【特別企画】

INNOCN、世界初となるフラットタイプの49型ウルトラワイドモニターを発売

没入感では無く正確性を重視。フライトシミュレータやレースゲームのほか、CADなどにも最適

【INNOCN E49M1R】
9月10日発売
価格:15万9,999円
※9月24日までクーポン適用で13万5,990円
27インチWQHDモニター2台分に相当する5,120×1,440の作業領域を実現した「E49M1R」

 中国・深センのモニターブランドINNOCN(イノセン)は、世界初を謳うアスペクト比32:9ながらフラットタイプの49型Mini LEDウルトラワイドモニター「E49M1R」を発表、本日9月10日より販売を開始した。価格は15万9,999円。

 「E49M1R」は画面比率32:9のスーパーウルトラワイド表示ながらフラットなパネルを搭載したモデル。解像度は5,120×1,440ドットのVAパネルに1,760ゾーンのMini LEDローカルディミングを組み合わせ、エリアごとにバックライトを精密に制御できる作りとなっている。

 リフレッシュレートは最大165Hzで応答速度は2ms。HDRコンテンツ表示時の最大輝度は1,000nit。コントラスト比は3000:1で、色彩性能についても、Adobe RGB 96%、DCI-P3 95%、sRGB 100%をカバー。機能面ではPIP(Picture in Picture)やPBP(Picture by Picture)機能にも対応する。インターフェースはHDMI 2.1 2基、DisplayPort 1.4 2基、USBハブを備え、さらに5W×2のスピーカーも内蔵されている。

 本稿では、発表会場で展示されていた「E49M1R」の実機を中心に発表会場での様子などを紹介する。

背面端子類
モニター下部に操作ボタンを備える

27型2台分を1枚に集約。作業効率と没入感を両立するフラットパネル

 メディア向け体験会では、実際に「E49M1R」に触れることができた。ぱっと見の第一印象で感じたのはやはり、その圧倒的な存在感だ。会場では、同社が7月末に発売した49型有機EL(OLED)曲面ウルトラワイドモニター「INNOCN 49Q1R」も展示されていたが、比較すると離れて見た時のフラットパネルの平らな横長画面は、とても印象に残る。

 映像表示についても、Mini LED搭載による鮮やかで高輝度なビジュアルが映えるので、本製品はゲーミング製品ではないが、ゲームでの利用を含め、ほかにはないユニークな使い方が楽しめそうだ。個人的には1982年7月から稼働を開始した継ぎ目のない3画面ディスプレイでプレイする横スクロールシューティング「ダライアス(DARIUS)」を遊んでみたいと感じた。

 発表会では、今回新たに登場した「E49M1R」の製品意図などについて説明が行なわれた。現在同社で想定されている用途としてはフライトシミュレータやレースゲームといったゲームでの利用のほか、金融・証券のトレーディング業務、CAD、Webデザイン、映像編集といったクリエィティブ業務や、デジタルサイネージでの利用などが挙げられ、没入感が売りの湾曲型に対し、フラット型は直線やレイアウトの正確性が求められる作業において、歪みのない自然な表示が行なえるのがメリットとしている。

 ほかにも、一般的な27型モニター(2,560×1,440ドット)2台分に相当する広大な表示領域を1枚の画面に集約していることから、一般的なマルチモニター環境とは異なり、画面中央にベゼルが生じないため、一続きの作業領域としてストレスなく活用できる点も大きな特徴と説明している。

 また、一般的に49型クラスのウルトラワイドモニターでは曲面パネルが採用されることも多いが、本製品はあえてフラットパネルを採用している。その理由として同社では、他社が発売していないユニークな製品を市場に出すことで、同社の技術力や自社生産能力をアピールする側面や、新たな需要の掘り起こしの側面もあるとした。

VAパネルのため、視野角もかなり高く、横から見てもきれいに表示される
発表会では幅広い用途に活用できる点をアピール

モニター専業ブランド「INNOCN」の歩みと国内展開の強化

 INNOCN(イノセン)は、2014年創業のモニターブランド。創業当時から一貫してモニター専業で活動し続けており、エントリーモデルからプロ向けのハイエンドモデルまで幅広く製品を取り扱っているとその歴史について語った。また、呼び名についても2024年くらいまでは「イノクン」と呼ばれていたが、現在は「イノセン」の呼び名で統一している。

 国内展開については、2025年頃からリンクスインターナショナルが正規代理店を務めており、Amazonなどの販売サイトでは、INNOCNが直販を行ない、量販店などでもINNOCNの製品を販売できるように動いているとのことで、今後は家電量販店などでもINNOCNブランドのモニターが続々と販売される予定のようだ。

 なお、会場では発売済みの製品としてほかにも32型のゲーミングモニター「GA32V1M MAX」や、コスパに優れるクリエイティブ向け32型モニター「CB32U1」について展示し、同社の幅広い製品の取り扱いをアピール。これらの製品を含めた4製品について、現在は割引価格で販売中として、Amazon直販でのセールについてアピールした。

49型有機EL(OLED)曲面ウルトラワイドモニター「INNOCN 49Q1R」
32型のゲーミングモニター「GA32V1M MAX」
USB Type-C給電機能などを備える32型モニター「CB32U1」
4製品のセール価格についてアピール。なお、20時30分の段階では、いずれの製品も他社販売の商品しか確認できない状態となっているため、価格や販売元については注意が必要だ