【特別企画】

岩押し稽古など名シーンをリアル体験!「タイケン!鬼滅の刃」で鬼殺隊気分になろう【AJ2025】

【タイケン!鬼滅の刃】
・開催期間:3月22・23日
・会場:AnimeJapan2025(東京ビッグサイト 東展示棟)
・チケット価格
未就学児:300円
小学生:500円
学生:1,000円
一般:1,500円

 3月22・23日に東京ビックサイトで開催されている「AnimeJapan2025」の「鬼滅の刃」コーナーでは、コミックやアニメで人気の「鬼滅の刃」の世界観を楽しめる「タイケン!鬼滅の刃」というアトラクションが公開中だ。

 このアトラクションは名前のとおり、「鬼滅の刃」の名シーンをリアル体験できるもので、全部で5つのエリアがある。今回は、そのアトラクションを、GAME Watchの“人柱”である僕が実際に体験してみたので紹介していこう!

「体験!蜜璃と腕ずもう対決」で腕力勝負に挑む!

 まずは、刀鍛冶の里編の第十話から、幼少期の甘露寺蜜璃との腕相撲を体験する。ブース的には甘露寺蜜璃のパネルから腕だけが立体的になっているタイプ。ただ、見てわかるとおり「左手」で勝負を挑まなければいけないので、日本人の大半である右利きにはツライかもしれない。

 実際に勝負が始まると、45度くらいまでは余裕だが、その先が進まない! いや、左手にしてもダメすぎだろ……。そう思いなら頑張ると、どこからともなくCVを担当している花澤香菜さんの笑い声が聞こえるようだ。まあ、幻聴というのもあるけど、そもそも少し前に花澤さんが別ブースでトークして絶叫していたのを聞いたのも要因のひとつだろう。そんなことを考えながら踏ん張っていると、ブースを担当している「隠」の方から「あと5秒がんばってください!」との声がかかる。仕方ないのでマ・ドンソクにでもなった気持ちで最後までやり遂げた。最初からこれは、かなりキツいぜ!

各エリアには明治っぽいポスターが用意されている
お店の中風な背景パネル
幼少期の甘露寺蜜璃が自信満々に腕を出す!
いやいや、蜜璃さんマジぱねっす!
とりあえず勝てたので記念撮影を! 多分負けても撮影可能

「体験!伊之助の穴もぐり」で調査開始?

 続いては、遊郭編 第五話で潜入した伊之助が鬼の巣に通じる穴を移動するのを疑似体験するアトラクション。特に力は必要なさそうだが、なんか穴の中がクネクネしていて、まるで血管みたいな感じ。とりあえず、荷物を全部預けて靴を脱ぎ、いざ穴に突入!! 中に入ったら移動するしかやることはないので「猪突猛進! 猪突猛進!」とか心の中で叫びながら、穴を這って出口まで到達した。とにかく、穴の中が凸凹なので、みんなちょっと苦労するハズ!

明治風ポスター伊之助バージョン!
表面には女郎宿風なパネル。個人的に伊之助は二番目に好きなキャラなので楽しみ!
裏面にはマスクを外した姿も!
ビーム砲撃てそうな穴から侵入するぞ!
穴が小さいので身体がデカイと結構きつい

「体験!岩柱の岩押し稽古」でパワーを出し切る!

 このアトラクションの目玉とも言えるのが、この「体験!岩柱の岩押し稽古」。柱稽古編第六話と七話に登場した、岩柱からの課題で、大きな岩を動かす修行だ。大きさの違う二種類の岩があるので、まずは小さい岩から動かしてみる。何とか動くものの、なかなかゴールまで動かし切れない。いや、この修行で脱落する気持ちわかるわ。

 そうこうしている間に、なんとか小さいほうをクリア。記念写真を撮って帰ろうとすると、ブースを担当している「隠」の方から大きい岩へと誘導される。まあ、ちょっとくらいは動くだろうと思って始めてみると、びくともしないじゃないですか!!いやいやいや、こんなの絶対無理だよ。と泣きそうになっていると、さっきの「隠」の方が手伝いに来てくれた。「鬼滅の刃」を体験しているハズなんですが、ゴメンナサイ。とりあえず二人がかりで岩を押し戻して稽古完了だ!

明治風ポスター岩柱バージョン!
「隠」の方たちが修行を見守ってくれているので安心
小さいほうの岩は何とか動く!
大きいほうは全然動かん。マジで絶望レベルです(笑)
杉田さん……じゃなくて岩柱に説教されそうな結果でした

「体験!紙ヒコーキ飛ばしあい競争」で、折り紙を極めろ!

 続いては、柱稽古編第四話がモチーフの、紙ヒコーキを折って的まで飛ばす体験。とりあえず竈門炭治郎カラーの紙を選び、幼少期の記憶を頼りに紙ヒコーキを準備。あとは、規定の位置から飛ばすのだが、まずは手前の枠内を通りぬけ、その上でゴールになっている穴に入れるという二つのポイントをクリアしなければならない。荷物を下に置き、万全の状態で「そいや!」と飛ばしてみると……あの、最初の枠すらくぐらないんですけど(苦笑)

 ブースを担当している「隠」の方からの視線を避けつつ、すごすごと退散。いや、意外とコレ難しいですって! たぶん、これを時透無一郎が見たら間違いなく「邪魔になるからさっさと帰ってくれない?」と言われてしまいそう。もし、体験する人がいたら、炭治郎の飛行機を覚えてから行くべし!

明治風ポスター時透無一郎バージョン!
とりあえず、紙ヒコーキってこんな感じだよね。海外の人も体験していたけど、折れるのか??
まずは手前の枠を通して、ゴールの穴へと飛ばす!
自信満々の僕……そうこの時までは
ということで、に連続失敗しました。次こそは!

「体験!ひょうたん風船を膨らませ」で、全集中・常中を会得!

 最後に体験したのは、立志編第二十五話で 全集中・常中を会得するために修行した、ひょうたん型の風船を膨らます体験。制限時間内に規定のサイズまで膨らますことができれば、柱になれる素質があるかも!

 とりあえず、用意された風船からひとつ選び、準備をする。風船は、そのままだと固いので、軽く手で延ばしたりして、ゴムを柔らかくすることが肝心だ。ブースを担当している「隠」の方からの掛け声で、風船を膨らませ始める。実は、大人になってから、こういうの直接口に付けるのがちょっと苦手なんだけど、幸い全集中は会得しているので、ガンガン膨らませられる(気持ち的に)。回りの参加者が全然膨らまないので、最終的に時間内にクリアできたのは自分だけだったので、かなり気持ちいい! これで鬼たちを倒してやるぜ!

明治風ポスターひょうたん風船バージョン!
どれくらい膨らませればいいかの見本
ひょうたん型になる風船だが、見た目は普通と変わらない
いや、マジで頑張りましたよ! これで柱に一歩近づいたぜ!
いい気になって記念撮影。自撮りしたために風船の口を離しそうになった。飛ばしたらかなりヤバかったかも(笑)

 今回の「タイケン!鬼滅の刃」は、「鬼滅の刃」ファンなら、絶対に体験してほしいアトラクションだ。僕はプレスの体験取材だったので貰っていないが、それぞれ体験を終わらせるとハンコを貰えるし、シールなんかももらえる模様。なので、大人が1,500円支払っても、十分楽しめると思う。とにかく普通の生活をしていたらできないことばかりなので、このチャンスをぜひものしよう!