株式会社コーエーは、Windows用MMORPG「三國志 Online」において、4月23日に実施を予定している制覇開幕アップデート「伝国の玉璽」の新情報を公開した。また、4月のイベント合戦のスケジュールも発表された。

　アップデート「伝国の玉璽」は、“三国制覇”の第3節「伝国の玉璽」の開幕に合わせて実施される大型アップデート。“三国制覇”第3節の開幕は5月2日となるが、その前に準備期間を設けるため、4月23日に実装される。

　今回公開されたのは、新しい合戦場「荒野」、攻城兵器、罠、建造物と合戦にまつわる新要素。このほか、「報奨値」の獲得方法が従来の一律から、合戦で活躍した人にさらに多くの「報奨値」が与えられるようになることも明らかになった。

障害物のない平坦な地形が広がる新合戦場「荒野」

■ 新合戦場「荒野」

　新しい合戦場「荒野」の特徴は、障害物の少ない広大なフィールドにある。そこにプレーヤーが建造物を建造して、戦いの拠点とするなど、プレーヤーの作戦次第で多種多様な戦場が構築できる。

　建造物が勝敗の要となる「荒野」では、他の合戦場よりも初期資材（木材、石材）が多くなる。また、あらかじめいくつかの建造物も用意されており、合戦開始直後から建造に励むことができる。

■ 攻城兵器、罠、建造物

　新しい建造物として、「双見張櫓（そうみはりやぐら）」と「高柵（こうさく）」、「直角高柵（ちょっかくこうさく）」が登場。「双見張櫓」は上段に乗って攻撃できる見張櫓、「高柵」と「直角高柵」は砦を囲っている柵で、これらによって砦と同等のものが建造できる。なお、これらは新合戦場「荒野」でのみ建造可能。

　新しい攻城兵器と罠は、「重投石車（じゅうとうせきしゃ）」と「索敵の罠（さくてきのわな）」。「重投石車」はその名の通り、「強化型投石車」をさらに強力にした投石車。「索敵の罠」は敵が触ると範囲内の隠れている敵を見破り、行動不能にさせる罠。こちらは合戦場を問わず建造できる。

「双見張櫓」はプレーヤーが上段に乗って攻撃できる	「高柵」と「重投石車」