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「マインクラフト ストーリーモード シーズン2」、開発者インタビューとコンセプトアートを公開

2月22日 公開

 3 gooは、3月8日に発売を予定しているプレイステーション 4用「マインクラフト ストーリーモード シーズン2」の開発者インタビューと、世界観を表現した「コンセプトアート」を公開した。

 今回公開された「コンセプトアート」は、シーズン2の世界観のもとになったもの。主人公「ジェシー」とその仲間たちの冒険が繰り広げられる舞台の雰囲気が伝わってくる美しいイラストとなっている。

 また、開発者インタビューに回答したのはアートディレクターのマーク・ハマー(Mark Hamer)氏、クリエイティブリードデザイナーのブライアン・フリアマット(Brain Freyermuth)氏の2名。

【コンセプトアートEP1】
チャンピオンシティ 中心部
海底遺跡 パズルの部屋
海底遺跡 外観
海底遺跡 海上外観
海底遺跡 内観
海底遺跡

【コンセプトアートEP2】
氷の宮殿
時計の部屋
ローラーコースター
射撃場 昼
ワンダーランド HUB
ワンダーランド 溶岩トラップ

開発インタビュー

ーー「マイクラストーリー シーズン2」のオリジナルのアイデアはTelltale Gamesの開発チームから生まれていますか?シナリオがどのように完成していくのか、教えてください。

フリアマット氏:私たちはMojangと一緒にシーズン2の最初のストーリーを作りました。そして、基本的なストーリーのアウトラインを決めてから、キャラクター像を作り出し、全5つのエピソードを完成させて行きました。今回制作したシーズンでは前シーズンからいくつかの変更もありましたが、「管理者」のオリジナルのアイデアは殆ど変わらず、本質はそのまま継続しています。

ーーマイクラストーリーの開発は、Telltale Gamesの他のエピソディック・ゲームシリーズの開発と違う点はありましたか?1番、良かった点と1番難しかった点を教えてください。

ハマー氏:マイクラストーリーは、今までにTelltale Gamesが開発してきたどんなタイトルともビジュアル面で異なるスタイルのタイトルでした。我々は本家のマインクラフトに忠実に、しかし同時にTelltale Games独自の充実した、エキサイティングな世界を創造したかったのです。

フリアマット氏:マイクラストーリーは、Telltale Gamesの他タイトルと比較するとより多くのデザイン要素がありました。また、本作は他タイトルと比較して、いわゆる王道のアドベンチャーゲームでした。ですから、ゲームのストーリーと本家「マインクラフト」のファンが期待する全ての要素とのバランスを工夫する必要がありました。このため、新しい建設システムが生まれたり、ゲームのクラフティングシステムを改良し、磨きをかける作業を行ないました。

ハマー氏:新しい世界をデザインしたり、各エピソードの新キャラクターたちを生み出す事が最も楽しい仕事でした。各エピソードに出てくるいくつかの異なるロケーションと大きなキャラクターの制作はチームのクリエイティビティを高めてくれました。もっとも難しかった点は、私たちの世界はただ見た目が「マインクラフト」の世界に似ているというだけではなく、同時に「マインクラフト」世界ならではの物事の動きやキャラクター達の行動など、厳密なルールにしたがう必要があった事です。ここは最も難しく、しかし最も楽しい部分でも あったと言えます。

ーーマイクラストーリーの世界のデザインは、物語の原案をもとに創られましたか?それとも世界のデザインとキャラクター達が先に設定されて、そこから物語が生まれましたか?

ハマー氏:ストーリーはいつも最初にTelltale Gamesで創られます。そして環境とキャラクターが脚本の後に創られていました。一旦脚本が書かれてから、各キャラクターのバックストーリーと同様に、スタイル、雰囲気、また各環境での時刻を決定し、その次にすべてのデザインを開始しました。最後のデザイン画はTelltaleGamesの環境&キャラクターアーティストのチームによってMayaという3Dプログラムの素材として作られて、我々のゲームエンジンに描き出されるという流れで制作されました。

ーーコンセプトアートで描かれたマイクラストーリーの世界のデザインは、MojangまたはTelltaleGamesによって制作されたものですか?

ハマー氏:マイクラストーリーの世界は、Telltale Gamesのアーティストによってデザインされ、創作されたものです。すべてのコンセプトアートはTelltale Gamesで制作されて、Mojangの承認を得ました。我々の制作したものが本家「マインクラフト」の世界観に合っているか、Mojangのチームと連携して確認をしながら進めるという働き方をしました。

ーー本作のキャラクター達はどうやって生み出されたのか教えてください。

フリアマット氏:ほとんどのキャラクター像、特にジャックというキャラクターについてはリードライターのEric Stripeのアイデアから生まれました。レイダーのような、その他の数人の新キャラクター達は最初のストーリーについてMojangと話し合いをしながら生まれてきました。そしてEricがデスクに座って、エピソード1を書き進める過程で、このキャラクター達は命を吹き込まれていったのです。