【特別企画】

「ラストオリジン」5周年!あらゆる意味ででっかい、規格外の次世代美少女×戦略RPGのいままでとこれから

【ラストオリジン】
2025年5月19日 5周年

 祝!ラストオリジン、サービス5周年!

 G・O・Pが運営する次世代美少女×戦略RPG「ラストオリジン」は、5月19日でサービス5周年を迎えた。

 「ラストオリジン」とは、ひとことで言うと「ポストアポカリプス非ガチャ非競争のんびり盆栽ボーカル曲満載むちむちドスケベハーレムRPG」である。言いたいことがありすぎてぜんぜんひとことに収まらなかった。

 あらすじだけざっくり説明すると、謎の機械生命体「鉄虫(てっちゅう)」の侵略によって人類は滅亡。唯一の生き残りとなったプレーヤーは、鉄虫の殲滅と地球の奪還をめざす組織「オルカ」の司令官となり、人間に似た人工生命体「バイオロイド」や、人間に仕える機械「ロボット(AGS)」を率い、仲間を増やしながら鉄虫や敵対勢力と戦っていく……という感じ。

 筆者はサービス初年度から4年半ほど遊び続けているが、正直なところ、最初期のラストオリジンはかなり小規模でマイナーなタイトルだった。

 開発・運営体制は大きくなく、広告展開も当然ほとんどなく、そのこぢんまりとしたコミュニティをユーザーたちは「ラスオリ村」と自称していた。

 ただ、ゲームとしての魅力が非常に尖っている「ラストオリジン」は、ファンひとりひとりの熱量がすごい。「万人受けはしないが、人生が壊れるレベルでぶっ刺さっている人が多数いる謎のゲーム」として、独自のポジションを築いている。

 「ジワ売れ」のような形でユーザー数を徐々に増やし続け、紆余曲折ありながらも気づけば5周年である。ラスオリ村、村政5周年の儀である。村から市になる日は近い。

 「ラストオリジン」はすごいゲームだ。独自路線を突き進むゲームであり、けっこう、いや、かなり尖っている。どうしてそんなに尖ったんですか!尖りすぎて鋭い銛が心臓までぶっ刺さって抜けなくなった人がいるんですよ!我々古参ユーザーはみんなそうなんですよ!

 なぜ「ラストオリジン」は、小規模なマイナータイトルとしてのスタートを切りながら熱烈なファンを多数生み、この美少女スマホゲー群雄割拠の時代に人気を増大させ続けながら5周年を成し得たのか。そしてこれから、どうなろうとしているのか。

 この記事では、まずラストオリジンの魅力を筆者なりの観点で赤裸々に7つ紹介し、その後に5周年に絡む動きや取り組みを紹介していく。

【1】バイオロイドの身体がでっかい

 「ラストオリジン」と言えば!

 でっかい!

 縦も横も奥行きも、山のごとくすべてがでっかいバイオロイドたち!

 規格外の体積! バスタブに入ったらお湯なくなっちゃう!

コンスタンツァS2

 「ラストオリジン」に登場する人間の女性のようなキャラは人間ではなく、人間の知恵と技術と欲望が詰まった人工生命体「バイオロイド」。

 それゆえか、彼女らの多くはとんでもなく豊満なむちむち体型をしている。プレーヤーはみんな、最初に仲間になるコンスタンツァS2の時点でおっぱいとお尻と太ももがでかすぎて腰を抜かす。その後、ゲームを少し進めていき、コンスタンツァS2はラストオリジンのなかでは標準体型か、なんならやや控えめなくらいだと気づいて言葉を失うまでがセットである。

 それくらいみんなむちむちである。むちむちと言えば「ラストオリジン」、「ラストオリジン」と言えばむちむち。

 これは筆者の個人的見解だが、ここ数年の美少女スマートフォンゲーム業界における「むちむちブーム」とも言える豊満な体型をしたキャラの需要と供給の高まりは、「ラストオリジン」が発端のひとつだと思っている。もちろん、それ以前から需要と供給はあったわけだが、「むちむち特化」とも言えるほどの潔さを誇る「ラストオリジン」の登場と成功は衝撃的であり、結果として業界全体のギアを1段階上げた感じがある。

 いまや、SNSなどでは他のゲームでとんでもないむちむち体型のキャラが登場したときに「ラストオリジンか?」とツッコまれることも珍しくない。それくらいのむちむちパイオニアなのだ、「ラストオリジン」は。むちむちパイオニアってなんだよ?

