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300人規模のファンが大阪に集結、大盛り上がりの「タガタメサマーステージ in 大阪」レポート
オフレコトーク飛び出し過ぎのサービス精神旺盛の運営陣と来場者が一緒に楽しんだ!
2018年8月29日 07:00
gumiは8月25日、サービス中のAndroid/iOS/DMM GAMES用タクティクスRPG「誰ガ為のアルケミスト(以下、タガタメ)」のオフラインイベント「『タガタメサマーステージ in 大阪』」-オフラインカフェスペシャル―」を大阪の梅田スカイビルにて開催した。
2016年1月に配信開始を開始し、様々なコンテンツの追加や他作品とのコラボレーションを実施してきた本作。ちょうど8月23日より「進撃の巨人」とのコラボレーションが始まっており、地上波でのテレビCMも放映され……とまさに盛り上がっているタイミングで開催された。
オフラインイベントは大盛況で、会場には300人規模のユーザーが訪れ、グッズを購入したり、他のプレーヤーと交流したり、対戦したりと思い思いに楽しんでいた。また運営側も「ユーザーとの交流を大事にしている」と公言しているとおり、ステージイベントはもちろん以外のタイミングでは来場者に名刺を配ったり、一緒に写真撮影などをして交流を深めている姿を見ることができた。
本稿ではそんなイベントの様子をレポートしていく。
「進撃の巨人」とのコラボイベントがスタート、新規実装予定のレイドシステムからCMの裏話まで!
本作では8月23日より「進撃の巨人」とのコラボレーションイベントがスタートした。コラボレーションは9月20日まで開催予定で、現在は前半部分が実装されており、コラボオリジナルの書き下ろしシナリオや「エレン」、「ライナー」といった原作のキャラクターが実装されている。
今後実装される後半パートでは「リヴァイ」、「ミカサ」、「ハンジ」といった人気キャラクターが登場するほか、新システム「レイド機能」をひっさげて「超大型巨人」が登場する。
会場では実際に「超大型巨人」がゲーム内に登場している姿や、新キャラクター達のスキルが披露された。どれもインパクトは大きく会場は盛り上がりを見せたが、特に印象的だったのは「超大型巨人」だ。原作を再現した様々な攻撃方法はもちろん、画面を占める圧倒的な大きさ、そしてその数百万という膨大なヒットポイントだ。ディレクターの藤田泰正氏によると、あくまでも調整中ですがという前置きの上で、「レイド機能なので複数のプレーヤーで一体の敵を攻撃するイメージです。あまりにHPが少ないとすぐ倒されてしまうのでかなり大きな数字になっています」と話した。
そして今回のコラボレーションではTwitterキャンペーンや、ファミリーマートとのコラボイベント、そしてTVCMなどプロモーションにも力を入れているという。会場には本CMに出演している桃月なしこさんも応援にかけつけた。
「コラボクエストはプレイされましたか?」と聞かれた桃月なしこさんは「(現時点で実装されている)前半部分は終わりました。エレンが欲しくてガチャを回したのですが、後半で実装されるリヴァイも欲しいので、幻晶石(ゲーム内でガチャを回したり、コンティニューなどに使用する)は節約しています」とすっかり「タガタメ」にハマっている様子だ。
TVCM撮影時の裏話について聞かれた桃月さんは「猛暑日の朝からの撮影で、衣装もすごく暑かったので大変でした。ブランコにも何回も乗ったし、ジャングルジムにも何回も登りましたし……。スタッフの方に撮影の合間に保冷剤を挟んだりしてもらったりしましたね」とコメントしたところ、同日に撮影していたWEB限定のCMに出演したタガタメ芸人でお笑いコンビLLRの福田恵悟さんからは「僕らなんか冷却スプレーみたいなやつを出演者同士で使いまわしたり、小さな扇風機とかしかありませんでしたからね」と当日の大変さを語っていた。
