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「リネージュ」、16周年を迎えて2018年のロードマップを発表!

「ラスタバド廃墟」、「支配の塔」の実装のほか様々なアップデートを予定

【16周年イベント】

2月7日 開始

「話せる島」内の新マップ「バトルシップ」

 エヌシージャパンはWindows用MMORPG「リネージュ」において、2018年のアップデートロードマップを発表した。

 「リネージュ」は2002年2月12日より正式サービスを開始しており、2月11日に16周年を迎える。ロードマップはその16周年の節目に合わせて公開されたもの。

 また、2月7日には「16周年記念祭」として各種キャンペーンを開始している。同日には初心者ゾーンのアップデートを含む「Initiation」が実施され、新規・休眠ユーザー向けのキャンペーンも行なわれている。

 「Initiation」にて新たな初心者ゾーンとして実装された「話せる島」では、武器の強化や血盟加入など、以前の「クラウディア」と比べてより実践的に基本的なプレイが学べるようになっている。

2018年のアップデートロードマップを公開!

 注目のアップデートとして、2018年の前半には「ラスタバド廃墟」、後半には「支配の塔」の実装を予定している。

 「ラスタバド廃墟」は現在攻城戦が行なわれている「ギラン」、「ケント」、「オーク要塞」から入場できるダンジョンで、過去に「異界の神ギルタス」送還の影響で廃墟と化したダークエルフの地下城塞「ラスタバド」が舞台となる。ここは1度滅びていることもあり、アンデッドを中心としたモンスターが出現する。

 「ラスタバド」が廃墟と化したのち、「ラスタバド」系のレジェンド武器の制作が著しく困難となっていたが、このアップデートにより再び獲得の機会が得られることになる。また、同時にレジェンド武器の強化システムが変更され、「ドラゴンスレイヤー」が「真冥王の執行剣」に統合されるアップデートが行なわれる予定となっている。

「ラスタバド」のキーパーソン「ダンテス」
支配の塔

 「支配の塔」は、「傲慢の塔」の支配者「グリムリーパー」が塔での戦いにより更なる力を蓄え、新たに建立した塔。決められた時間に入場が可能で、各ワールドから同じマップに集い、狩りができるシステムとなっている。

 もちろん「傲慢の塔」と同じく各フロアにボスモンスターが出現するので、誰が最初にボスを発見して討伐することができるか、という競争要素も存在することになる。「支配の塔」固有のネーム度レアなども存在するため、熾烈な競争が予想される。なお、入場には既存の「傲慢の塔」の「コントロールアミュレット」系列のアイテムが必要となる。

グリムリーパー

 そのほかにもインスタンスダンジョン系のアップデートや狩場のリニューアル、クラススキルなどのアップデート、高レベルの変身追加など様々なアップデートを予定している。今年は例年より1回あたりのアップデート内容をコンパクトにまとめていく方針だということで、アップデートの回数自体は増加する予定となっている。

2018年の「リネージュ」はどうなる?運営プロデューサーの川南 巌氏よりコメントが到着!

 2018年の「リネージュ」の運営テーマについて、川南氏は昨年から引き続き「改善」に取り組んでいくという。また、新たに「目的」という目標を設定した。

 「リネージュ」はPvPや血盟戦といったコミュニティレベルの目的をエンドコンテンツとするデザインになっている。しかし、日本ではPvPを最終目標として定めるプレーヤーよりも、キャラクター育成やアイテム収集などのいわゆる「ハクスラ要素」を楽しむプレーヤーが多い傾向にあり、そうしたプレーヤー達の目的と「リネージュ」のゲームデザイン上の目的が乖離してしまっている現状があるという。そのため、いかに日本のプレーヤーへ向けてゲームを継続する「目的」を提示できるかが日本の運営チームの今後のテーマになるとした。

 また、「リネージュ」のモバイル版タイトルから「リネージュ」を知ったプレーヤーに向けて、初心者ゾーンのアップデートを含む「Initiation」は「リネージュ」に触れる良い機会になると紹介。現役プレーヤーに対しては「2018念は更なるハイレベルコンテンツの実装が多く予定されています。いざ実装の際に十分楽しめるように私たちもゲームイベントなどでレベルアップのお力添えができればと思います。17年目の『リネージュ』も変わらぬご愛顧をいただけますよう宜しくお願い申し上げます」とコメントした。