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実写とCGで構成されたスクウェア・エニックスの意欲作「THE QUIET MAN」

音楽・台詞などの情報伝達は基本なしプレーヤーが紡いていく作品

6月12日 発表

発売日 未定

価格:1,800円(税別)

 スクウェア・エニックスは、プレイステーション 4/Steam用シネマティックアクション「THE QUIET MAN」を発売する。発売日は未定。ダウンロード専用で価格は1,800円(税別)。ティザートレーラーと公式ホームページを6月12日に公開した。

【「THE QUIET MAN」アナウンストレーラー】

 本作は、実写のストーリーパートとCGのアクションパートで構成されたシネマティックアクション。一部を除いて基本的に音楽・台詞・字幕による情報伝達はなく、プレーヤーが起こっている出来事からストーリーを考察し、紡いでいく作品性となっている。約3時間の濃密なゲーム体験や、ドラマティックに描くための最高品質のCGクオリティを目指し制作が進行中で、公式ホームページには、プロデューサーの藤永健生氏の本作への思いが込められたコメントが公開されている。

【「THE QUIET MAN」プロデューサー 藤永健生氏】

 「言葉」というものは本当に偉大で、世界を変える力すら持っています。それは否定のしようがありません。私自身も言葉を愛し、大切にしています。一方で、人と人との間には、言葉をこえた繋がりもあるはずです--赤ん坊が母親の目を見るだけで、安全であること、愛されていることを感じるように。そして当たり前のように言葉に溢れた私たちの世界では、そのような絆に気づくことがとても難しいように感じてなりません。

 言語が私たちの意識を形作り、「言葉は命」とも形容されます。その命を投げ捨てたなら、あるいは私たちは、心と心、魂と魂が言葉をこえて共鳴するような、そんな純粋な輝きを目にすることができるのかもしれない--これが本作「THE QUIET MAN」の根幹にある想いです。言葉を捨てて、それでも残る、そして伝わる想いだけが、本当に大切なことのはずなのです。

【スクリーンショット】
ギャング集団と対峙する男―彼は一体何者なのか
実写パートからCGへのシームレスな画面遷移