ちなみにこのWEB限定のCMはプロデューサーの今泉潤氏が監督で、「絵コンテはまったく考えてなくて、とりあえず公園でモノボケしようみたいなところから始めました。そこからコンテを決めてから撮影までは50分くらいです。私を含めて3人のスタッフで撮影しました」という驚きの情報が飛び出した。
オフレコ話連発! ユーザーからの質問コーナー
本イベントで大きく盛り上がったのがユーザーからの質問コーナーだ。その場で手を挙げたユーザーの質問に答えるものと、イベントの来場者が入場時に記入した質問に答えるという2つのコーナーがあったのだが、サービス精神旺盛な今泉氏と藤田氏からは“オフラインイベント”だけにSNSにも投稿禁止な“オフレコ”な回答が飛び出した。
当初の予定を大幅にオーバーし、来場者が記入した質問に答えるコーナーでは全員の質問に答えるという大盤振る舞いだった。途中駆け足な部分もあったが筆者が確認できた範囲でも70問(!)以上のユーザーからの質問に答えていた。
質問の内容も様々でゲームの攻略に関する質問から、「好きな寿司のネタは?」といった回答や、「彼女はいるんですか?」といったプライベートな内容まで様々。ボリューム面と内容的に掲載できないという面があるので、本レポートでは割愛させていただくが、ほぼすべての質問に答える今泉氏と藤田氏のサービス精神の多さには恐れ入った。
イベント終了後の今泉氏に直撃インタビュー!
といった具合で怒涛のイベントだったのだが、イベント終了後にインタビュー取材にご対応いただいたので、その内容をお届けしよう。
--本日はお疲れ様でした。今日のイベントを終えた感想を一言頂いても良いでしょうか。
今泉氏: 今年の5月に神戸で「ファントムオブキル(以下、ファンキル)」と「タガタメ」の2タイトルの合同のイベントを実施したのですが、「ファンキル」はイベントを続けてやってきたので、コミュニティができているのですが、「タガタメ」はこういったリアルイベントをやってきたというわけではなかったので、今回は周年以外の大規模なイベントだったのですが、多くの方に来場いただいて改めて手応えを感じました。
--来年1月の3周年に向けて今後もオフラインのイベントを実施されていくとのことですが、場所や時期など今お話いただける内容はありますか?
今泉氏: まずは9月に仙台に行きます。10月にもその他の地域での開催を予定しています。
--今回のイベントとこれまでのイベントを比べて変化を感じた部分はありますか?
今泉氏: これまで福岡、高知とオフラインイベントを実施してきたのですが、今回は特に「ドラフトマッチ」をプレイしてくれた方が多くて、プレイすれば楽しいというのが伝わってきたのかなぁと思います。
-ーコラボやCMをきっかけに「タガタメ」を知ったという新規ユーザーに向けてのメッセージはありますか?
今泉氏: 配信から2年を迎えコンテンツも非常に増えていて、ストーリーもやればやるほど色んなストーリーとイベントが繋がっているので飽きずにプレイしていただけると思います。またいわゆる初期キャラクター達も新システムで強化されていたりと、どのキャラクターを育てても楽しめる作品になっていますし、いわゆる課金しなければ楽しめないゲームではないと思います。
なかなか配信から時間が経っているタイトルですと、新規に始めにくいという方もいらっしゃるかもしれませんが、今新規にプレイすると2年分のログインボーナスがもらえるというキャンペーンを実施しておりますので、TVCMや「進撃の巨人」をきっかけにプレイしていただければと思います。
--ありがとうございました。
とにかくオフレコ話が多すぎて面白さをすべて伝えられないのが残念だが、運営と来場者、そして来場者同士で「タガタメ」トークで盛り上がっているのが印象的だった。
例えば揃っての「タガタメ」ファンでイベントに来場したというご夫婦や、イベントで初めて会った人同士が打ち解けて盛り上がっていたりと、会場で全員がイベントを楽しんでいたのが印象的だ。今後も3周年に向けて様々な場所でオフラインイベントを実施していきたいとのことなので、ゲームも楽しみつつオフラインイベントにもぜひ参加してみて欲しい。
©FgG