左:アルキュオネ 右:フリッガ

 ちなみに、むちむちパイオニアたる「ラストオリジン」は、さまざまなむちむちバイオロイドを取り揃えている。

 アルキュオネやフリッガのように、身長190cm、体重100kg以上のすべてが巨大なバイオロイドもいるし、

左:アルヴィス 右:ケルベロス

 アルヴィスやケルベロスのように、身長は140~150cm台ながらとんでもない豊満さを備えたバイオロイドもいるし、

左:エンプレス 右:ナイトエンジェル

 エンプレスやナイトエンジェルのように、太ももを中心とする下半身のむちむち具合に特化したバイオロイドもいる。

 なんなら、むちむちのクマもいるぞ!T-19ピクシーの相棒、ライアンだ!でかい!北極の山がそのまま動いているかのよう!

【2】ほかの戦闘員もいろいろでっかい

C-33アンドバリ

 「ラストオリジン」と言えばむちむちバイオロイドだが、当然、そうでないバイオロイドもいる。

 たとえば、C-33アンドバリ。彼女はかなり小柄で、おおよそ小学生くらいの身体の大きさ。ただ、自軍の物資管理をほぼ一手に引き受けており、いわば彼女は管理する物量がむちむちである。すなわち彼女もまたむちむちバイオロイドである。

 また、「AGS」と呼ばれるロボットたちもたくさんいる。

 作業用のゴツゴツした無骨なものから、ドラゴンなど伝承上の生物を模したものまで、形状や大きさはさまざま。かっこいい。かっこいいおかげで、

 ロビーに置いておくとまるで硬派なロボットゲームを遊んでいるかのような絵面を作れるので、世間体を保ちたいときに便利!

 むちむちバイオロイドたちは公共の場に出すにはいささか過激すぎる場合があるので、電車内やカフェなど公共の場でプレイするとき用にロボットロビーを作ってロボット編成を組もう!

【3】ゲームシステムのおおらかさがでっかい

 「ラストオリジン」は、いわゆる「ガチャゲー」や「競争ゲー」ではない。

 戦闘員、いわゆるキャラの入手にリアルマネーが絡むことはなく、すべて戦闘の勝利報酬か、ゲーム内で手に入る資源を用いた「戦闘員製作」によって入手できる。

 また、ゲーム内に対人要素もない。初心者がみんな「えっ、こんなにないことある?」とびっくりするほどない。いちおう申し訳程度に「外部部隊」、「支援分隊」という機能はあるのだが、もはや忘れている人のほうが多そうなレベルでない。

 それらのことから、ラストオリジンはしばしば「盆栽ゲー」とか「ガチャや競争に疲れた人に向いているゲーム」とかよく言われる。

 ひとりでストーリーを着実に進め、「自律戦闘」などの自動周回機能も用いて「稼ぎ」を行っていけば、誰でも確実に戦闘員をコンプリートできるし、どんなステージでもクリアできる。

 逆に言うと、「お金をかけまくって一瞬で最先端に追いつく」とか「フレンドに手伝ってもらってショートカット」みたいなことができるつくりではないし、できたとしてもあまり意味がない。

 ふつうに考えると、ガチャ要素や競争要素は「課金」を促す重要部分なのだが、「ラストオリジン」はそのへんをほぼ捨てていることになる。優しい。おおらかすぎる。逆に心配になるレベルでおおらかすぎる。もうちょっとちゃんと集金しろ。もうちょっとちゃんと集金しろ!

【4】ボーカルつきBGMのよさと知られてなさのギャップがでっかい

 ♪ず~っと 秘密だった My Secret Recipe ぜ~んぶ 見~せ~ちゃうね この気持~ちは~ Parfaitみたいなストーリー

 キュキュ!

 かわいいね!CSペロ、ビジュアルも歌もかわいいね!

