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「神宮寺三郎」が若くてスタイリッシュに! 今までとは全く違う最新作

「ダイダロス:ジ・アウェイクニング・オブ・ゴールデンジャズ」ステージ

9月20日~23日 開催

会場:幕張メッセ

 東京ゲームショウ2018の初日となる9月20日、アークシステムワークスのブースにて、プレイステーション 4/Nintendo Switch/Steamで12月13日発売予定の推理アドベンチャー「ダイダロス:ジ・アウェイクニング・オブ・ゴールデンジャズ」のステージイベントが開催された。登壇者は、プロデューサーの金子宝巨氏と、プロジェクトディレクターの眞名井はるか氏。

 「探偵 神宮寺三郎」シリーズは、1作目の登場から30年以上が経過した老舗のアドベンチャーゲームシリーズ。最近ではPS4/Switch向けの新作「探偵 神宮寺三郎 プリズム・オブ・アイズ」も発売されている。

メインビジュアル

 今回紹介された最新作「ダイダロス:ジ・アウェイクニング・オブ・ゴールデンジャズ」は、これまでの作品とは印象が異なる。舞台は過去のニューヨークで、若かりし頃の神宮寺三郎を描く。コンセプトは、三郎の思考を体現しようというもの。

 シナリオを担当したのは、「探偵 神宮寺三郎 夢の終わりに」のシナリオを手掛けた稲葉洋敬氏。制作にあたり、金子氏は稲葉氏に「今までとは全く違う『神宮寺三郎』を作りたい」と提案し、稲葉氏も「違うものならやりたい」と答えたという。その結果、金子氏が「シリーズのファンに怒られるのではないか」と心配するほど違った印象の作品になっているそうだ。

 続いて本作に登場するメインキャラクターが紹介された。主人公の神宮寺三郎は、ニューヨークで探偵をしていた神宮寺京助の孫という立ち位置。シリーズではハードボイルドな探偵だったが、若々しくスタイリッシュな印象に代わっている。

主人公の神宮寺三郎。これまでのハードボイルドな印象からはまるで違う

 シリーズでは三郎の助手を務める御苑洋子は、今回はまだ学生。留学先のニューヨークで三郎と出会うことになるが、この時点では冷たい印象のあるキャラクターなのだという。

 三郎の祖父の神宮寺京助は、ニューヨークで探偵業を営んでいる。声優は、これまで神宮寺三郎の声を担当してきた小杉十郎太さん。京助は三郎にとって憧れの存在であり、シリーズに登場してきた三郎がどのように生まれたかを描くために起用したという。

 アビーは三郎の幼馴染で、大人になってから再び三郎と出会う。本作ではヒロイン的存在になるという。ちなみに東京ゲームショウ2018最終日の23日のステージには、アビーの声優の小林愛香さんが登場するトークショーが開かれる予定となっている。

助手になる前の御苑洋子と、三郎の祖父で探偵の神宮寺京助
三郎の幼馴染のアビー

 本作の発売日は12月13日で、価格はパッケージ版が7,549円、ダウンロード版が6,990円。また限定版「Limited Edition」も用意される。内容は、特製三方背BOX、「夢の終わりに」20周年メモリアル卓上カレンダー、オリジナルサウンドトラックCD、設定資料となり、価格は10,584円。さらに通常版・限定版ともに早期購入特典として、オリジナルコルクコースターが用意されている。

 本作の体験版は東京ゲームショウ2018のブースにて試遊できるほか、「探偵 神宮寺三郎 プリズム・オブ・アイズ」にも収録されている。

通常版
Limited Edition
【スクリーンショット】