【特別企画】
USJ、「マリオ」から「ミニオン」、VIPツアーまで夏の“ゼンブ盛り”レポート
メディア取材では激レア、夜の「スーパー・ニンテンドー・ワールド」も紹介
2022年7月4日 10:57
- 【USJ「NO LIMIT! サマー」】
- 7月1日~9月4日 開催
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは7月1日から「NO LIMIT! サマー」を開催。「我を忘れて、世界のどこよりぶっとべる!」をテーマに、家族で楽しめる冒険やエンターテイメントが勢揃いしている。
先日の記事では「ワンピース・プレミア・サマー 2022」を紹介したが、USJで楽しめるコンテンツはそれだけではない。本稿ではメディアではほぼ初公開に近いという夜の「スーパー・ニンテンドー・ワールド」の絶景や、カンフーミニオンと一緒のユカイなダンスプログラム、豪華なVIP専用ラウンジの紹介など、まさに“ゼンブ盛り”なコンテンツの数々を実際に体験してきたので、現地からのレポートをお届けする。
夜の「スーパー・ニンテンドー・ワールド」を公開!
今回は「スーパー・ニンテンドー・ワールド」でいくつかの体験ができたたため、その試遊レポートと、ほぼメディアには公開されてこなかった”夜の「スーパー・ニンテンドー・ワールド」”の写真をお届けする。昼間とはまた違って見える景色は一興だ。
まずは夜の「スーパー・ニンテンドー・ワールド」の入り口を抜けたすぐ先。ライトアップされた「スーパー・ニンテンドー・ワールド」は昼間とは違う魅力があるのではないだろうか。
また、ヨッシー・アドベンチャー上からの撮影もOKということで、夜にヨッシー・アドベンチャーでゆっくりと「スーパー・ニンテンドー・ワールド」を眺めながら夜景を撮影することもできた。残念ながら「ヨッシー・アドベンチャー」内は撮影不可のため、あくまで「ヨッシー・アドベンチャー」から見える絶景だけを楽しんでほしい。
真っ暗な中に輝くアトラクションたちは、まるで宇宙空間を舞台にした「スーパーマリオギャラクシー」のような空間にも思える。夜景はメディアではまだほぼ未公開ということもあり、今回は非常に貴重な機会に恵まれた。
なお今回は他にもいくつかのアトラクションを楽しむことができたので、それぞれのアトラクションを紹介していく。
マリオカート ~クッパの挑戦状~
「マリオカート ~クッパの挑戦状~」は、自分自身がマリオになったかのごとく、ゲームの世界にそのままダイブできるようなアトラクション。「マリオカート」をリアルにした、というイメージそのままに、基本的にはカートに直接乗り、ハンドルを握って、コースによってハンドルを切ったり、コウラで敵を攻撃したりするというものだ。
マリオカートはクッパ城の内部。クッパ城の内装も怪しげな研究室のようなところがあったりと、不気味さが強い。クッパの書斎らしき場所もあり、並んでいる最中も飽きさせない工夫がもりだくさんだ。
ちなみにこのアトラクションで実際に使うのはVRゴーグルではなく、ARゴーグル。目の周りをぐるっと覆ってしまうのではなく、実際の光景と仮想世界を融合させたものとなる。
我々は「チームマリオ」としてレースに臨み、「チームクッパ」を倒すことがゲームの目標となる。1位を目指すのではなく、あくまで全員一丸となってチームクッパに勝つ、というのが重要な点だ。ではどうなったら勝てるのかというと、チームクッパを見かけたらとにかくコウラを当てまくる!
コウラは視線の方向に飛んでいくので、しっかりと見据えてからハンドルについているアイテム使用ボタンを押し、クッパチームをクラッシュさせてゆく。
カートの操作は、コースに従って右や左にハンドルを切れば大丈夫。だが、コウラが意外と当たらずに苦労するので、とにかくチームクッパのカートをしっかり視線で追うことを心がけるといいだろう。
非常にシンプルな作りながら、ARという拡張現実を使った技術での「マリオカート」はゲームへの慣れ、不慣れ関係なく楽しむことが可能だ。また個人差はあるところだと思うが、カートが回るような場面もあるが、三半規管が弱めの筆者でも問題なかった。
ちなみに各所にボーナスチャンスのようなものも仕込まれており、遊んでも遊んでもまた次には違う発見があるようなゲーム性になっているとのことだ。また、筆者にはまだまだ難しく感じた”視線で追ってコウラを当てる”という操作も慣れてくればどんどんうまくなってスコアを稼げるようになるとのこと。ぜひ、機会のあるかぎり何回もチャレンジしてみてほしい。
キノピオカフェ
キノピオのキノコを使った料理がそろっているという、「スーパー・ニンテンドー・ワールド」唯一のカフェ。取材の合間にいただいた「スーパースター・レモンスカッシュ」には、とても癒やされた。店内には、食事を楽しむ人たちも多く見られた。
「スーパーキノコ・ピッツァボウル」や「マリオ・バーガー」、「ハテナブロック・ティラミス」、「パックンフラワー・カプレーゼ」といった「マリオ」の世界観を模したメニューが多く並んでいる。これらのフード類も、ぜひ楽しんでみてほしい。
パワーアップバンド・キーチャレンジ
「パワーアップバンド・キーチャレンジ」は、エリア内で購入できるアイテム「パワーアップバンド」を使用するアトラクション。エリア内をめぐってアイテムを集め、最終的に「クッパJr.」に挑む、という内容だ。
