【特別企画】
「Starfield」序盤のプレイを快適に! 最大の悩み「重量制限」とスマートに向き合うための方法
2023年10月17日 00:00
- 【Starfield】
- 9月6日 発売
- 価格:
- 通常版 9,680円(税込)
- プレミアムエディション 12,870円(税込)
Bethesdaがリリースした「Starfield」は、まさしく新時代のオープンワールドだ。ゲームの舞台は、人類が宇宙を旅するようになった西暦2330年の有人星系。無限かと思えるほどに広大な宇宙空間のなか、プレイヤーは未知のアイテムで満たされたフィールドを探索していく。
しかしそんなロマンあふれる旅路において、真っ先に直面するのが「重量制限」という難問だ。アイテムを拾いすぎて、所持できる質量の上限をオーバーすると、大きなデメリットが襲いかかる。その一方で魅力的な装備品や、クラフトに使えそうな素材などを見かけると、できるだけ多くアイテムを持ち運びたくなってしまう……。
では一体、この問題をどうやって解決するべきなのだろうか。ゲーム序盤で使える、オススメの解決法を紹介していこう。
宇宙船の貨物倉を使う
大量のアイテムを管理するための手段として、もっともシンプルなのは宇宙船を利用するやり方だろう。「Starfield」における宇宙船は、たんなる移動手段ではなく、巨大な収納ボックスとしても機能してくれる。
使用方法はごく簡単で、コクピットのそばにある貨物倉にアイテムを預けるだけ。直接中身に触れてもいいし、宇宙船内にいる時はインベントリから貨物倉の中身にアクセスすることもできる。
しかも便利なことに、貨物倉に入れてあるアイテムは、宇宙船から離れてショップなどを利用した際、直接売買することが可能だ。そして装備品などのクラフトを行なう際にも、自動的に貨物倉の内容が参照されるので、素材を持ち運ばなくて済む。
あらゆる局面で重宝するものの、貨物の積載量には上限が定められているので、その点だけは注意が必要。ただ、積載量は宇宙船のスペックによって変動するため、アップグレードを行なうことで上限を引き上げられる。
また「技術」のスキルツリーにある「貨物積載」というスキルを育てることで、さらに容量を増やすこともできる。このスキルを最大まで伸ばすと、貨物倉の容量が50%アップ、すなわち1.5倍の容量となるので、かなり融通が利くようになるはずだ。
スキル「重量挙げ」を取得する
「貨物倉」を利用するとしても、基本的には宇宙船まで自力でアイテムを持ち運ぶ必要がある。しかし自分のインベントリの容量は、そこまで多くない。さらにいえば、一度の遠征で気になるアイテムが山ほど見つかってしまうケースも往々にして出てくるだろう。
そこでカギを握るのが、「身体」のスキルツリーに燦然と輝く「重量挙げ」のスキルだ。最大所持重量が+10kg、+25kg、+50kgと上がっていき、最高レベルでは+100kgに加えて、よろめき耐性50%アップという恩恵も受けられる。
スキルの上限解放には「最大所持量に対して75%の荷物を持った状態でXメートルダッシュする」といったチャレンジが設けられているが、達成するのにそれほど時間はかからないはず。とはいえ、できれば序盤から取得して、チャレンジを進行しやすくしておくのがいいかもしれない。
同行するコンパニオンに持たせる
「Starfield」では、一部のキャラクターを仲間(コンパニオン)にすることができる。彼らは戦闘に協力してくれるだけでなく、一心同体のコンビとして行動を共にしてくれるのが特徴だ。
そしてこのコンパニオンに話しかけることで、所持品を交換するというアクションを実行可能。そこで自分のインベントリから相手のインベントリへとアイテムを移動させれば、所持品をある程度減らすことができる。遠征中についついアイテムを拾いすぎて重量制限を突破した時に“荷物持ち”として活躍してくれるだろう。
ただし、コンパニオンにも重量制限が存在しており、あまり多くのアイテムを預けられないことには注意が必要だ。「ソーシャル」のスキルツリーにある「リーダーシップ」というスキルを育てると、ランク2で体力50増加、所持重量50kg増加というバフを得られるので、バディとの冒険にこだわるのであれば検討してみてもいいかもしれない。
ロッジの収納スペースを活用する
アイテムの重量問題と上手く付き合っていくには、ニューアトランティスにある「コンステレーション」の本拠地・ロッジを有効活用することも重要だ。
意外と気づきにくいが、ロッジの地下にある机には収納箱が置かれている。見た目は小さいものの、その中身は異次元ポケットの如き構造なのか質量制限がない。そのためアイテムを一気に収納できる優れものだ。
難点として、収納箱の中身がショップで参照されないため、アイテムを売却する際には取り出して自分で持っていく必要がある。また、クラフトに関しても同様だが、幸い同じ部屋には「研究ラボ」「宇宙服作業台」「武器作業台」「工業用作業台」「製薬ラボ」「クッキングステーション」といった設備が万全に揃っている。
クラフトを行なう前に収納箱から素材をすべて取り出し、作業が終わった後にまた預けていくようにすれば、最大限便利に使えるだろう。ただでさえクラフト用の素材は重いものが多いため、こうした工夫が必要不可欠だ。
またメインミッションを進めていくと、ロッジに自分の寝室を与えられるのだが、そこにも保管庫が置かれている。こちらも質量制限ナシで使えるのは地下の収納箱と同じだが、クラフト用の設備から遠いため、素材などを入れておくのは避けた方がいいだろう。
以上の4つが、序盤のアイテム管理にオススメの方法だ。中盤以降には惑星で拠点建設を行ない、収納用の設備を設置するという手段もあるので、さらに遊び方の幅が広がっていくだろう。
自分なりに効率のいいやり方を考えるのも「Starfield」の面白さなので、ぜひ自由な冒険を楽しんでほしい。