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岡本吉起氏「キングダム」愛を存分に語る! スマホタイトル「キングダム 乱」2月22日配信開始!

2月22日 配信開始

価格:基本プレイ無料アイテム課金制

 モブキャストは、Android/iOS用シミュレーションRPG「キングダム 乱 -天下統一への道-」を2月22日より配信を開始する。

 「キングダム 乱 -天下統一への道-」は、週刊ヤングジャンプに連載されアニメ化もされた原 泰久氏原作のマンガ「キングダム」をゲームで再現したもの。プレーヤーは城主となり城郭を拡げていき施設を作り、最強の部隊を育て、天下統一を目指す。

 ゲームは指示フェイズと進軍フェイズの2つのフェイズで構成されている。指示フェイズでは、プレーヤーが指で進軍する方向を自由に描くことができ、15秒に1度より細かい戦略を立てることができる。一方で、ゲーム初心者でも楽しめるよう、オートモードで手軽に楽しむこともできる。

 進軍フェイズでバトルが発生すると、一定の条件下で「一騎打ち」が発生。一騎打ちでは敵武将と1対1のタイミングバトルとなる。勝てば、武将の武力によって戦局を一気に有利に導くこともできる。

「キングダム」の世界観を丁寧にゲーム化した「キングダム 乱 -天下統一への道-」
2017年の春に発表されたが、原作の魅力をより引き出すためにリリース時期を大幅に延期。それだけにきっちりとした作品に仕上がった。発表会では遂に配信日が2月22日と発表された
【「キングダム 乱 -天下統一への道-」PV】

 発表会には、モブキャストの坂本康朗プロジェクトマネージャー、そして制作を手がけるでらゲーの岡本吉起総合プロデューサー、平田 真バトルディレクターが登壇し、ゲームの魅力を語った。

 岡本氏は「『キングダム』のゲーム化に掛ける思いは人一倍!」と語る。その想いは「本当に好きなマンガで、『キングダム』以外はやる気が無かった。モブキャストさんに『「キングダム」以外はやらない』と言っていたら持ってきたので、(ゲーム化にあたって)ワクワクウキウキが止まらない! 原先生が言いたいことを、僕が代弁したい!」と一気にまくし立てるほど強い想いだった。

 坂本氏も負けてはいない。「『キングダム』の魅力は人間ドラマ。バトルによって壮大な物語が紡がれていく」と語り、タイトルも「『キングダム』ってシンプルに格好良くないですか? 乱世がキーワードで天下統一が目的となるので、『キングダム 乱 -天下統一への道-』としました」と説明した

 岡本氏がゲーム化にあたって気をつけたのは「大軍勢感」だという。多くの兵士達がぶつかり合う迫力あるバトルシーンを見せたかったようだが、岡本氏曰く「これだけの人数を出せない。だいぶ苦労してます」とか。こういったグラフィックス的な側面だけでなく、これだけの多くの武将の存在する部隊を自由に指でなぞって進軍させていくリアルタイムシミュレーションのようなシステムを構築するというのが、かなり苦労したようだ。シミュレーションゲームというと難しいイメージがあるが、「本能的に(動かせて)面白い。でも、奥深い」と語り、勝てそうになくてもプレーヤーが工夫することで、乗り切っていくことができる、武と知が組み合わさったバランスの良いゲームに仕上がっていると岡本氏はアピールした。

 平田氏は「キングダム 乱」の魅力について、「『キングダム』は武将が魅力的。レアリティの高い武将は特別なイラストを使用している」と語る。原作を好きな人であれば、名場面が浮かぶようなイラストだとか。

 さらにゲームシステム的には、内政シーンではコツコツと自分の村を育てていく楽しさがあり、毎日ゲームにアクセスする度に何か違った様子に気付くことができるようにしたという。バトルも通常のバトル以外にも、毎日コツコツと挑むことができる攻城戦も用意されており、攻城戦で勝利することで、ここでしか入手することができない特別な武将も用意されているという。