「パワーアップバンド・キーチャレンジ」では、まず「スーパー・ニンテンドー・ワールド」内で得られるカギの獲得を目指す。エリア内には以下の5つのアクティビティがあり、クリアすればひとつずつカギを入手できる。この中の、3つ以上のアクティビティをクリアすればOKだ。
・パックンフラワー・アラームパニック
・クリボー・クルクルクランク
・ドッスン・フリップパネル
・ボムへい・バラバラパズル
・ノコノコ・POWブロックパンチ
中にはひとりではクリアができないものもあるので、他のゲストと協力してプレイするといい。ちなみにアクティビティは「スーパー・ニンテンドー・ワールド」内に散らばるようにしてあるので、歩きながら見つけて、挑戦していくこととなる。3つ以上カギを集めたら、いよいよクッパJr.とのボス戦(パワーアップバンド・キーチャレンジ)に挑戦可能だ。
パワーアップバンド・キーチャレンジは、自身の影を利用して挑戦するゲーム。簡単に言うと、スクリーンに自分や他のプレーヤーの影が写される。そしてスクリーンにはハテナブロックや落下してくるボムへいなどが表示されるので、落ちてくるタイミングなどにあわせてボムへいをクッパJr.に向かって叩きつけたり、ハテナブロックが現われたら下からジャンプして叩き、アイテムをゲットしてクッパJr.との戦いをより有利に進めていったりできるようになる。
時間にして5分ほどのバトルだったが、なかなか激しい運動で、しっかり汗をかいた。まさに自分がマリオになったかのような、そんなアトラクションだ。そもそもカギを集めてきたアクティビティも動き回るものが多く、今まで散々マリオを操作してきた身としては、「マリオ、今まで酷使してごめんね……」というかすかな罪悪感を覚えるほど。そんなことを思いつつも、楽しい時間を過ごすことができた。
ミニオン・カンフーダンス道場
次は人気映画「ミニオン」シリーズの最新作「ミニオンズ フィーバー」が7月1日から公開されるのに合わせ、カンフースーツでミニオンたちが躍るダンスプログラム「ミニオン・カンフーダンス道場」だ。
グラマシーパークで1日に2~3回ほど行なわれており、15分ほどのカンフーダンスをミニオンと共に躍ることができる。キッズエリアも設けられ、子供たちもミニオンと一緒にカンフーダンスにチャレンジすることが可能だ。
「ミニオンズ フィーバー」にちなんだディスコポーズも取り入れられ、炎天下ながらも一生懸命躍るキッズたちの姿にも癒される、そしてもちろんミニオンやキャストたちの熱演に暑さも忘れる、そんなショーだった。
カンフー道場で汗をかいたあとは、ぜひグラマシーパーク内にあるショップで「カンフーミニオンのシュワっとマンゴーフラッペ」(850円(税込))を買って、水分補給をしておきたい。
豪華なサービスが受けられる「ユニバーサルVIPエクスペリエンス」
USJではファミリーも安心できる専任ガイドによるパーク体験で、人気アトラクションを確実に楽しめる特別ツアー「ユニバーサルVIPエクスペリエンス」(価格はツアーにより異なる)を5月から販売開始しているが、このツアー専用のおもてなし空間であるVIPラウンジが7月1日から新たにオープンした。
VIPラウンジは”VIP”の名に相応しい高級感が感じられる応接室のようなところで、コーヒーなどの飲み物や、ミネラルウォーター、お茶、軽食なども無料で自由に利用できる。パーク内で疲れた時の休憩所などとしても、使用できるとのことだ。
専任のVIPエクスペリエンス・ツアー・ガイドがVIPラウンジ内にて利用者の要望などを聞きパーク内を案内するツアーを行うため、利用者がどのようにパークを回りたいかなどの聞き取り調査をしっかりと行った上で、利用者にとって最善と思われるコースを提案してくれる。
実際にパーク内を案内してもらう際には、専任ガイドによる楽しいトークはもちろんのこと、パーク内の細かい由来や秘話なども教えてもらえるため、USJを何回も利用したことがある人でも、新たな発見があるに違いない。
VIPツアー利用者限定の特別なアトラクション優先案内などのサービスや、ミールクーポン、パーク内レストランでの食事もついているなど、他の特典もまだまだある。
しかも目的地まで最短距離で案内をしてくれるということもあって、確実にパークを楽しみたい子連れの利用者が特に多いとのことだが、時間を有効に使いたい人や、何かしら身体的な問題を抱えている利用者にも非常に優しいサービスだと感じた。特に人気の「スーパー・ニンテンドー・ワールド」でも、VIP利用者は待ち時間がほぼなくアトラクションを利用できるというのは、大きな魅力だ。ぜひ極上の体験を味わってみてほしい。
この夏も新たな体験が盛りだくさんなUSJ。1周年を迎えた「スーパー・ニンテンドー・ワールド」をはじめ、「ミニオン」や超豪華VIP体験も目が離せないところだ。
駆け足ながら、筆者も取材という名の一日ツアーをめいっぱい満喫してきたが、他のパークにもまだ様々なアトラクションやアクティビティが待っている。
特に「少ない時間のなかで、あれもこれも体験したい」という人ほど、「ユニバーサルVIPエクスペリエンス」を検討してみても良いだろう。マップ片手に次はどこへいけばいいのか悩む必要もなく、気が付いたら同じ場所をぐるぐるしていた、なんていうこともなくなるはずだ。
画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
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