【特別企画】
ゾンビ運営シム「Welcome to ParadiZe(仮)」体験レポート【#TGS2023】
ゾンビを操り自分だけの"楽園"を建設せよ!
2023年9月24日 18:32
- 【Welcome to ParadiZe(仮)】
- 発売日・価格未定
3gooはゾンビサバイバル運営シミュレーション「Welcome to ParadiZe(仮)」をPS5で発売する。発売日、価格は未定。今回、TGS会場近くの試遊コーナーにて本作を体験することができた。
本作は「How to Survive:ゾンビアイランド」シリーズを手がけるEKO スタジオの最新作となる。本作はクォータービューでフィールドを表現、周囲から襲いかかってくるゾンビを撃退しながら生き抜いていく"ゾンビサバイバル"要素がゲームのメインメカニクスとなる。
その上で本作は"運営シム"の要素が加わっている。これまでのシリーズと決定的に異なるのが「ゾンビを操ることができる」という要素。倒したゾンビに「ハッキングヘルメット」を被せることで操作可能な「ゾンボット」とすることができるのだ。
ゾンボットはAIのように細かいプログラミングが可能。「反撃する」、「アイテムを収集する」、「投げる」、「設備を起動させる」、「おとりになる」、「自爆する」など非常に多くのパラメーターを「戦闘時」と「非戦闘時」でON/OFFに切り替えられる。これらを細かくプログラムすれば、ゾンボットは状況に合わせプレーヤーの意のままに動いてくれる。
ゾンボットはプレーヤーの"相棒"として心強い。最大2人のゾンボットを引き連れることが可能で、戦闘時にこちらを助けてくれたり、接近戦で相手を引きつけプレーヤーが遠距離武器でゾンボットを援護する、といった戦い方も可能だ。ゾンボットに背負ってもらうことで速く移動することも可能。
そして今作最大の売りが「運営要素」だろう。これまでのシリーズでもキャンプ地を作ることが可能だったが、今作はハッキングヘルメットにより拠点を作ってゾンビに運営させ、その拠点を大きくしていくという目標が設定されたのだ。
拠点の中心になるのは「発電所」。ここからその電気を受けて可動する「送電塔」を設置することでゾンボットを生み出すことができる。このゾンボットを使い資源の収集、そして集まった施設で拠点の発展と強化を行っていく。
拠点にはゾンビの集団が襲撃してくることがある。これに対抗できるのが様々なトラップだ。ゾンボットのプログラムには「戦闘時に作動」といったスイッチもあり、襲われたゾンボットは即座に近くにあるスイッチを作動させる。このようにトラップとゾンボットを組み合わせることで、プレーヤーが操作しなくても様々な自動操作が可能になる。これらを工夫して拠点を拡大していくのだ。
「Welcome to ParadiZe(仮)」はマルチプレイもウリ。オフライン状態でも画面は1Pプレーヤーで、2Pプレーヤーはその視界の中を動いて援護ができる。ゾンボットもそれぞれ2人付けられるので戦力は大きく増す。助け合えば多くのゾンビに対抗できる。
オンラインでは最大4人まで。ホストプレーヤーは拠点データを持ち込めるので複数のプレーヤーで拠点が強化できる。ゾンビの世界で"要塞"を作ることができる本作は、凝ったゾンボットの使い方や、効率的なトラップの配置法など、プレーヤーの攻略情報がコミュニティで共有されることで非常に面白い世界が生まれそうだ。発売が楽しみである。
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Published and distributed by 3goo K.K. in Japan.