氏のゲーム制作チームと密に連動してのプロジェクトであることなども語られた。
続いて壇上にはキリエ役・鈴代紗弓さん、エンマ役・幸村恵理さん、ケイト役・仲谷明香さん、レオナ役・瀬戸麻沙美さん、ザラ役・山村響さん、チカ役・富田美憂さんの6名が登場。それぞれ演じる役への意気込み、キャラクターの印象を語っていった。
鈴代さんはキリエを「自分ととても近い人物なイメージ」と語り、幸村さんはエンマが「初めてオーディションで合格した役」だという。ケイトを演じる仲谷さんは、寡黙でクレバーな女性を演じる挑戦を楽しんでいるとコメント。瀬戸さんは「レオナの頼れる隊長というイメージだが、そうではない素顔も表現したい」と意気込み、山村さんはレオナと支える副隊長ザラを「チームの中では大人な女性。お酒好きという自分との共通点もあり、演じられるのがとても楽しい」とコメント。富田さんはやんちゃなチカを演じる際に「小学校時代の同級生を想像しながら演じている」と、アフレコ時の様子を語っていた。また収録時には、水島努監督が現場の和やかな空気を作ってくれていることなどもそれぞれの口から語られた。
アニメ制作チームのこだわりについての話題では、作中で主人公たちが搭乗する戦闘機「隼」をコクピットまで細密に再現する際の苦労について、ミリタリー監修の二宮氏をまじえてトークが繰り広げられた。隼は零戦などと比べると現存する資料が少なく、制作の際には二宮氏の知己をたどって、当時の貴重な操縦説明書を所有する研究者の協力を得た経緯などが明らかになった。さらにこの日は初公開の情報として、主人公6人が乗る隼のパーソナルカラーデザインが紹介された。
また伊藤氏は、開発中のアプリゲーム「荒野のコトブキ飛行隊 大空のテイクオフガールズ」を紹介した。こちらはアニメ版のキャラクターに限りなく近いグラフィックスを目指し、動きや細部のディテールなどにこだわってCG表現が作られているとのこと。ストーリーモードでは水島努監督が手がけるアニメのテンポ感を重視し、違和感なくアニメを追体験できるような描写を目標としている。また実在の戦闘機の性能を、どのようにゲーム的に落とし込むかなど、リアルさとゲームとしての完成度のすり合わせを二宮氏に監修してもらっており、システム面でも制作チームのこだわりが垣間見えるものになるそうだ。
アニメのアフレコは今まさに進行中とのことで、キャスト陣も今後の展開に意欲を見せていた。TVアニメ「荒野のコトブキ飛行隊」は2019年1月放送予定。ゲーム「荒野のコトブキ飛行隊 大空のテイクオフガールズ」は2019年冬に配信予定で、現在事前登録が受付中となっている。さらにバンダイのフィギュアブランド「魂ネイションズ」からキリエのデフォルメフィギュアの発売が決定し、10月28日にはイベント「TAMASHII NATION2018」内でのキャストトークステージも決定したこともステージの最後に告知された。
©荒野のコトブキ飛行隊製作委員会
©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.