【特別企画】
台本ボリューム過去最高! 「ブルアカ」×「World of Warships」コラボ トークショーレポート
「覆面水着団」ネタもある、こだわりの艦艇デザインのプレゼンも
2024年8月11日 06:00
- 【「『World of Warships』x 『ブルーアーカイブ-Blue Archive-』コラボレーション」】
- コンソール&モバイル版:8月5日開始
- PC版:8月15日開始
ウォーゲーミングは、プレイステーション 5/プレイステーション 4/Xbox Series X|S/Xbox One/iOS/Android用アクション「World of Warships Legends」と、PC用ソフト「World of Warships」の両タイトルにて、Yostarが配信するスマートフォンアプリ「ブルーアーカイブ-Blue Archive-」とのコラボレーションを発表した。
「World of Warships」は、実在の艦艇を指揮して、海上での艦隊戦を楽しめるオンラインプレイ専用のゲームだ。そんな本作は、8月15日から「ブルーアーカイブ-Blue Archive-」とゲーム内でコラボを実施する。ちなみにコンソールゲーム機とスマートフォン向けに配信中の「World of Warships Legends」では、8月5日から既にコラボイベントが実施中となっている。
8月10日にはコラボイベントを記念して「World of Warships × ブルーアーカイブコラボレーション記念スペシャルトークショー」が都内で開かれた。ゲストには「ブルーアーカイブ-Blue Archive-」からアヤネ役・原田彩楓さん、ノノミ役・三浦千幸さんらが登壇した。
また、「World of Warships」プロダクトマネージャー・imsingle氏も登場し、本コラボイベントについてのプレゼンを行った。本稿では、スペシャルトークショーの様子をお届けしていく。なお、本イベントの様子は、「World of Warships: Legends Japan公式YouTubeチャンネル」でも一部配信されている。
専門用語は辞書やインターネットを駆使。台詞収録のエピソードもポロリ
イベントは「World of Warships」APAC 運営チームコミュニティーマネージャーのseezer氏と、司会・井澤美香子さんらの軽快なトークで進行していく。ゲストに「ブルーアーカイブ」作中で「アビドス高等学校」に所属する奥空アヤネを演じる原田彩楓さん、十六夜ノノミを演じる三浦千幸さんを迎える。各々の自己紹介を終えると、これからPC版で実施されるコラボレーション内容について、改めて紹介された。
「World of Warships」には、「ブルーアーカイブ」コラボとして艦長5名、プレミアム艦艇2隻、そして「高梁」専用の無期限迷彩が実装。コラボ艦長は「砂狼シロコ」「小鳥遊ホシノ」「黒見セリカ」「奥空アヤネ」「十六夜ノノミ」がそれぞれラインナップ予定だ。seezer氏によれば、キャスト陣には少なくとも“155ワードほど”収録してもらったとのことだ。
本コラボにあたってseezer氏は、ゲームを実際にプレイした上で収録台本を書き上げたが、台本のボリュームは過去最高になったという。各キャラクターの紹介を一通り終えると、サプライズで小鳥遊ホシノを演じる花守みゆりさんからのビデオメッセージも公開された。
コラボ艦長として、台詞の収録について聞かれると、アヤネを演じた原田さんは「乗り物とか機械をイジるのが好きなので、船に乗るっていうのはアヤネちゃんとしても嬉しかったことなんじゃないかな」とコメント。また、アヤネは「ブルーアーカイブ」作中でも指示をする場面が多いことから、台本の台詞にも違和感を感じなかったそうだ。
しかし、海戦ゲームである「World of Warships」には、専門的な用語が多く登場することから、辞書やインターネットを駆使しながら収録に臨んだ苦労を語った。
三浦さんはノノミのマイペースな台詞を収録する中で、ゲーム内でのシチュエーションについて確認しながら録っていたと話す。ただ、緊迫感のある場面においてもノノミは「朗らかな感じ」「笑顔で大丈夫です」とディレクションされたエピソードを紹介してくれた。
続いて本コラボで登場する艦艇と無期限迷彩などの紹介が続く。艦艇は「ブルーアーカイブ」のキャラクターをモチーフとしたデザインが施され、それぞれの船首には、キャラクターを象徴するアイテムが装飾されている。
各デザインのイメージは、艦艇を上から見た際に、船の先頭側がキャラクターの上半身、後尾側は下半身になっている。細部へのこだわりを感じるデザインに、原田さんと三浦さんも驚いているようだった。
ほかにもコラボアイテムが登場する。ルートボックスもコラボ用にデザインされており、開封時には専用アニメーションがあるなど、seezer氏曰く「一番こだわったんじゃないかと言われています」。
中でも奥空アヤネモチーフのルートボックスは、彼女の武器のミニガンが付いているが、開封時にはミニガンから弾丸が発射されるこだわりようだ。イベントでは、seezer氏が実機でコラボ艦艇を使用する実演コーナーもあった。最後はゲストの三浦さんと原田さんのコメントで締め括り、イベントの生配信は終了を迎えた。
艦艇デザインのこだわりがプロダクトマネージャーより語られる
生配信を終えて、「World of Warships」プロダクトマネージャー imsingle氏のプレゼンテーションに移る。ここではコラボ艦艇がどのようにデザインされたかを紹介するコーナーだ。コラボ艦艇とインスパイア元のキャラクターを並べ、どの辺りにモチーフが装飾されているかをimsingle氏が解説していく。
最初はノノミをモチーフにしている「BA TIRPITZ」が紹介される。艦艇前方にミサンガや花飾り、そして甲板に「3」の数字があり、「覆面水着団」ネタが仕込まれていることがわかる。艦艇の後尾側はキャラクターの下半身をイメージしているとseezer氏が触れた通りで、ノノミの靴のデザインが反映されていた。さらに艦艇側面や砲身は、ノノミが扱うミニガンの配色となっている。
続いてはアヤネをモチーフにした艦艇「BA TAKAHASHI」。特徴的なのは煙突部分で、アヤネが身に付けている腕章をそのままデザインとして取り入れている。ヒキで見ると「アヤネ」とクッキリ記載されているのがユニークだ。
最後に紹介する「BA MONTANA」は、ホシノがモチーフ。ショットガンの弾薬やクジラのオブジェクトが飾られ、艦艇側面は片側がオレンジ、反対側がブルーと、ホシノのオッドアイを反映している。
プレゼンテーションを終えると、これまで「World of Warships」で3万5千回という出撃回数を誇る凄腕プレイヤー・かびぃさんが登壇し、モバイル版「World of Warships Legends」にて、コラボ艦艇のデモプレイを実演して見せてくれた。以降はプレゼントをかけて、参加者によるじゃんけん⼤会やブルーアーカイブクイズ⼤会が催され、参加者同士の交流にも繋がるイベントとなった。
本イベント会場のすぐ横にはフォトスポットが併設されたほか、「アビドス高等学校」メンバーのキャスト陣による直筆サイン色紙、今回のコラボのために制作された、各キャラクターの台詞台本一式が展示されていた。
展示ブースには、プレイヤー同士が交流するためのキッカケとして、イベントのために用意された「ブルーアーカイブ」コラボデザインの名刺も配布。「World of Warships」のファンも「ブルーアーカイブ」のファンも、現地に訪れた参加者たちにとって、思い出深い1日となったに違いない。
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