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【闘会議2017】PS4版の「オーバーウォッチ」国内最強決定戦開催!
空中で、地上で……奇策飛び交う大熱戦
2017年2月11日 20:54
幕張メッセで2月11日より開催されているユーザーのためのゲームショウ「闘会議2017」の「闘会議GP バトルアリーナ」では、「“PlayStation 4”オーバーウォッチ 国内最強決定戦@闘会議2017」が開催された。
「“PlayStation 4”オーバーウォッチ 国内最強決定戦@闘会議2017」は、その名の通りPS4版「オーバーウォッチ」を使ったゲーム大会だ。一般社団法人e-sports促進機構が主催し、1月14日よりオンラインによる予選が行なわれ、闘会議2017では予選を勝ち上がった4チームによる準決勝、そして決勝大会が行なわれた。
「オーバーウォッチ」の魅力は個性豊かなヒーロー達にある。接近戦が得意なもの、空を高く飛べるもの、耐久力に優れ戦線を押し上げるもの、攪乱が得意なもの……様々なヒーローをどう使い、連携し、闘っていくか。ルールやマップで有利hなヒーローはいるが、うまいプレーヤー達ならばその“お約束”を外して闘うのもアリだ。ゲージが溜まると使える必殺技「アルティメット・アビリティ」は戦局を大きく変えることもあり得る。
準決勝のマップは「オアシス」。ルールは1つの目標を奪い合う「コントロール」。目標となる場所を支配し、その場所を一定時間支配し続ければ勝ちとなる。倒されるとリスポーンポイントからのスタートとなるため、どれだけ戦線を維持するかが鍵となる。空が見える開放的な空間が多いため、空中戦を得意とする「ファラ」が存在感を発揮するマップだ。決勝まで勝ち残ったプレーヤー達の連携や、攻撃力、そして戦線を維持するタフさはすさまじく、見応えのある試合となった。
準決勝1戦目の「Hornet」対「RNG5」では、RNG5が強さを見せつける結果となった。メンバーのヒーロー選択も重要になり、Hornetは最初の戦いでヒーローの相性の悪さを悟ったのか引き気味になった。しかしその消極的な作戦が裏目に出たのか、その後RNG5の守りを崩すことができず、RNG5がラウンドを先取。その後も押される展開が続き、RNG5が勝利となった。
2戦目の「MentaL BreaK」対「野良連合OW部門βチーム」は手に汗を握る大接戦。MentaL BreaKが押し気味だったが、野良連合OW部門βチームのディーバによるアルティメット・アビリティ「メック自爆」に複数のヒーローが倒され、一気に形勢が逆転。また、マーシーの「リザレクト」で味方を一気に回復してこちらでも戦線を維持して逆転に転じる場面が見られた。しかしファラがすさまじい活躍をするなどMentaL BreaKは圧倒的な攻撃力を見せ、勝利した。
決勝戦はRNG5と、MentaL BreaKでの戦いとなった。攻撃サイドと防御サイドで1ラウンドずつ試合が行なわれる「ライバル・プレイ」の、ペイロードと呼ばれる輸送船を護衛する「エスコート」。マップは街道をイメージした「ルート66」となった。最初ペイロードを迎え撃つRNG5は、壊れたコンテナに全員が隠れるという奇策でMentaL BreaKを驚かす。MentaL BreaK側もあまり使われないヒーロー「バスティオン」で突破を目指すという方法をとる。
しかしRNG5連携力のためか苦戦をしいられ、ペイロードをあまり前に進められないまま時間切れになってしまった。このことにより、RNG5は余裕が、MentaL BreaKには焦りが生まれてしまったようで、RNG5の勢いを押しとどめることができず、RNG5が見事優勝を果たした。
「オーバーウォッチ」はキャラクターが派手で、見応えがある。うまく“ハマれば”1人のヒーローが複数の敵を一気に倒す爽快な活躍ができるし、前線を維持するタンクとそれを支えるヒーラーがチーム全体の士気を上げる瞬間もある。また、ファラ同士の空中戦などチーム戦でありながらライバルとの戦いという感じになったり、見ていてとても楽しい試合だった。