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「ポケモンセンタートウキョーDX&ポケモンカフェ」オープン!
オープンに先駆け、オープンセレモニーと内覧会が開催
2018年3月14日 13:26
ポケモンは3月14日、「ポケモンセンタートウキョーDX」および「ポケモンカフェ」を東京の日本橋高島屋S.C.東館5階にオープンした。
「ポケモンセンタートウキョーDX」にはファン垂涎の限定グッズがズラリと並び、「ポケモンカフェ」ではポケモンたちが出迎えてくれる。そんな「ポケモン」尽くしの新施設のオープンに先駆け、3月13日にはプレス向けにオープンセレモニーと内覧会が開催された。
20年の時を経て、開業の地にパワーアップして再臨
オープニングセレモニーでは、まず店舗運営会社であるポケモンセンターの代表取締役社長である上郷頼臣氏が登壇した。
上郷氏は現在ポケモンセンターは大小会わせて24店舗が稼働中であり、いずれもが好調であること、なかでも池袋にある旗艦店「ポケモンセンターメガトウキョー」は2017年に前年比13%増となる23億円を売り上げ、来客数は106万人を記録したと紹介。
今回、25店目となる「ポケモンセンタートウキョーDX」がオープンするここ日本橋は、1998年に記念すべき第1店が開業した土地。20年を経てパワーアップして帰ってきたということになるわけだ。
上郷氏によると、注目すべきポイントは「大きさ」、「カフェ」、「店内装飾」の3つがあるという。
まず「大きさ」だが、カフェを含めた約400坪という広さはポケモンセンターのなかでも最大なのだそうだ。2つめの「カフェ」については、今までにもポケモンをテーマにしたカフェが開設されたことはあったが、いずれも期間限定であり、常設店舗としてはこれが初のものとなる。最大90分という店内滞在時間を目一杯楽しませる工夫を凝らしているそうだ。
12日現在での予約は13,000名超。これはオープン後1カ月間に用意した座席の93%が埋まっていることになり、「その期待値の高さがうかがえる」と上郷氏は満足そうな表情を浮かべた。当面は完全予約制となるが、いずれは当日客も受け入れたいとのこと。
そして3点めとして挙げたのが「装飾」。入り口を飾る等身大キャラクターをはじめ、壁一面に並べられたぬいぐるみや、9言語に対応したデジタルポケモン図鑑、歴代のシリーズ作品などが描かれた映像を映し出すディスプレイなど、ファンならそれだけで心が浮き立つものとなっている。
これから先、東京オリンピックに向けてこの日本橋近辺にはさまざまな施設が登場する予定もあり、中央区と連携して海外観光客誘致における有力な拠点となるべく頑張っていきたいと抱負を述べた。
ピカチュウからのサプライズプレゼントに菊地さんも大感激
その後スペシャルゲストとして、先日結婚を発表したばかりのタレント菊地亜美さんが登場。シリーズのなかでは「ポケモンスタジアム」にもっとも熱中し、今でも細かい部分まで覚えているという菊地さんは、ゲームだけでなくアニメでも「ポケモン」の世界に触れてきたそうだ。
また、「好きとか嫌いではなく、『ポケモン』を通って来なかった人はいない」とまで言い、今回も等身大のカビゴンをはじめ、歴代作品の映像など、上郷社長が注目ポイントとして挙げていた店内装飾に感動したとのこと。さらに海外ロケの際には、ポケモングッズを持っていくと喜ばれるという体験談も披露した。
明日からオープンとなるメニューを手渡された際には、「可愛い!」と絶叫。もっとも好きなポケモンとして名前を挙げたプリンをモチーフにした「プリンがうたう♪チーズケーキ」に気づくと、さらに大きな歓声を上げ、「家で頑張ってもこのクオリティは無理!」と言い、さらに、「子供向けと思いきや、世代に関係なく、大人も喜んじゃいますよね!」と、メニューの完成度に太鼓判を押した。
ここで司会者が菊地さんの結婚へと話題に触れた直後、なんとカフェ店員をモチーフにしたエプロン姿のピカチュウが登場! 菊地さんの結婚と明日からのカフェオープンを祝い、サプライズプレゼントが披露された。
そのプレゼントとは、メニューのひとつである「ポケモンカフェのフルーツパンケーキ」に特別デコレーションを施したもの。ピカチュウの登場とお祝いの言葉が書かれたパンケーキに感激した様子の菊地さんはさっそくパンケーキを試食。ふわふわの食感の素晴らしさや、ピカチュウのしっぽを象ったクッキーなどの凝りようを詰めかけた報道陣にアピールしていた。
筆者も「元気いっぱいピカチュウカレー」を実食
今回のオープニングセレモニーでは、報道関係者にも試食が用意されていた。受付の時点でカレーかパンケーキから選ぶことができ、筆者はカレーを選択。「元気いっぱいピカチュウカレー」と名付けられたこのカレーは、黄色く染められたサフランライスでピカチュウを表現。その周囲をカレールーと、薄くスライスした後に星形に抜かれた生のにんじんが彩るというものだった。
辛さはもちろん抑えられ、生野菜の歯ごたえが食感にアクセントを与えているところがポイント。同じく星を象ったハッシュドポテトも香ばしく、小さな子供でも最後まで楽しく食べられるだろうと思われた。
工夫が凝らされたメニューの数々と、「ポケモン」好きにはたまらず、さらに言えば、「ポケモン」がわからない人が辟易するような押しつけがましさがないカフェ内装のバランス感覚は見事。上郷氏もイチオシするだけあって、なかなか上手いまとめかただと思う。
菊地さんが言うように、今や「ポケモン」は世代を超えて楽しめるコンテンツであることを、来場した報道陣の誰もが浮かべていた笑みから実感した。正式オープン以降、大人も子供も大勢が詰めかける人気スポットになることだろう。もしここへ行くことを考えているなら、ぜひともカフェの予約を入れてからにすることをオススメする。