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「ガンダムビルドダイバーズフェスティバル2018」内覧会レポート

その場で組み立てたガンプラをスキャンして、仮想空間でガンプラバトルを体験!

開催期間:7月21日~9月2日

会場:ダイバーシティ東京プラザ

 BANDAI SPIRITSは、東京台場のダイバーシティ東京プラザ内にて、7月21日より9月2日まで、ガンダムとガンプラの魅力を発信するイベント「ガンダムビルドダイバーズフェスティバル2018」を開催する。その見どころを紹介するメディア向けのステージが、THE GUNDAM BASE TOKYOにて行なわれた。

 ステージには現在放送中の「ガンダムビルドダイバーズ」に出演する声優の伊藤かな恵さん(ナナセ・ナナミ役)と田丸篤志さん(ナナセ・コウイチ役)が登場し、このイベントの魅力を写真とともに紹介した。

伊藤かな恵さん(中央)と田丸篤志さん(右)。劇中と同じエプロン姿で登場

 このイベントでは、ダイバーシティ東京プラザの各所と、THE GUNDAM BASE TOKYOにて行なわれる。会期中、ダイバーシティ東京プラザ内吹き抜けの柱やエレベーターには、劇中に登場するモビルスーツやキャラクターのラッピングが施されている。またフォトスポットなどもあるので、ファンはチェックしておきたい。

エレベーターや柱に施されたラッピング。全て見つけられるか!?

 会期中は館内にてスタンプラリーも開催されている。こちらは、スタンプを規定数集めることで、「ガンダムダブルオースカイ」の特製ピンバッジがプレゼントされる。またスタンプラリーの台ではクイズが出題され、それに答えてキーワードを集めると、さらにオリジナルステッカーもプレゼント。なお特製ピンバッジは1日の配布数が決まっていて、終了後はポストカードが配布される予定だ。

スタンプ台は全部で4カ所。クイズに回答するとキーワードがわかる

 このダイバーシティ東京プラザのランドマークとなっている、実物大ユニコーンガンダム立像はこのイベントの期間中、足の下に特別なウォークスルー用のスペースを設置し、股の下をくぐれるようになる。普段は体験できない、足元から眺める迫力のユニコーンガンダムを堪能できるのだ。

 また本日はまだ設置されていなかったのだが、21日よりユニコーンガンダム立像のすぐそばの、プラザフェスティバル広場の大階段に「ガンプラ 1/1スケール ガンダムヘッド」も登場する。こちらもフォトスポットとして楽しめるはず。

立像の足元のウォークスルー用スペース。普段は見られない、迫力の角度でユニコーンガンダムを見られる
こちらはイベント開催当日からのお楽しみとなる「ガンプラ 1/1スケール ガンダムヘッド」

 ここからはTHE GUNDAM BASE TOKYOでのイベントとなる。8月の1周年に向けたイベントを開催。「未来のガンプラ研究」や「DIVE TO GUNDAM BUILD DIVERS in Summer」といった企画展示のほか、「ガンプラ組立教室」も開催。

 こちらは参加費500円(税込)で、ガンプラマイスターやスタッフによる組立指導をはじめ、組立後のガンダムマーカー塗り放題に加え、参加賞も用意される特別イベントだ。このガンプラ組立教室は、8月11~19日までの間は、実物大ユニコーンガンダム立像のあるフェスティバル広場でも行なわれる予定となっている。

「ガンプラ組立教室」組立だけでなく、お土産までもらえる嬉しい企画。参加方法や時間などの詳細は公式サイトにて確認のこと

 そして今回のイベントの目玉となるのが「ガンプラバトルラボラトリー」だ。これは、BANDAI SPIRITSホビー事業部が、未来のガンプラ開発の一環として研究を続けている、「ガンプラバトル」の実現を目指すプロジェクトの一環で、「ガンダムビルドダイバーズ」の世界観をイメージして、その場で組み立てたガンプラをスキャンして、仮想空間でガンプラバトルを体験できるという、夢のようなイベントだ。

 参加者はコーナーにあるガンプラをパーツごとに自由に組み立てて、それを3Dスキャンにて取り込むと仮想空間にそのガンプラが登場。仮想空間内のガンプラはコントローラーで操作することができ、動作確認後にバトルを行なえるというものだ。

 会場では伊藤さんが自ら作ったモモカプルを、田丸さんは劇中に登場するガンダムダブルオースカイをそれぞれスキャンし、バトル体験を楽しんでいた。

ガンプラバトルラボラトリー。右がスキャン用スペース、左が操作スペースとなる
参加者は組立済みの胴体、腕、足などを自由に組み替えて、自分だけのガンプラを作る
組み立てたガンプラをスキャン。写真の作例は、伊藤かな恵さんが制作したオリジナルのモモカプルだ
スキャンしたガンプラが画面に登場。スキャンから3D化まで約20わかかるとのことだ
3D空間に現われた機体は、ビームライフルやビームサーベルといった攻撃を行い、ターゲットを攻撃する
モモカプルの操作は制作者の伊藤さん自身が行い、最終的に12体撃破の成績で終了した
【「ガンプラバトルラボラトリー」田丸篤志さんによるガンダムダブルオースカイのバトルテスト画面】

 この「ガンプラバトルラボラトリー」は、会期中の週末土日に5回に分けて行なわれる。参加できるのは7歳から15歳までの小中学生のみで、当日は時間ごとに抽選が行なわれ、当選した人が参加できるようになっている。残念ながら大人は参加できないが、子供の頃に夢見たガンプラバトルが実現する様子をぜひその目で見てほしい。

会場には最新のガンプラも展示。当日初公開された、ダイバー姿のナナミ「ダイバーナミ」も話題に
「RGユニコーンガンダム[ゴールドコーティング]」(写真後方)など、THE GUNDAM BASE TOKYO1周年記念アイテムも発売
ダイバーシティ東京プラザ3階と4階には、BANDAI SPIRITSや各メーカーのガンダム関連アイテムが展示されている

【訂正】掲載当初、実物大ユニコーンガンダム立像の足元でガンプラ組立教室が開催される予定でしたが、連日の猛暑を受けて開催が中止されました。なお、THE GUNDAM BASE TOKYOでのガンプラ組立教室は予定通り実施されます。