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昔懐かしベルトスクロールアクションが集結!「カプコン ベルトアクション コレクション」試遊レポート
2018年9月21日 11:26
カプコンは、プレイステーション 4/Xbox One/Nintendo Switch用「カプコン ベルトアクション コレクション」のダウンロード版を9月20日より配信を開始した。また、パッケージ版は12月6日に発売となる。
「カプコン ベルトアクション コレクション」は新移植2タイトルを含む、同社のベルトスクロールアクションゲームを1本にまとめたタイトル。今回TGSのカプコンブースにて試遊することができたので、試遊レポートをお伝えしたい。
難しいけどおもしろい!昔懐かしのベルトスクロールアクション
往年のアーケードゲーム。その中でもベルトスクロールアクションゲームのみを集めた本作は昔懐かしいタイトルロゴが並ぶスタート画面から始まる。「ファイナルファイト」、「ザ・キングオブドラゴンズ」、「キャプテンコマンドー」、「ナイツ オブ ザ ラウンド」、「天地を食らうⅡ 赤壁の戦い」、「パワード ギア」、「バトルサーキット」。どのタイトルも名作だが、筆者は中学生のころプレイステーションでプレイしたことがあり、思い出のタイトルともいえる「キャプテンコマンドー」を選択。
プレイ画面は懐かしのタイトル画面から、キャラクターの選択画面に進む。「ベビーコマンドー」強くて好きだけど、王道の「キャプテンコマンドー」もいいな、「ニンジャコマンドー」ってどんなのだっけ?なんて考えている間に1番苦手な「マミーコマンドー」になってしまった。久しぶりなもので、キャラクターの選択に制限時間があることをすっかり忘れていた。
ステージが始まった瞬間、懐かしさが蘇る。弟に下手だからと馬鹿にされたこと、悔しくて1人で練習したけど全然うまくなれなかったこと、Stage4のボスが全然倒せなかったこと。当時の思い出がフラッシュバックする中、ゲームがスタート。
ベルトスクロールアクションは横だけでなく縦にも動けるので、敵と位置がズレているとこちらの攻撃が当たらない。裏を返せば敵の攻撃も当たらないということでもあり、自キャラクターの立ち位置が非常に重要となる。そうして立ち位置に気を付けつつ雑魚キャラクターをどんどん倒していくと、最後にボスキャラクターが登場する。このボスキャラクターはタックルしてきたりボウガンを連射してきたりと、雑魚キャラクターと全く違う怒涛の攻撃を繰り広げてくるのも楽しい。。久々にやるとかなり難しくも感じたけれど、「確かにこんな感じだったな」と懐かしく思いつつ、ボスを倒した時の喜びはあの時のままだ。
今回は短い時間での試遊だったので「キャプテンコマンドー」のみのプレイとなったが、子どものころ夢中で遊んでいたゲームが時を経て最新機種でプレイできるというのは嬉しかった。大人になって再びプレイするとあの時よりも下手になっているのを痛感したが、本作はマルチプレイにも対応しているので、ほかのプレーヤーと協力することで、いままでいけなかった未知の領域にも行けるかもしれないと感じた。
「カプコン ベルトスクロール アクション」はすでにダウンロード版で配信が開始されているので、タイトルのラインナップにピンとくる人はぜひ再びプレイしてみてほしい。もちろん、古き良きベルトスクロールが一気に7タイトルも遊べる本作は、はじめてプレイするにもうってつけだ。