 「ラストオリジン」は、「プレミアムスキン」と呼ばれる一部のスキン(衣装)を買うと、その戦闘員(キャラ)が歌うボーカル曲がついてくる!ゲーム内でプレイリストを作ってロビーや戦闘中にいつでも聴ける!名曲ぞろい!特にCSペロの「Parfait Love」と滅亡のメイの「My Love」はぜひ聴いてほしい!本当に名曲!……なのだが、

 ゲーム内でもゲーム外でもあまり宣伝されていないので、そのよさを知っている人がとてつもなく少ない!なんならユーザー同士でも「えっ、そのスキンって歌ついてるんだっけ?知らなかった」みたいな会話がよくある!

 総じて、ボーカル曲の質と知名度のギャップがすさまじい!どうしてこんなことに?運営はギャップ萌えを勘違いしてるのか?

【5】ハーレム設定の安心感がでっかい

 「ラストオリジン」に登場する女性型バイオロイドは、時と場合により、人間の男性に対して恋愛感情を抱くことがある。

 そして「ラストオリジン」には、プレーヤーである「司令官」以外に、人間の男性がいっさい登場しない。そもそも、滅亡・荒廃した世界における人類唯一の生き残りが司令官である。また、男性型バイオロイドはかつて存在したが、凄惨な暴走事故を起こした経緯があり、二度と製作されることはない。

 これはつまり、いわゆる「略奪」、「寝取られ」が絶対に発生しない世界設定が確立されているということである。やったぜ。

 この点は、「ラストオリジン」公式が最初期から「ここは崩さない」と明言しているスタンスであり、多くのユーザーが「ラストオリジン」を強く信頼している理由のひとつでもある。

 これのおかげで、我々司令官はなんの余計な心配もなく、バイオロイドたちと自由に交流し、全力で愛することができるのである。なんたる安心感、そして安定感。バイオロイドの体型だけではなく運営のスタンスまでどっしりしている。

【6】5年間のサービス運営の山と谷がでっかい

 なんとびっくり!「ラストオリジン」は、5年間の間に2回も運営体制が変わっている!ところがどっこい、いまも元気に生きている!

 1回目は2022年の秋、2回目は2024年の春。1回目は名称変更に近い部分があり、そこまで大きな変化ではなかったが、2回目は正真正銘の完全な体制変更。現在の運営会社であるG・O・Pに急にバトンが渡った形となり、我々ユーザーとしては「えっ、大丈夫!?」と心配せざるを得なかった。

2024年12月 コミックマーケットC105

 しかし、そんな心配も昔の話。いまのラストオリジンの勢いはすごい!

 コミックマーケットへ二度目の出展を果たしたり、公式YouTube放送を頻繁にやるようになったり、「ヴィレッジヴァンガード」とのコラボやトレーディングカードゲーム「ディバインクロス」への参戦も含めたグッズ展開も実現したり!そしてついにサービス5周年!

 すごいぞ「ラストオリジン」!おらが村の「ラストオリジン」! 村民はみな喜んでいるぞ!「ラストオリジン」は前述の通りガチャや競争がなくゲーム内の課金要素がとても少ないので、ゲーム外でお金が使えることに喜んでいるぞ!

【7】ユーザーのキャラ愛がでっかい

 エンプレス!

 エンプレス~!

 エ~ンプ~レス~!!

 大好き!エンプレス!

 ……という感じで、「ラストオリジン」のキャラはユーザーからとても強く愛されている!素敵だね!じゃあそういう建付けでエンプレスの話をするね!させろ!!

 エンプレスは、ウォッチャーオブネイチャー所属のバイオロイド。ざっくり言うと自然保護団体みたいなものだと思ってほしい。心優しい。かわいい。

 ペンギンのような姿をしているのには理由があり、南極の保全活動、特にペンギンをはじめとする野生生物の保護をおもな任務としているからである。ちなみにスーツはアデリーペンギンっぽい。かわいい。

 極寒の地での単独行動、しかも動物たちの命を預かるという過酷かつ責任重大な任務を背負うエンプレスだが、性格はとても明るくてポジティブ!いつも元気で表情豊か!かわいい!

