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Q-Games、iOS用オーガニックプラットフォームアクション「Eden Obscura」配信

アーティスティックな植物の世界が舞台

5月20日 配信

料金:無料(アイテム課金制)

 Q-Gamesは、iOS用オーガニックプラットフォームアクション「Eden Obscura」の配信を5月20日より開始した。基本料金は無料で、ビジネスモデルはアイテム課金制。Android版は6月1日配信予定となっている。

 「Eden Obscura」は、2008年に「PixelJunkシリーズ」の1つとして発売されたプレイステーション 3用「PixelJunk Eden」の最新作。今作では、そのアーティスティックなビジュアルと陶酔感を誘うテクノ/ディープハウスサウンドが織り成す世界観に、スマートフォンならではのカメラ機能を使い、日常風景をリアルタイムに融合させることで、より美しく進化したアート世界を冒険することができる。

【Eden Obscura Gameplay Trailer】

「Eden Obscura」の特徴

 本作は、“紙に墨汁を垂らして植物をデザインする”という独自の画法によって生まれた躍動感溢れるオブジェクトと、周囲の風景を加工してリアルタイムに生成する背景の2つを組み合わせた独創的なビジュアルの世界を探索するアクションゲーム。成長させた植物を足場に未知の場所へと進んでゆき、オーガニックに揺れ動くビジュアルと、グルーヴ感溢れるテクノサウンドに浸りながらステージを攻略していく。

アーティスティックな植物の世界が舞台。タッチとフリックの簡単操作で楽しめる

新要素「スパイス」と「グリンプ」を追加

 今作から、遊びの幅を広げる新たな要素として、ジャンプ力を高めたりステージの重力や、ビジュアルに影響を与えるアイテム「スパイス」と、新しいプレイアブルキャラとしてマニアックで癖のある性格の「グリンプ」たちが追加された。探索を進めていくと増えていく2つを好きに組み合わせることでより自由で自分好みな探索が楽しめる。

哲学にこだわる、音楽にやたらうるさいなど一癖も二癖もあるグリンプ達と、プレイを広げるオシャレなスパイス

周囲の風景を取り込んで変化する万華鏡のようなビジュアル

 本作では、独創的なステージビジュアルを生成するため、カメラから取り込んだ光の明暗や風景の動きをリアルタイムに加工して背景にしている。そのため起動した場所の風景や時間によって世界がさまざまに変化する。

こだわり抜いた加工エフェクトにより、全てのガーデンで万華鏡を覗くようなワクワク感が堪能できる

ディレクターはマルチクリエイターのBaiyon氏

【Baiyon氏のコメント】

 小さい頃からキラキラ光るスパンコールや透ける素材や石、万華鏡が好きで集めていました。その延長でスマホの向こう側の風景がスクリーン上で透けて見えるとどうなるだろうと思って、スマホでリアルタイムのカメラ機能を使うアイディアを思いつきました。人間は根源的にキラキラしたり透けているものが好きなんじゃないかと思っていて、本作はそのこだわりを持って作り上げました。ぜひ、「Eden Obscura」に自分のお気に入りの風景を取り込んで楽しんでもらえたらと思っています。