 坂本氏は「色々な遊びが詰まっているし、ユーザー感のコミュニケーション要素も用意している」とその仕上がりに自信を見せた。

内政画面では、自分の村が育っていく様を眺めることができる
クオリティの高いカットインが入り、バトルシーンを盛り上げる
攻城戦。大軍勢間の戦いが描かれる
細かい演出も丁寧に描かれている。ちなみにバトルシーンではマンガの描き文字っぽいものも描かれ、原作の雰囲気を再現している
でらゲーの岡本吉起総合プロデューサー
でらゲーの平田 真バトルディレクター
モブキャストの坂本康朗プロジェクトマネージャー

 発表会には、WEB CM動画に出演した、タレントの小島瑠璃子さんとイジリー岡田さんが登場。特に小島さんは大の「キングダム」ファンということで、その熱い想いがあふれ出るように止まらない。WEB動画で演じた登場人物の「羌カイ」(きょうかい)のコスプレで登場。「額のバンダナのマークの入り方が大切で、ずれていると羌カイではなくなってしまう」と語る。さらにはメイクが終わってから「羌カイの瞳の色は緑なので、近所のドンキホーテに行って、カラーコンタクトレンズを買ってきました。残念ながら緑はなくって、青いカラーコンタクトを買ってきました」と本格的!

 コスプレ衣装もこだわりの塊で、布地を中国から取り寄せたほど。さらにはわざわざ汚しを入れリアリティを高め、緻密に再現してみせた。

 一方、イジリー岡田さんは全く興味が無いのか、いまだに原作を読んでいないのだとか。しかし、WEB動画でイジリー岡田さんは渕(えん)を演じているのだが、これが驚きのそっくり具合。メイクも、そばかすやしわを自らマンガにあわせて描くなど力の入った仕上がりとなった。

 ゲームの魅力について小島さんは「指でなぞって(自分で好きなように)攻めることができ、戦いの様子がゲームで再現されていることに感動した。原作の『キングダム』では、どうやってせめて、なぜ勝てたのかまで(戦術が)掘り下げられている。それを実践できる」とバトルシーンが気に入った模様。

 小島さんは「1人でプレイするのも楽しいんですが、友人と共有したり戦いたいですね。でも、さすがにできませんよね?」と岡本氏に話をむけると、岡本氏は「一応、10万人と10万人の大軍勢で戦えるようにする予定はあります……よね?」と平田氏に丸投げ。これを受けた平田氏は「そんなに多くはないです」とぴしゃり。ただ、「今後のアップデートで友人と共闘できるようになる可能性はあります」と語り、実現させていく意向を明らかにした。この答えに小島さんは「じゃ、武将を強くして、友人の武将をボコボコにしたいです!」と嬉しそうにコメントした。

 最後に小島さんは「『キングダム』のファンの人も、これから『キングダム』を読むであろう人も、初心者の方でも楽しめるゲームに仕上がっているので、楽しんでください」とアピールして発表会を終えた。

熱烈な「キングダム」ファンの小島瑠璃子さん。とにかく熱い想いが止まらないのがトークにもあふれていて、非常に盛り上がった。ちなみに、質問に答えて自分に合った武将を診断してくれる武将診断を行なったところ、なんと「羌カイ」だった。小島さんは好きなキャラクターだったこともあって大喜び!
一方、マネージャー陣にも「キングダム」のファンが多いのに、イジリー岡田さんはあまり興味なさげ。しかし発表会が始まるまでずっとゲームをプレイしていたという。とにかく「楽しかった」ということなので、ゲームは初心者でも楽しめるようだ。ちなみにイジリー岡田さんの武将診断の結果は「輪虎」
生地を中国から取り寄せて制作したという、こだわりのコスプレ衣装。小島さんは着こなしにも気を遣っていた
イジリー岡田さんと揃ってポーズを決める小島さん