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MSI、NVIDIAの最新アーキテクチャTuring採用「GeForce RTX 20シリーズ」を発表

8月21日 発表

 MSIは、NVIDIAの最新アーキテクチャTuringを採用したGeForce RTX 20シリーズ搭載製品を順次発売すると発表した。その最新製品となるGeForce RTXシリーズは、ドイツ・ケルンで開催される「Gamescom 2018」に先立ち開催された同社の特別イベント「GeForce Gaming Celebration」で発表された。

 同社は、「NVIDIAがPCグラフィックスの再発明と位置づける、新しいTuring GPUアーキテクチャは、これまでのプログラマブルシェーダー構造に加え、リアルタイムレイトレーシングを実現するRTXプラットフォームや、人工知能(AI)機能を統合することで、究極のPCゲーム体験をもたらす」とコメントしている。また、NVIDIA GeForceデスクトップ担当ディレクター Justin Walker氏は、以下のように述べている。

【NVIDIA GeForceデスクトップ担当ディレクター Justin Walker氏】

 Turingは、10年以上のNVIDIAのコンピュータグラフィックスにおけるもっとも重要な革新です。 この革新が、MSIのようなAIBパートナーが高く評価しているイノベーションの原動力となることを期待しています。

MSI GeForce RTX 20シリーズグラフィックスカード 概要

 NVIDIAの新しいTuringアーキテクチャに基づくグラフィックスカードラインナップとして、同社は以下のような製品の投入を予定している。なお、各製品の詳細や発売日、価格などについては、発売日が近づいた時点で改めて発表される。

・新たな高品位設計と3連ファンを装備したGAMING TRIOおよびDUKEシリーズは、同社が得意とする最高の熱設計を提供し、最大限のパフォーマンスを引き出す。

・空冷と簡易水冷のハイブリッドシリーズSEA HAWKは、設置が簡単かつメンテナンスフリーの水冷冷却グラフィックスカード。

・新しく追加されるVENTUSシリーズは、最小限のデュアルファン設計で、GeForce RTX 20シリーズに新風を吹き込む。

・さらに、ブロワータイプファンを採用するAEROシリーズは、グラフィックスカードの冷却に伴う排熱を背面から排出することで、システムの安定動作を可能にする。