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【PSX 2017】「Detroit Become Human」最新プレイデモを披露! 犯人を説得できるのかどうかの緊迫した展開が魅力
2017年12月9日 15:56
Sony Interactive Entertainment Americaは、米アナハイムで開催中のPlayStation Experience 2017の前夜祭となる発表会「PlayStation Presents」において、プレイステーション 4用アドベンチャー「Detroit Become Human」のデモンストレーションを披露した。
発表会では、開発を手掛けるQuantic DreamのGuillaumeエグゼクティブプロデューサーが自らコントローラーを持ちプレイ。「Detroit」が初めて公開されたときの映像は、ビルの上で少女が拉致されており、犯人が説得するシーンだったが、今回のプレイデモはまさにそのシーンの直前から始まる。
コナーがエレベーターでビルの上に登ってくるところからスタート。エレベーターを降りると自分で移動しながら情報を集めていく。インターフェイスがかなり洗練されており、周りの風景に重なるように抽出した情報が表示され、まさに「MR(Mixed Reality)」といった雰囲気。廊下を歩いて行くと少女の母に出会う。母はコナーに助けを請うが、コナーがアンドロイドであることを知ると拒絶に近い雰囲気を見せる。このあと出会う事件の対策本部の体調も同様に冷たい。人間とアンドロイドとの断絶を感じさせるシーンだ。
水槽から飛び出た魚を元に戻すかそのままにするかなど、様々な判断材料が示され、そのたびに観客からどちらを選択すればいいのか歓声が飛ぶ。様々な情報を収集するとその都度進行度が表示される。
最後に屋上に着き、犯人と対峙。犯人の要求をのむか? のまないか?などで状況がコロコロと変っていく。犯人がスナイパーが乗ったヘリコプターを排除するように要求するのをのんだところで、グッドエンドが見えてきたが、最終的に観客席からの声で銃を使用する選択に。銃弾に当たった犯人はビルの下に落ちていく。少女を助けることはできたので、ゲーム的には“Success”で終了したが、犯人を説得できるエンディングもありそうで、本当の意味でのクリアはまだ別に存在していそうだ。
緊迫したストーリー展開をプレイしている様子を見ていると、映画をコントロールしている雰囲気に近く、かなり面白そうだ。既に注目度のタイトルとして話題になっている同作だが、ますます発売が待ち遠しくなってきた。なお、発売は欧米では春を予定している。