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WIN用「フライトシミュレータ Xプレイン 11 日本語版」発売決定

パッケージ版の特典には、ウィーズ空港、トゥールーズ空港、ルガーノ空港を収録

10月27日 発売予定

価格:9,800円(税別)

 ズーは、Windows用フライトシミュレータ「フライトシミュレータ Xプレイン11 日本語版」を10月27日に発売する。価格は9,800円(税別)。

 「フライトシミュレータ Xプレイン11 日本語版」は、世界中の空港と風景がDVD8枚に収録されている「X-Plane」シリーズ最新作のフライトシミュレーターで、ゲームではなく、エンジニアリングツール。

 機体は、大型機、小型機、あわせて12機種のほか、旧バージョンのスペースシャトルやB-52G軍用機など、幅広い航空機も収録されている。プレーヤーは、収録されている機体の中から1機種を選び、3,000以上の先進の空港から離陸し、自由に20,000の空港に向けて飛び立つことができる。

 同製品では、オープンストリートマップをベースにした風景、夜間のエフェクト、非常にリアルな天候の演出なども収録され、楽しむことができる。

「フライトシミュレータ Xプレイン11 日本語版」の主な特徴

 本製品は、予め用意された多数の機体を、直感的なユーザー・インターフェイスで操作することができる。機体は、セスナ172SPからBoeing737-800まで、3Dコックピットを特徴とする12機の航空機がインストールされているほか、旧バージョンの他の航空機10機も収録されている。

 パッケージ版の特典は、Lugano空港、Toulouse空港、Weeze空港の3つの空港が収録され、風景は、特にヨーロッパと北アメリカの多くの都市が登場する。PCで簡単に飛ぶための導入となるインタラクティブなフライトスクールも収録されているので、初心者でも楽しむことができる。

 なお、同製品は、海外開発元Laminar Researchが開発・販売している「X-Plane 11」と同じ仕様で、製品内については、開発元が英語をベースとして他国言語へ翻訳している。そのため、未翻訳部分は英語となっているが、アップデートで今後、日本語への修正が行なわれることになっている。

パッケージ版特典の紹介

 本製品はパッケージ版の特典として、ディスクの8枚目にウィーズ(Weeze)空港、トゥールーズ(Toulouse)空港、ルガーノ(Lugano)空港が収録されている。

ルガーノ(Lugano)空港

 ルガーノ(Lugano)空港、スイスのティチーノ州にある小さな国際空港。アニョ、ムッツァーノ、ビオッジョという3つの街に囲まれている。

【スクリーンショット】

トゥールーズ(Toulouse)空港

 フランス南西部に位置するトゥールーズ(Toulouse)空港は、ミディ=ピレネー地域圏の中心的な街の近くにある。

【スクリーンショット】

ウィーズ(Weeze)空港

 ウィーズ(Weeze)空港は、オランダの国境近くにあるドイツの空港。2007年に民間用の空港として運用が開始された。

【スクリーンショット】

収録機体

 プロペラ機、ジェット機、さらにはグライダー、ヘリコプター、VTOL機まで、多様な航空機が収録されている。「Xプレイン」には、亜音速および超音速の飛行力学が組み込まれているため、最も遅い航空機から最も速い航空機までの飛行特性を予測することができる。また、「Xプレイン」には、航空業界やその歴史を網羅するべく12機以上の飛行機がデフォルトで含まれている。

インストール時の保有機

・Boeing 737-800
・Boeing 747-400
・MD-82( マクドネル・ダグラスMD-80)
・Beechcraft Baron 58
・Cessna Skyhawk(セスナ172)
・Cirrus Vision SF50
・King Air C90
・ASK21
・Sikorsky S-76C
・F-4 Phantom II
・Lockheed SR-71
・Cessna Skyhawk( セスナ172Floats)

【スクリーンショット】
Sikorsky S-76C
ASK21
Cirrus Vision SF50
Cessna Skyhawk
Boeing 747-400

旧バージョンの他の航空機10機も収録

・Boeing 747-100
・Columbia 400
・Stinson L-5 Sentinel
・Stinson L-5G Sentinel
・Stinson L-5G Uprated
・B-52G Stratofortress
・KC-10 Extender
・C-130
・Space Shuttle
・X-15

数々のシチュエーションを再現

 「Xプレイン」は、驚くべき解像度で、北緯74度から南緯60度をカバーし、35,000カ所を超える空港に着陸することができる。

 また、空母、空中給油、ビル屋上のヘリポートにチャレンジや、X-15を親機から空中発射、さらに、スペースシャトルで大気圏再突入も体験することができる。

【スクリーンショット】

リアルな環境・状況設定

 高視程の快晴から雷雨まで、様々な天気を設定でき、風力、ウインドシアー、乱気流、マイクロバーストを調整することができる。

 計器飛行に挑戦する場合は雨、雪、雲の設定を、グライダーでは熱上昇風を利用することができる。実際の気象状況をインターネットからダウンロードすることも可能で、現在地で実際に存在する天気の中を飛ぶこともできる。

 ほかにも、多数のシステムの故障のモデリングも詳細に行なわれている。インストラクターのコマンドにより、手動で故障を発生させたり、予期せぬ時にランダムで発生させたりすることも可能。

 計器、エンジン、フライトコントローラー(操縦装置)、制御ケーブル、アンテナ、着陸ギアのほか多数のシステムを、いつでも故障させることができる。

【スクリーンショット】