【特別企画】

新録音声、新映像もあり。「ぱちスロ ウマ娘プリティーダービー」発表会レポート

ROM容量640Mbit「育成型AT」の衝撃!京楽が10年ぶりの本気で放つ新機種

【ぱちスロ ウマ娘 プリティーダービー】
2027年 稼働予定

 10月14日、京楽産業はCygamesが手掛けるIP『ウマ娘 プリティーダービー』を題材としたスマスロ新機種となる「ぱちスロ ウマ娘プリティーダービー」を発表した。全国のパチンコ・パチスロホールには2027年からの導入を予定している。

 本稿では、ベルサール渋谷ファーストにて開催されたプレス発表会の様子を中心にゲストトークなどを紹介する。なお、会場にはプレス関係者以外にも、多くのパチンコ・パチスロホール従業員たちが招待され、最新台の試打が行なわれており、会場は大勢の来場者で賑わっていた。

発表会場入口には大型の「ぱちスロ ウマ娘プリティーダービー」のパネルが展示されていた
ステージ上で3種類の「ぱちスロ ウマ娘プリティーダービー」の新型筐体がお披露目された
PVなどを見ていると、比較的初期のウマ娘が多く登場していたのだが、いきなりオルフェーヴルが登場して驚いた
会場内には招待された多くのパチンコ・パチスロホール関係者が来場、「ぱちスロ ウマ娘プリティーダービー」の試打に熱中していた

ウマ娘を継承できる! 育成型ATシステムでよりエキサイティングな遊戯を

 発表会冒頭には、京楽産業の代表取締役小川博史氏が登壇。「京楽産業がこうした展示会を開催したのは約10年ぶり」とし、ウマ娘コンテンツを活かした新機種への情熱について語り、さらにパチンコ版の展開予定などについても語られた。

 本機のシステム紹介は開発情報戦略部の中村徹幸氏が登壇し、実機のシステムや特徴について詳細な説明がなされた。「ぱちスロ ウマ娘プリティーダービー」は新設計の『ウマ娘』専用筐体でリリースされる。筐体は全体を華やかなホワイトカラーで仕上げ、下パネルの輝度をアップしているほか、中央部には新デザインのプッシュボタンと専用デザインシートが追加されている。

 ハードウェアとしては、業界最大級となる640Gb(bit)のROM容量と高性能グラフィックエンジンを搭載し、熱いレースシーンやウィニングライブ映像を圧倒的なボリュームと高精細な画質で再現しているという。また筐体には「スペシャルウィークパネル」や「トウカイテイオーパネル」、「オルフェーヴルパネル」の3種類が同時にリリースされる。

京楽産業代表取締役 小川博史氏
京楽産業開発情報戦略部 中村徹幸氏
リファインされた新型筐体が採用される
パネルは「スペシャルウィークパネル」、「トウカイテイオーパネル」、「オルフェーヴルパネル」の3種類が同時にリリースされる
ROM容量は640Mbit

 そして「ぱちスロ ウマ娘プリティーダービー」の最大の特徴である「育成型AT」についても解説された。なお、パチスロ機における「AT(アシストタイム)」とは、押し順や図柄のナビゲーションに従うことで、効率よくメダルや出玉を増やすメイン機能を指す。育成には『ウマ娘』のゲームでお馴染みのスピード、スタミナ、パワー、根性、賢さのステータスが採用され、これらを育成する出玉システムを採用し、ゲームと同じように育成中の「友情トレーニング」の発生や「スキル」獲得、レースでの「スキル」発動なども組み込まれている。

 「ぱちスロ ウマ娘プリティーダービー」がサポートする「友情トレーニング」は274種類、「発動スキル」は54種類に及び、毎回異なる展開とエンディングが生成されることになるため、何度打っても新しい体験を楽しめる設計と自信を見せる。

 ゲームフローとしては、通常トレーニングの中でベルポイントやレア役を狙いつつ、チャンスゾーンとして「特訓(CZ)」モードを用意。「特訓(CZ)」モードにはスピード、スタミナ、パワーの3種類が用意され、これが発動すると、ステータスがアップした状態からATを開始できるようになる。

 AT「Winning Road」は、現在の進行状況に応じて、発生する展開が3種類に変化。プロローグ(メイクデビュー)では、15Gのボーナスと純増約5.5枚のメダルが獲得でき、育成パートでは、30Gのボーナスと、純増約0.5枚のメダル獲得ながら、対応する小役が引ければステータスがアップするプラスアルファもある。

