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「ドラゴンクエストX Version 4.3 砂上の魔神帝国」を発表。「Version 4.5」に向けてのロードマップを公開!

「ドラゴンクエスト夏祭り 2018」で新情報など続々発表

7月29日 発表

会場:東京ビッグサイト

 スクウェア・エニックスは、東京ビッグサイトで開催された「ドラゴンクエスト」の関連イベント「ドラゴンクエスト夏祭り 2018」において、プレイステーション 4/Nintendo Switch/Windows//Wii U用MMORPG「ドラゴンクエストX 5000年の旅路 遥かなる故郷へ オンライン」の今後の展開を発表した。

「Version 4.3」以降の情報を続々と公開

 5月に「Version 4.2」がリリースされたばかりだが、「Version 4.3」では開発内容のボリュームがかなり膨らんでしまっているという。開発内容が膨大になっているが、各季節ごとにアップデートを行なう事を目標としているという安西ディレクターは、開発期間の延長を行なわず、開発内容の見直しを行なうと発表。

 これまでメインクエストとサブクエストの開発に加えキャラクターズファイルの作成を行なってきたが、「Version 4.3」では「新職業」が導入される。「新職業」の開発を優先し、「Version 4.3」で収録予定だったキャラクターズファイルは「4.4」にスライド。「4.4」で収録予定だった「キャラクターズファイル」は「4.5」にスライドされることとなった。

「Version 4.3」から「Version 4.5」にかけてのアップデート内容
「Version 4.3」では「新職業」の導入が優先される

 そして気になる新職業は「遊び人」。「遊び人」というとなかなか難しい職業というイメージだが、「過去シリーズ作で『遊び人』は勝手に遊んでいたが、基本はそのスタイルを踏襲しながらも、使えない職業ということは無い」と言うことだという。過去シリーズにあった「遊び人」の雰囲気を損なわず、さらに「ドラゴンクエストX」でも使用するに足りる職業を模索しているという。「勝手に遊ぶだけでなく、選んで遊んで、本気で遊ぶ」との説明があったが、安西ディレクターによれば「難しい職業ではあるが、弱い職業では無い」のだとか。「遊び人」が強いということが想像しづらいが、鋭意開発中であり、調整が続けられているという。

 この他「4,3」では要望の多かった「達人のオーブの改修が行なわれる。安西ディレクターは「『4.3』で全部なおします。根本的に見直し奥深さはそのままに遊びやすくします」と明言。現在の資産についてはなるべく損をしないように調整を進めるとしている。ただし、「石版に穴を開けるのと、メダルで交換するのはいう間は少し待って欲しい」と話しており、改修後に行動を起こした方が良さそうだ。

 また、「4.3」のメインクエストは、「Version 4」のストーリーにおいて「起承転結の“転”にあたる。大きくストーリーが動くため、かなりのボリュームとなる」ということだが、その一端が発表となった。タイトルは「砂上の魔神帝國」。舞台は古代ウルベア帝国で、ウルタ皇女が登場し物語が展開するという。現在制作中という音声も入っていないPVの一部が公開されたが、これまでにない武器なども見ることができ、非常に気になる内容となっていた。

 この他にも、「Version 4.4」、「Version 4.5」に関してもごく一部が発表となった。大きな所では「Version 4.4」における「バトルトリニティ」、「Version 4.5」における「マイタウン」。「バトルトリニティ」は、宝石などを取り合う様子が描かれたイメージ映像などが公開されたのみで内容については想像して欲しいとコメント。「マイタウン」についても2枚のグラフィックスが公開されたのみだったが、背景なども含めて大規模にカスタマイズすることができるハウジングの延長上にあるコンテンツのようだ。これらの新情報については順次発表されていく予定だという。

【バトルトリニティ】
【マイタウン】

 イベントではこの他にも、「Version 4.3」で「顔アイコンの3D化」、「Version 4.4」で「髪色ツートンカラー」、「Version 4.5」で「職業レベル上限開放」、「隠れスライム探し 新バージョン」、「家具、庭具置き場が100から200に拡張される」などが導入されることが明らかになった。

 「Version 4.5」以降について安西ディレクターは「寒くなる頃か、すごく寒くなる頃に話せれば……」とコメント。ただし、すでにそれ以降のバージョンの開発も開始されており、「Version 4」と並行して開発が進められていくのだという。

この夏の各種キャンペーンなどの情報も一挙お知らせ。