【特別企画】

コンテンツ、クオリティ、料金に自信。DMMのサブスク動画サービス「DMM TV」詳報

オードリー春日さんと声優の雨宮天さんによる熱い“推し”トークも

【DMM TV】

【DMMプレミアム】

12月1日 提供開始

価格:月額550円

 DMMは12月1日、メディア向けに「新エンタメサービス発表会」を開催し、新動画配信サービス「DMM TV」およびサブスク会員システム「DMMプレミアム」を発表した。

 発表会ではDMM最高執行責任者・村中悠介氏によるプレゼンテーションのほか、「DMM TV」アンバサダーに就任したオードリーの春日俊彰さん、声優の雨宮天さんのトークセッションが行なわれた。また、女優の高橋ひかるさんもビデオレターにてメッセージを寄せ、アンバサダーとしての意気込みや熱い想いを披露した。

 本稿では発表会の様子を交えつつ、「DMM TV」・「DMMプレミアム」の概要についてお伝えしていく。

「DMM TV」の特徴はアニメ・エンタメに特化した豊富なラインナップ! 月額550円で見放題に

 「DMM TV」は、「推しが見つかる。世界が変わる。」をコンセプトに、アニメを主軸にバラエティや2.5次元舞台・ミュージカル、ドラマ、映画など幅広いジャンルのコンテンツを提供する新たな総合動画配信サービス。月額550円のサブスク会員システム「DMM プレミアム」に加入することで、独占配信作品やオリジナル作品まで、アニメ約4,600本、エンタメを含む全12万本のコンテンツをスマートフォン・PC・TVアプリなどで楽しむことができる。

 なお、アダルトコンテンツを配信するFANZAでは「FANZA TV」が提供されており、「DMM プレミアム」に加入することで「FANZA TV」にて配信される動画作品も見放題の対象となる。

「DMM TV」オリジナル作品も充実

 DMMが制作するオリジナルコンテンツ「DMM TV オリジナル」では、アニメとバラエティを皮切りに、「DMM TV」でしか作れない濃いエンタメコンテンツをお届けしていくという。

本日の発表では、オリジナルアニメ「LUPIN ZERO」や、佐久間宣行氏プロデュースのオリジナルバラエティ番組など、ラインナップの一部が公開された。今後はショートアニメ、実写ドラマ、音楽番組など世にあるエンタメコンテンツをジャンルの隔たりなく追加していく予定とのこと。

DMM TV オリジナルアニメ「LUPIN ZERO」
DMM TV オリジナルバラエティ第一弾として、テレビ東京にて「ゴッドタン」や「あちこちオードリー」などを手掛けた佐久間宣行氏プロデュースの番組が配信予定

「DMM TV」アプリは「DMMブックス」など様々なサービスと連携

 利用率の高いスマホ向けの「DMM TV」アプリでは、より深くコンテンツを楽しむための機能として、アプリ内のブックタブからマンガが読めたり、アプリからグッズが購入できたり、DMMの様々なサービス特典が使えるなど、「DMM TV」を軸に横断的にエンタメを楽しむことができるようになっている。こういったサービスの連携は様々なコンテンツを提供するマルチエンタメプラットホームのDMMだからこその強みと言えるだろう。

動画作品を楽しんだ後に原作マンガを読んだり、キャラクターのグッズを購入できたりと、1つの作品を様々な角度で快適に楽しむことが可能

圧倒的なコスパでDMMのエンタメを楽しめるサブスク会員システム「DMM プレミアム」

「DMM プレミアム」は月額550円で、「DMM TV」を含むDMMの各種エンタメサービスをお得に楽しむことができるサブスク会員システム。会員になると、DMMで展開される各種エンタメコンテンツをお得に楽しむことができ、例えば「DMM GAMES」では特定のゲームタイトルのガチャチケットやアイテムなどが毎月付与、「DMM JCBカード」では新規作成で550ポイントが9カ月間付与といった、23の会員特典が本日より利用可能となる。

 さらに、初回は30日間無料で、3カ月間550円相当のDMMポイントが還元されるという。これにより、実質最大3カ月間無料でサービスを楽しむことができることとなる。普段からDMMの各種サービスを利用している人はもちろん、これからDMMコンテンツをはじめる人にとってもかなりお得なシステムと言える。

初回30日間無料、さらに3カ月間550DMMポイントが付与される
「DMM プレミアム会員」になると「DMM TV」だけでなく、DMMの各種サービスをよりお得に楽しむことができる

オードリー春日さんがいつものピンクベストを封印しコマーシャル衣装で登場

 村中氏による「DMM TV」・「DMM プレミアム」についてのプレゼンテーションが終わると、「DMM TV」のアンバサダーを務めるオードリー春日俊彰さんと声優の雨宮天さんが登場。春日さんはトレードマークのピンクベストを着用しておらず、司会者より「登場の仕方もマイクの持ち方もいつもどおりですが、衣装だけいつものピンクベストではないようですが?」といじられるも、「よく気づきましたね! さすが」と返し、アンバサダーとしてコマーシャルの衣装で今回はこの場に降臨しておりますと説明。「普段の衣装より長袖の分あったかいね」と笑いを誘った。

ピンクベストではないことをいじられる春日さん

推しがいるというのは生きる糧であり人生の潤い

 「DMM TV」のコンセプトの1つである「推し」について聞かれると、春日さんは人生の一番最初の推しは「キン肉マン」だったという。子供のころにヒーローの筋肉に憧れたからこそ、今はボディービルダーとしてやっていくことできているとのこと。推しのおかげで自分の人生や行動が変わり、推しがいることはまさに生きる糧とコメント。

 雨宮さんは、人生辛いことや落ち込むことがあっても、推しがいることで頑張れる原動力になったり、推しのように自分もなりたいと目標になってくれたり、推しは人生の潤いだと熱い想いを語った。

 また、春日さん、雨宮さんと同じく「DMM TV」のアンバサダーを務める女優の髙橋ひかるさんはビデオレターにて、「マンガもアニメもバラエティも大好きですが、世の中にはまだ知らないたくさんの最高のエンタメがあると思うととてもワクワクします。『DMM TV』を通じて、是非私と一緒に世界を変えるような推しをみつけてください。そして、「DMM TV」という新しいサービスも、みなさんにもっともっと推していただけるように頑張って布教していきたいと思います。」とメッセージを寄せた。

推しについて熱い想いを語る雨宮さん
髙橋ひかるさんによるビデオレター

 最後に、DMM COOの村中悠介氏は「サブスク動画配信としては我々が最後発だと思っているが、最後発だからこそ既存の様々なサービスの良いところを研究してきました。コンテンツ、クオリティ、料金にこだわったサービスを自信を持ってお届けします。」と語った。

 動画配信サービス自体は決して新しいものとは言えないが、これを軸に様々なエンタメに触れられるコンテンツの1つとして、非常におもしろく、DMMにぴったりなサービスだと感じた。これからどのような展開となっていくのか、今後も注目していきたい。

DMM最高執行責任者・村中悠介氏