 そしてレースパートではステータスに応じてレース勝率が変化。賢さが高いほど人気順位が向上、レース中盤はスピードやパワーの高さがベル確率や、ベルを引いた際の勝利書き換え期待度を管理できる。最終直線ではスタミナが高いほど差し期待度が高くなり、ベル確率も変化する。純増はレース順位により異なるが、約0.5~3.3枚となる。そしてレースで1位になるとライブボーナスが発生し、高画質のライブ映像とともに30Gのボーナスに突入でき、純増約5.5枚のメダルもゲットできる。なお、根性はレースリザルト時の引き戻し発生率に影響する。

 ウィニングライブ映像は今回新たに撮り直した物も含まれているとしており、ゲーム『ウマ娘』ファンも初見の映像がかなり含まれているようだ。

ステータスが高いほど強くなる完全自力の「育成型AT」を採用
トレーニング種類2,749個、スキル種類は54個など、飽きずに遊べるシステムをアピール
通常時のフロー
特訓(チャンスゾーン)の詳細について
ATフロー
レース内の詳細について
ライブボーナスもゴージャス

 さらに『ウマ娘』らしい要素として「因子継承」も搭載される。「ぱちスロ ウマ娘プリティーダービー」では「AT因子システム」となっており、育成を終えたウマ娘から次のウマ娘にステータスが継承される仕組みが搭載されている。例えばSSクラスのウマ娘まで育成出来た場合は、次のウマ娘にはステータスが継承され、Aクラスのウマ娘から再度育成がスタートできるようになる。なお、ステータスMAXまで育成した場合の継続率は約95%オーバーになるようだ。

 小川氏は「一般的なパチスロはAT終了後は通常状態へ完全にリセットされるが、因子継承により、初期ステータスが高い状態で次の育成を開始できる」としており、これまでにないユニークな仕組みをアピールした。

 レースで5勝すると「ドリームレース」へと移行する。ドリームレースはさらにボーナスが高くなるほか、ここで勝利することで手に入る「金の蹄鉄」を10個集めると、主人公が「オルフェーヴル」に交代する最高峰の突破ゾーンに突入。オルフェーヴルは、ステータスがいきなり「SSクラス」に引き上げられた状態でいきなりドリームレースに挑戦できる。

ライブ楽曲の一部が紹介された
「AT因子システム」として、育成したウマ娘のステータスが次のウマ娘に継承!
レースで5勝するとドリームレースに出走できる
金の蹄鉄を10個集めるとオルフェーヴルが主人公に!
ドリームレースやオルフェーヴル出現後は「上位AT」フローとなる

 小川氏はプロモーションについても言及。Webや屋外広告、大型キャンペーンなどを実施し、認知の最大化を図るようだ。また、公式Xでの発信や、ホール向けの専用展示筐体やバックアップを用意。また、秋葉原ショールームに「ぱちスロ ウマ娘プリティーダービー」のラッピング広告を行なう予定があるほか、導入2週間前には全国に専用の展示筐体を設置する予定となっている。

 加えて「ぱちスロ ウマ娘プリティーダービー」で初めてパチンコやパチスロに接する未経験のウマ娘ファンに向けて、初心者向けの試打会や体験会を開催予定。ホール設置用のミニガイド配布などでサポートしていくとしている。

プロモーションはWeb広告や屋外広告、キャンペーンなど幅広く展開
Xアカウントが開設されるほか、支店ラッピングや全国に専用の展示筐体を設置するなど既存のファン向けにもアピールする
初心者向け番組をYouTubeで配信予定のほか、様々なイベントに協賛して実機を展示予定
初心者向けの試打イベントなどを実施予定。ミニガイド配布なども予定しているようだ

本機のための新録もあり。トークステージを開催

 新台についての説明の後は、ゲストを招いてのトークショーが行なわれた。ゲストとして登壇したのは『ウマ娘』にて、ゴールドシップ役を務める上田瞳さん、タマモクロス役の大空直美さん、オルフェーヴル役の日笠陽子さん、パチスロや競馬が大好きなお笑い芸人、バッテリィズのエースさんと寺家さん。

 「ぱちスロ ウマ娘プリティーダービー」についての感想を聞かれた上田瞳さんは、長年関わってきた『ウマ娘』という作品がパチスロという新たな形で披露されたことへの嬉しさを表現。自身が演じるゴールドシップがパチスロの中でどのように活躍するのかも、非常に楽しみにしていると語った。

