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ルウム会戦をシャアザクのコックピットで体験するVRコンテンツ、現在予約受付中!

VR体験「機動戦士ガンダム THE ORIGIN -シャア出撃-」

公開期間:9月19日~9月29日(平日のみ)

場所:新宿ピカデリー

価格:無料(当日の劇場チケットが必要)

 サンライズは新宿の映画館「新宿ピカデリー」の1階にあるロビー特設ブースにおいて、VRコンテンツ「機動戦士ガンダム THE ORIGIN -シャア出撃-」を、9月19日から9月29日まで、平日12時から20時まで公開する。

キービジュアル
スタッフにフォローしてもらい、コンテンツを体験できる
HTC Viveで体験

 このコンテンツを楽しむためには、まず現在上映されているアニメ「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN 激突 ルウム会戦」の、新宿ピカデリーでの劇場鑑賞チケットもしくは半券が必要となる。コンテンツを体験するためには事前予約が優先される。

 つまり、VRコンテンツ「機動戦士ガンダム THE ORIGIN -シャア出撃-(以下、「シャア出撃」)」は新宿ピカデリーで「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN 激突 ルウム会戦」を見た人のための“追加コンテンツ”という位置づけになる。体験するためには、専用サイトで体験時間を指定した形で予約、その後に当日新宿ピカデリーで当日のチケットを購入する、という形がスムーズだろう。詳細は専用サイトを参照して欲しい

 「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN 激突 ルウム会戦」は、安彦良和氏のコミック「機動戦士ガンダムTHE ORIGIN」を漫画原作としたアニメであり、「ルウム編」は2話が予定されている。VRコンテンツでは「激突 ルウム会戦」のクライマックスとなる、“ルウム会戦”での戦闘シーンを体験できる。予告映像などで告知されているが、ついにシャアが「MS-06S シャア専用ザク」に乗り、戦場に出撃するのである!

 VRコンテンツ「シャア出撃」は、演出を「ラブライブ!」などを手がけた京極尚彦氏が担当、アニメとデータを共有しながらVRコンテンツとしての独自要素も加え、サンライズD.I.D.スタジオが制作している。コンテンツはHTC Viveで体験する。VRコンテンツでは最初視点を定めるために中心点を注視するのだが、今回はデカイシャアザクの顔、そしてモノアイに注視するようになっている。調整が完了するとモノアイが輝く演出が楽しい。

 映像はモビルスーツが格納されているデッキからスタート。シャア専用ザクを前に、戦闘準備に緊張するデッキの雰囲気を満喫できる。ザクの発進シークエンスや、戦況報告、シャアが“中尉”と呼ばれていたり、アニメ「機動戦士ガンダム」の“前日譚”をたっぷり味わうことができる。ハンガーデッキから、MSのコックピットまですべてVRコンテンツで制作されているので、頭を巡らして隅々までチェックすることができる。

 そしていよいよ出撃だ。シャアは戦場のまっただ中にシャア専用ザクで突っ込んでいく。装備はMS用バズーカ。ロボットをコックピットビューで描く場合、「カメラの視界はどこになるか」というポイントが映像作品やゲームにおいての重要なテーマとなるが、今回は「ザクのカメラ視点」がパイロットの視界になっていた。星と砲火が輝く戦場の中、視界にはバズーカを構えるザクの手もしっかり確認できた。戦場でシャアがどのような活躍をするかは……ぜひ体験して確認して欲しい。

 ザクや艦船などのCGモデルそのものはアニメと同じものを使用しているという。アニメとはテクスチャーの方向性を変えていて、映画は安彦氏のタッチに近いアニメ風、VRコンテンツはリアル風に仕上げているという。ハンガーの様子やコックピットでの様々なインジケーター、そしてシャアザクの視点となった戦場の風景など、何回も体験し細かくチェックしたくなってしまう。

 「シャア出撃」のコンテンツそのものは約3分。準備時間も考慮し10分ほどのスケジュールで入れ替えが行なわれる。体験コーナーは4つの装置が設置されているので、1日に200人ほどの体験者を見込んでいるという。繰り返すが確実に体験するためには予約が有効である。ぜひアニメを見て、そしてアニメと異なる視点で「シャア出撃」を“体験”して欲しい。

【VRコンテンツ】
スクリーンショット。ハンガー、コックピット、さらにシャア専用ザクからの視点も
【体験コーナー】
原画の展示も行なわれている。京極氏のサインも
【激突 ルウム会戦】
アニメ「機動戦士ガンダム」の“前日譚”として名高いルウム会戦が描かれる