【特別企画】
爽快感とロボへのこだわり! 「メガトン級ムサシ」試遊レポート
ドリルにミサイル、熱い必殺技! 軽快な操作で大暴れできるロボアクション
2021年9月30日 19:46
- 【メガトン級ムサシ】
- 11月11日 発売予定
- 価格:6,974円(税込)
レベルファイブは11月11日に発売予定のプレイステーション 4/Nintendo Switch用RPG「メガトン級ムサシ」の試遊台を出展していた。本作は熱血ロボットアニメのノリと、ロボットファンを喜ばせる高いカスタマイズ性、爽快なアクションが楽しめるアクションRPGだ。今回、目玉のカスタマイズと戦闘を体験できた。
「メガトン級ムサシ」は、宇宙からの謎の異星人勢力“ドラクター”に侵略されてしまった地球が舞台となる。主人公・一大寺大和は"ローグ"と呼ばれるメガトン級のロボットに乗り込み、地球奪還をかけた熾烈な戦いに仲間と共に立ち向かっていく。ゲームだけでなく、アニメ、フィギュアといったメディアミックスで展開していく。
今回はNintendo Switch版を体験できた。試遊版ではなく製品版の「フリーミッション」をプレイすることができた。まず体験したのが「カスタマイズ」。ローグハンガーでパーツを選ぶことでローグの外見を変えることができる。パーツは「ボディ」、「ライトアーム」、「レフトアーム」、「レッグ」の4カ所。
ボディは胸にジェットエンジンや、車のラジエター、蒸気機関車のようなデザインがされているもの、アームはスマートなものから飾りがついたもの、足はケンタウルス型など幅広い。これらのパーツは「ハクスラ要素」でランダムに入手できるという。最初は性能重視のつぎはぎだらけのデザインから、自分の好きな外見を追い求めていったりできるのだろうか? 本作はストーリーモードに加え、オンラインプレイが用意されているが、パーツ集めがオンラインプレイのモチベーションとなりそうだ。
武器は非常に多彩だ。ローグはなんと近接武器を3つ、遠距離武器を3つ常に携行できる。近接は軽快な攻撃ができる「デュアルソード」から、巨大なポールウェポン、さらには両手にドリルをつけることも可能。射撃武器も巨大なビームバズーカ、サブマシンガン、ミサイル何でもござれだ。ゲーム内ではこれらを切り替え戦っていける。こちらももちろん得た武器の性能によって戦い方は変わってきそう。
このほかコクピットや、必殺技などのカスタマイズもできるとのことだが、今回は体験できなかった。カスタマイズでもう1つ体験できたのが、「ビジュアルカスタマイズ」。金属感と反射をスライダーで調節でき、両方を強めると「キャンディ塗装」のようなピカピカに、両方を低めにするとミリタリーモデルのようなマットな質感になる。細かい塗装は変更できないとのことだが、この質感の変化とデカールによる個性の追求は楽しそうである。
こういったカスタマイズを施して出撃だ。「メガトン級ムサシ」は3人称視点でロボットを操作していく。ミッションごとにマップが用意されるMORPGタイプで、マルチプレイでは最大3人での協力プレイが可能。
今回体験して楽しかったのが軽快な操作性だ。ブースターで前進しつつ相手をロックオン、遠距離攻撃でダメージを与えながら近づいたら近接攻撃。各フィールドに複数現われる敵とスピード感のある戦いを繰り広げていく。攻撃を繰り返すと必殺技ゲージが貯まり、様々な必殺技が繰り出せる。
必殺技は熱血ロボットアニメ風の熱い叫びと、派手なエフェクトが特徴。必殺技の中には発動させるとコクピット画面に切り替わり狙いを定めるという演出もあり、ロボットを操縦している雰囲気が増す。
ステージのクライマックスにはボスが登場する。圧倒的な破壊力を持つボスの攻撃をかわしながら隙を狙い必殺技で大ダメージを与える。今回は試遊を意識してか難易度は低かったが、レアなアイテムを狙いギリギリの戦いを楽しむような体験もできそうだ。
「メガトン級ムサシ」は低年齢層も楽しめそうな爽快で熱血な要素と、パーツや技を考え、戦い方を洗練させるやりこみ要素を楽しめる作品になりそうだ。10月1日から始まるアニメ、同時期より予約を開始するバンダイのフィギュアなどメディアミックスも楽しみ。今後の展開に注目していきたい。
©LEVEL-5 Inc. ©LEVEL-5/ムサシプロジェクト