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日本HP、エディオン倉敷本店で「OMEN by HP presents esportsイベント」を開催

「PUBG」でプロチームの野良連合と来場者がドン勝ち目指してチームプレイ!

6月24日 開催

会場:エディオン倉敷本店

野良連合のアジ吉選手(左)とLiavely選手(右)
実況の岸大河さん(左)

 日本HPは、6月24日に、ゲーミングPC ブランド「OMEN by HP」のeスポーツイベント「OMEN by HP presents esportsイベント」を岡山県倉敷市にあるエディオン倉敷本店で開催した。

 イベントでは、店内に作られた特設会場で、「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」(以下、「PUBG」)を使ってのeスポーツ体験会が開催された。現在PJS βリーグでドイツ行きの切符をかけて激戦を繰り広げているプロチーム「野良連合」のアジ吉選手とLiavely選手が来岡して、デモプレイを披露した。実況はゲームキャスターの岸大河さんが担当し、まったく「PUBG」を知らない人でも何をしているか分かるよう、プレイのポイントをわかりやすく解説した。

 エディオンでのイベントは、愛知県の豊田本店に続き2店目。イベント会場はテレビ売り場の一画に作られ、並んでいる展示品が実況用のモニターに早変わりしていた。テレビの前には、OMEN by HP 880が4台並べられ、2台をプロの2人が使用し、もう2台を飛び込み参戦の来場者が使用した。OMEN by HP 880は、第8世代core i7にNVIDIA GeForce GTX1080 Tiを搭載したハイパワーな水冷モデルのゲーミングPC。正面にOMENのロゴが入ったスタイリッシュなデザインのPCだ。野良連合の選手は、OMEN by HPのスポンサードを受けており、野良連合使用モデルも販売されている。

エディオン倉敷本店
当日はOMENのゲーミングPCも特典付きで販売されていた
コストパフォーマンスのいい、高性能ゲーミングPC「OMEN by HP 880」が使用されていた
会場はPC販売コーナーとTVコーナーの間あたり。展示してあるテレビが実況用モニターになっていた

 会場では、OMENのゲーミングノートを購入すると、OMENのロゴが入ったゲーミングマウスとヘッドセット、マウスパッドがもらえるキャンペーンも開催されていた。直販が基本のHPだが、こういったイベントがきっかけで、それまで置いていなかった店舗にモデル機を置くことになったこともあり、声がかかれば、今後も積極的に地方でのイベントに参加していきたいと言うことだ。

 来場者は各イベント約150人ほど。豊田本店では2時間前から並びができるほどの人気だったそうだが、倉敷本店ではプレイが始まるまでは後ろの席には空きがあった。しかし、始まると徐々に埋まっていき、結局5時間ほどのイベントの最中には、ほとんどの席が埋まっていた。筆者が驚いたのは、女性客の多さだ。2人の選手のファンが訪れており、望遠レンズでプレイ姿を撮影したり、少しでも近くにいたいからと選手の背後から立ち見をしたりと、アイドルさながらに熱く応援していた。

 また、通りかかった親子連れの、父親に手を引かれていた男の子が「PUBGだ!」といいながらゲーム画面を指さしていたりと、家電量販店の店内というありとあらゆる年代属性の人たちが行きかう場所での、「PUBG」の意外な知名度の高さにも驚かされた。

イベント会場の様子。縦長に作られた席はほぼ満員
コンパニオンのお姉さんがチラシをまいて宣伝していた
プレイ中は、アイテムの取り方や細かいルールなどを岸さんが分かりやすく解説した

 イベントではまずはプロだけのデモプレイの後、参加するお客さんを入れ替えて、2試合ずつのプレイがすべて岸さんの実況付きで披露された。デモプレイと最初のお客さんとの混合チームプレイでは、ネットの状態がよくなく頻繁に接続のアラートが画面に表示され、画面が止まったり、巻き戻ったりという状態が頻発した。そのせいで、撃ったはずの弾が当たっていなかったり、投げたはずのグレネードが手もとにあったりと、プレーヤーを混乱させる現象が起こり、そのせいもありドン勝ちには至らなかった。

 2度目のお客さんとの混合チームでは、普段からプレイしているという友達2人とプロ2人というチーム。全員が個人行動をしながら、途中で合流して手に入れたバスで中心部に移動した。しかし途中立ち寄った街で発生した遭遇戦で数を減らされてしまい、そのまま惜しくも押し負けてしまった。最高位は4位とあと少しまで肉薄したが、残念ながらドン勝ちを見ることはできなかった。

 イベントの最後には、選手たちのサイン入りのゲーミングデバイスがもらえるじゃんけん大会が行なわれた。プレイを終えて、参加したお客さんたちは「プロの人たちは、状況の報告がすごく正確で早く、その正確さと早さに感銘を受けました」、「ドン勝ちがとれなくて残念だったけれど、プロのクリアリングはすごいなと思いました」とプロのプレイを見た感想を述べた。プロの2人は「いろいろ回線トラブルもあったけれど、こういう形で一緒にできることはあまりないので、いい機会だったんじゃないでしょうか」(アジ吉選手)、「はじめてのイベント出演だったので緊張しました。大会では全く緊張しないんですが、イベントは緊張しますね」(Liavely選手)とイベントの印象を語っていた。