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【おもちゃショー2018】その着実な進化を見よ！ 「聖闘士星矢」コーナー
コレクターズ事業部、15年の歴史を俯瞰できるブース出展
2018年6月7日 21:20
- 6月7日～10日開催(一般日は9、10日)
- 会場：東京ビックサイト 西1～4ホール
- 入場料：無料
BANDAI SPIRITSコレクターズ事業部は、今回のおもちゃショーでは「聖闘士星矢」の商品を大きく展示し、その“歴史”をアピールしていた。
2018年は、「聖闘士星矢」のキャラクター達が、金属製の“聖衣”をまとえるアクションフィギュアとして再現された「聖闘士聖衣神話」シリーズ15周年に当たる。本シリーズは特に中国で人気の高い。世界中から玩具業者が訪れるおもちゃショーは格好のアピールの場となる。
コーナーでは星矢達、青銅聖闘士よりも、黄金聖闘士が多く出展されている特に注目したいのが最初期に出ていた黄金聖闘士と、リニューアル版を並べて展示しているところだろう。12体の黄金聖闘士が新旧で合計24体並んでいる姿は圧巻である。
コーナーでは星矢達、青銅聖闘士よりも、黄金聖闘士が多く出展されている特に注目したいのが最初期に出ていた黄金聖闘士と、リニューアル版を並べて展示しているところだろう。12体の黄金聖闘士が新旧で合計24体並んでいる姿は圧巻である。
筆者のようなファンがニヤリとしてしまうのは、原作での最初期の「銀河戦争Ver.」の射手座の黄金聖衣が置いてあるところだろう。この聖衣はカモフラージュされているという設定で、後のものと大きく形が違う。シリーズを細かくチェックしているつもりだった筆者でもこれが商品化されていることを知らなかった。
このように今回の出展では、これまであまり「聖闘士星矢」に触れていなかった人はもちろん、筆者のようなファンでも「これも商品化していたのか」、「以前のものはこうだったか」など、驚きをもたらす展示になっている。
今回出展されたシリーズの新製品は直前にリリースで発表された4体。このうち完全新作は「ペガサス星矢（天界編）」である。劇場アニメ「聖闘士星矢 天界編 序奏～overture～」に登場した星矢の聖衣で、ペガサスのオブジェ形態は新規造形になっている。他にも「女神アテナ 15th Anniversary Ver.」、「冥王ハーデス 15th Anniversary Ver.」、「海皇ポセイドン 15th Anniversary Ver.」はリペイント品だが、買い逃した人にもうれしいアイテムだ。
会場で担当者にも話を聞いたが、「聖闘士聖衣神話」シリーズは、“進化し続けるシリーズ”であるという。古いものでもそのときの最高の技術が投入され、よりよいものに変わっている。特に黄金聖闘士は12体が出るためには数年のスパンがかかるのだが、並べても違和感が出ないように非常に気をつけて設計が行なわれている。
そういった制作者のこだわりと、それが生むクオリティを感じて欲しいとのことだ。今回に関しては流通業者に新製品をアピールすると言うよりも、一般日に来場者に向けて、シリーズの幅広さ、クオリティの高さを印象づけ、改めて「聖闘士聖衣神話」の存在感を広くアピールしたい。固定ファンの多いシリーズだが、さらなるファンを獲得したいという想いを込めての出展だという。
今回コレクターズ事業部がアピールしたいもう1つの目玉が「TAMASHII NATIONS QUALITYシール」。2018年9月からの商品に貼られるシールであり、海賊品、模造品を防止し、BANDAI SPIRITSコレクターズ事業部の商品であることを保証するシールである。この存在を流通業者、一般ユーザーにアピールしたいとのこと。「聖闘士聖衣神話」はその人気のため海賊版が作られやすく、被害も多い。だからこそ、対策を行なっていることをきちんと印象づけたいとのことだ。
おもちゃショーではこの強いインパクトのある展示を見ることができる。15周年を迎えさらなる進化をしていく「聖闘士聖衣神話」シリーズ。会場で、今一度歴史を振り返ってみてはどうだろうか。