 そしてエンプレスは、太ももが太い!南極の寒さに耐え、滑りやすい氷の上を踏みしめて歩くべく、誰にも負けない規格外のむちむち太ももを持っている!かわいい!いちばんかわいい!

 単純な太ももの太さだけならより上をいくバイオロイドは複数いるのだが、エンプレスは身長145cmの小柄なバイオロイドであり、身長に対する太ももの比率、いわゆる身長:太もも比で言えば圧倒的ナンバーワンである。身長:太もも比ってなんだよ?

 そんなエンプレスは、2023年8月23日に「アクアランド:ひと夏のペンギン」という水着スキンが実装済み!ありがたい!ありがたすぎて日付を覚えてしまっている!この水着 いいねとぼくが言ったから 8月23日はエンプレス記念日!

 今後も魅力的な新キャラがどんどん登場するはずだし、既存キャラにも新スキンが実装されていくはず。エンプレスに第2、第3の追加スキンが来ることもあるかもしれない。

 ぜひどんどん実装してほしい。「ラストオリジン」なんてゲーム内の課金要素が実質スキンだけなんだから。どんどん集金して新スキン開発にお金を回してください!

5周年からの新たな歩みは?

 5月24日、「ラストオリジン」公式による5周年記念YouTube生放送により、さまざまなニュースが発表された。

【【ラストオリジン公式】5周年記念生放送!!【Pmangのゲムづめ!♯139】】

 メインストーリー新区域解放、日本先行実装のオリジナルイベントストーリー、「ソウルワーカー」とのコラボ、超人気イベント「プロジェクトオルカ」の復刻、人気投票イベント「ミスオルカジャパン」第3回の開催、新グッズやポップアップストアなどなど……。

 今後に向けて期待がふくらむ内容ばかりだったが、特に注目なのは、やはり「ラストオリジン」の最大の魅力である新バイオロイドと新スキンだろう。

 まず、新バイオロイドとして「クノイチ・シデン」が発表された。

 で、でで、でっかい!でかくて太い!クノイチなのにどこにも潜入できなさそう!

 クノイチ・シデンは、クノイチ・ゼロ、クノイチ・カエン、クノイチ・エンライに続く、4体目のクノイチだ。表情にはやや幼さが残る印象ながら、その肉感は豊満のひとこと。

 ぜひともクノイチ編成に加え、忍ぶ気がなさすぎる肉厚さで鉄虫を押しつぶしたいところ。

 続いて、「ミスオルカ」スキン。アルキュオネ、チョナ、ファフニール、レモネードベータの4種が一気にお披露目された。

 それぞれの個性と魅力が存分に描かれていて、どれもほしい!多くの司令官のツナ缶が一気に吹き飛んでいくことになりそうだ。

 ちなみに、アルキュオネはシャチ、チョナはヘビ、ファフニールはドラゴンの要素が入っているバイオロイドなので、そういう意味でも個性豊かなラインナップ。レモネードベータはむちむちの要素が入っているが、それはバイオロイドほぼ全員がそうである。

 そして、筆者が個人的に「おっ!なるほど!」と唸ったのが、コンスタンツァS2とP/A-00グリフォンの新スキン!

 5周年という史上最大の節目で、ゲーム開始直後に出会う最初のふたりに待望の新スキンが登場!これは粋な計らいと言うほかない。

 この5年間で、「ラストオリジン」というゲーム自体も、我々ユーザーも、そしてコンスタンツァとグリフォンの肉体も豊かに成長している。これからも成長し続けていこうね。

始めよう!「ラストオリジン」

 5年の歩みの中で、あらゆる意味ででっかく成長してきた「ラストオリジン」。きっと、これからもさらにでっかくなっていくのだろう。

 そんな「ラストオリジン」は、ここ数年で「自律戦闘」や「戦術訓練室」といった初心者に優しい機能がかなり充実したほか、この5周年を機にさまざまなアップデートやキャンペーンが行なわれることも発表されている。つまり、いまが始めどき!昔プレイしていたがやめてしまったという人も、いまが再開しどき!

 身体も心も、愛も夢もでっかく!やろうぜ、「ラストオリジン」!