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NBAとTake-Twoによる「NBA 2K eLeague」発足へ

米国スポーツリーグが運営する初の公式e-Sportsリーグ

2月14日 発表

 米プロバスケットボール協会(NBA)とTake-Two Interactiveは、バスケットボールの試合を全世界に届ける新たなプロフェッショナル競技ゲームリーグ「NBA 2K eLeague」を発足する計画を発表した。始動は2018年の予定。

 このリーグは、米国のプロスポーツリーグが運営する初の公式e-Sportsリーグとなる。リーグに所属するチームは、5名のプロe-Sportsプレーヤーによって構成され、それぞれの選手が自作アバターを使ってプレイする。これらのチームは、NBAに所属する実際のバスケットチームによって運営される予定で、発足メンバーは今後発表される。

 レギュラーシーズンに各チームによる対戦が行なわれ、戦績上位のチームがプレイオフに進出、最後に頂上決戦が行なわれ、優勝チームが決定するというプロスポーツリーグのフォーマットがそのまま受け継がれる。

【NBAコミッショナー「アダム・シルバー」氏コメント】

 「これは、バスケットボールのファンと生まれたばかりでまだ成長の途上にあるe-Sportsコミュニティーのために、何か本当に特別なものを創り上げるまたとないチャンスです。NBA屈指のスポーツチームオペレーターの手腕に、Take-Twoの競技型ゲームにおける優れた知見が組み合わさることにより、これまでにないまったく新しいスポーツリーグが誕生することを楽しみにしています。」

【Take-Two会長兼CEO「ストラウス・ゼルニック」氏コメント】

 「NBAとの関係をこれまで以上に強化し、「NBA 2K eLeague」を共同で発足させられることを大変嬉しく思っています。「NBA 2K」シリーズは、NBAの雰囲気とファンの情熱を巧みに再現しているとして、全世界で高い評価をいただいています。このシリーズを介した我々の提携関係が、これまで大成功を収めてきたことについては論を待たないでしょう。この新たな試みでTake-TwoとNBAが目指しているのは、e-Sportsの成長をさらに加速させ、試合の興奮をかつてない高みにまで引き上げることです。」

 1999年より発売されている「NBA 2K」シリーズは全世界で6,800万本以上、シリーズ最新作「NBA 2K17」は約700万本販売されているタイトル。2Kは2016年12月、2回目の公式e-Sports大会となる「NBA 2K17オールスタートーナメント」を始動した。「NBA オールスター2017」への参戦権を懸けて5対5のトーナメントで戦うこの大会の優勝賞金は25万ドル。決勝戦は2月17日にニューオリンズで開催される。