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【WF2017冬】メガハウス、「ぱっと見て格好良いシャア」をフィギュアで!
セクシーなドラゴンボールキャラを、メガハウスでしかできない表現
2017年2月19日 22:26
メガハウスはフィギュアとメカで様々な企画を打ち出すメーカーだ。今回はあえてフィギュアにフォーカスしていきたい。筆者の目を引いたのは「シャア・アズナブル」のフィギュア。安彦良和氏のイラストをそのままの再現した様なフィギュアだ。
しかし担当者は「このフィギュアはイラストそのまんまではないんです」と語った。安彦氏のイラストは、実は立体化が難しいという。それにフィギュアならではのバランスも異なる。イラストとも、アニメとも微妙に異なる「ぱっと見て、格好良いシャアだ!」と感じさせるバランスを目指したという。実際、飾っておいて眺めたくなるフィギュアだ。彩色されたものを早くみたい。
メガハウスはユニークな試みとしては「ドラゴンボールギャルズ」シリーズがある。ドラゴンボールの女性キャラクターのセクシーさを強調したデザインで独特なファンをつかみつつある。「NARUTO」のキャラもアレンジして展開している。これらの方向性はメガハウスがバンダイグループであることを活用し、商品展開を行なっていく。その中で原作を再現するのではなく、「メガハウスらしさ」を出すための方向性を議論していったという。
その中で出てきたのが「セクシーさ」の強調だ。メガハウスは「クイーンズブレイド」などで、セクシーな女性を表現することでの評価を得ており、この方向性が突破口になった。「ワンピース」での成功も後押しになったという。それでも第1弾の「ブルマ」を出した時は賛否両論色々あった。それでも高く評価してくれる声も多く、今後のラインナップも続いていくという。
もう1つメガハウスで筆者が面白く感じているのは「レトロキャラクターのフィギュア化」だ。「超音戦士ボーグマン」のアニス、「赤い光弾ジリオン」のアップル、80年代のアニメキャラクターを現代の技術でフィギュア化するというのは、面白い。企画者の強い思い入れも伝わってくる。今後どんなキャラクターが出てくるかも楽しみだ。