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「D2メガテン」のAR機能を使って、現実世界と悪魔の融合写真を撮ってみた!
物語を設定して悪魔達と撮影する楽しさに挑戦
2018年5月12日 19:10
セガゲームスは4月25日、Android/iOS用RPG「D×2 真・女神転生リベレーション(D2メガテン)」の大型アップデートをに実施した……というのは既報の通り。4月25日のアップデートはプレーヤーにとっては色々と注目度の高い内容だったわけだが、そんな中でもリアルな世界とゲーム内世界を繋ぐAR機能「ARView」の実装は大きかった。
ゲーム内から「ARView」を起動するとカメラが起動。現実の映像が映し出される。ここで、自分の持っている悪魔を召喚すると現実の映像に悪魔が合成され映し出される。まるで現実世界に悪魔が登場したように見えるわけだ。
「ARView」を起動すると「悪魔を召喚できる領域を探しています。端末を動かし平面を探してください」と注意書きが表示される。この時点で平面を写しているからといって、スマートフォンのカメラを動かさないでいると、なかなか画面が切り替わらない傾向にある。カメラを動かしながら平面をスキャンすることで、悪魔が登場できる範囲を認識しているようだ。
この平面をスキャンする必要性というのは完成した写真を見るとよくわかる。基本的に悪魔は地面の上にきちんと足を付けて登場する(もちろん浮かんでいる悪魔もいるが)。さらに悪魔の影も比較的平面に沿って描かれ、本当にその場にいるようなのだ。ただ、光源の処理まで計算することは難しいのか、現状は周りに写っている人々とは逆の方向に影が表示されていたりすることもあるのだが。
写真を撮影して楽しいのは、その悪魔のことを考えることもあって、悪魔への愛着がわくという点だ。実際に映し出してみると、意外に大きかったりと、驚きも大きい。映し出された悪魔はタップするとリアクションを取ってくれる。ここぞと言うときにシャッターを切ると良いだろう。
と言うわけで、個人的にもいくつか写真を撮影してみた。「D2メガテン」の舞台となるのが秋葉原、新宿、九段下、渋谷、池袋ということで、この中からいくつか舞台を選んで悪魔を登場させてみた。
セガゲームスはこの機能を導入すると同時にキャンペーン「AR悪魔フォトコンテスト」を実施しユーザーから写真を募集。先日コンテストの結果発表が行なわれた。悪魔の特長を活かしたものからストーリーを考えて撮影された力作ばかりで、実際のフォトコンテストと違いが無いほどだし、ここには写真を撮る楽しさが詰まっているように感じる。
残念なことになかなか高度な機能であるため、端末の性能に依存する部分も大きく、対応していない端末もある。今後順次対応できるようにしていくということなので、お待ち頂ければと思う。また、この機能を利用できるデビルダウンローダーは、ぜひとも悪魔を召喚して写真を撮りまくって頂きたい。
最後に一言だけ。撮影中はカメラアングルなどどうしても凝ったものを狙ってしまいがち。撮影する場所は周りの人に気を遣いながら、危険の無いように気をつけて撮影を楽しんで頂きたい。
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