 大空直美さんは、『ウマ娘』の醍醐味である「育成」要素が、パチスロの実機上でどのように表現されているのかに強い関心を寄せるとともに、キャラクターたちがどのような活躍を見せるのか、ファンと共に魅力を知っていきたいと期待を語った。

 日笠陽子さんは、自身が演じるオルフェーヴルについて言及。パチスロという新たな表現を通していち早く出会えることへのワクワク感を明かすとともに、他のキャラクターとは異なる独自の雰囲気を持っているため、実機ならではの新たな演出を楽しみにしてほしいとアピールした。

 バッテリィズのエースさんはパチスロが好きなため、開発者によるスペック解説を聞いているだけで早くも大興奮。「とにかく早くレバーを叩きたくてしゃあない」とプレイへの強い意欲を熱弁した。

 一方、相方の寺家さんは大の競馬ファンということで「ゴールドシップがゲートで出遅れないか」、「オルフェーヴルがレース途中で休憩しないか」といった、元ネタを絡めた軽妙なトークで会場を盛り上げた。パチスロ経験自体は浅いものの、1競馬ファンとして馴染み深い競走馬たちが元ネタのウマ娘たちの演出に非常に興味を惹かれていると述べた。

左から、ゴールドシップ役を務める上田瞳さん、タマモクロス役の大空直美さん、オルフェーヴル役の日笠陽子さん
お笑い芸人のバッテリィズは2017年結成の吉本興業所属コンビ。エースさんと寺家さんのうちエースさんが大のパチスロ好きとのことで、登壇時はずっとテンションが高いままだった

 その後は、ゲスト参加企画として、早口PRチャレンジとして、大空直美さんとエースさんが早口でPR文章を読み合ったり、ロング応援チャレンジとして日笠陽子さんと寺家さんが一息でどれだけ長く声を出し続けられるかなどの対決を実施。結果は大空直美さんと寺家さんがそれぞれ勝利して1勝1敗の引き分けで決着となった。

 フリップトークでは上田瞳さんやバッテリィズのエースさん、寺家さんがそれぞれ、自分のどのステータスをアップさせたいかのトークで会場を盛り上げた。

 ゲストトークの最後は、ファンやホールの方々に向けたメッセージとして、上田瞳さんは、長年関わってきた『ウマ娘』をパチスロという新たな形でユーザーに届けることができ、非常に嬉しいと語った。また、本機のために新たにレコーディングを実施したことを明かし、ゲームでは聴けなかった楽曲をキャラクターが歌うかもしれない楽しさについて触れ、ファンに向けて期待してほしいとアピールした。

 大空直美さんは、早口対決での緊張感を振り返りつつ、無事に勝利できたことに安堵の表情を見せた。また、自身もアプリゲーム版をプレイしている立場から、パチスロでも「育成」の楽しさが再現されている点が印象的であり、ファンにもその楽しさを存分に味わってほしいと伝えた。

 日笠陽子さんは対決企画で負けた悔しさに触れつつも、PVで描かれたオルフェーヴルの圧倒的な演出に対する期待を語り、『ウマ娘』がパチスロという新しい表現媒体を通して広がることを喜び、多くの人にプレイしてほしいとメッセージを送った。

 バッテリィズの寺家さんは、パチスロの経験は浅いものの、競馬ファンとして思わず挑戦したくなる魅力的な演出だと評価。実機でオルフェーヴルの演出を出し、先ほどのロング応援チャレンジで勝利した際の良い気分を思い出したいと日笠陽子さんをいじる発言でステージ上を笑わせた。

 バッテリィズのエースさんは、パチスロ好きの視点から、通常時にただゲーム数を消化するのではなく「育成しながら楽しめる」システムを高く評価し、「早くレバーを叩きたい」と期待を露わにし、会場内に向けて「みんなで並んで打ちに行きましょう」と熱く呼びかけてステージは終了となった。

画面に表示されたPR文章をどちらが早く読めるかの対決は大空直美さんが勝利!
どちらが長く声を出し続けられるかを競うロング応援チャレンジは、目を閉じて必死に声を繋ぐ日笠陽子さんに対して余裕を見せる寺家さんが圧勝する場面も見られた
上田瞳さんが上げたいステータスはスタミナ、パワー、賢さ。その理由はオーディションなどを勝ち取るために必要な「掴む力(パワー)」、オーディション会場や収録現場で言われた指示に対し、適切に応える「対応力(賢さ)」、多くの仕事をこなしていく上で、先行して走り抜けるための「健康維持(スタミナ)」が重要で、これらを伸ばすことで「スーパー声優」を目指したいと意気込みを語った
フォトセッションより
実際の試打の様子