【特別企画】
キャラクター同士の“絆”が成長要素に‼︎ 「ドラゴンクエスト ダイの大冒険 -魂の絆-」育成要素「魂の水晶」先行体験レポート
2021年9月24日 12:00
- 【ドラゴンクエスト ダイの大冒険 -魂の絆-】
- 9月28日 配信予定
- 基本プレイ無料(アイテム課金制)
スクウェア・エニックスとDeNAは、Android/iOS用爽快“大爆進”RPG「ドラゴンクエスト ダイの大冒険 -魂の絆-」を9月28日より配信開始予定だ。
本作は、アニメ「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」を原作としたスマホRPG。国民的RPG「ドラゴンクエスト」シリーズの世界観、設定を元に描かれた「ダイの大冒険」は、1989年より1996年まで週刊少年ジャンプで連載された。それから約30年の時を経て、2020年10月より現在にかけてテレビ東京系でアニメが放映されているほど、今でも人気が衰えていない漫画作品となっている。本作ではそのアニメ声優が声を担当しており、アニメの追体験のような感覚も味わうことができる。
今回は、本作の育成要素「魂の水晶」を体験することができた。本稿では、「ドラゴンクエスト ダイの大冒険 -魂の絆-」の基本的なゲームシステムのおさらいとともに、新要素「魂の水晶」について紹介していく。
「ダイの大冒険 -魂の絆-」とは! 原作&オリジナルストーリーの両方を楽しめる爽快“大爆進”RPG
本作は、絆の勇者と呼ばれるオリジナルキャラクターを主人公に、「ダイの大冒険」のキャラクターたちと一緒に冒険するRPGだ。
本作は主に、“エピソードクエスト”と“バトルクエスト”の2つのコンテンツに分かれている。エピソードクエストではアニメ「ダイの大冒険」のストーリーを追体験できる「竜の軌跡」と、マンガの原作者・三条陸氏が監修した本作オリジナルストーリーを楽しむことができる「絆の旅路」の両方を楽しめる。
一方のバトルクエストでは、絆の勇者と、「ダイの大冒険」のキャラクターの中から選んだ1人の“相棒”を操作したバトルを楽しめる。仲間になった「ダイの大冒険」のキャラクターは誰でも相棒に選べるので、好きなキャラクターを選んでもよし、クエスト内容に合わせて適宜キャラクターを選んでもよしだ。なお、パーティ編成は絆の勇者と相棒のほかに、キャラクター2人を加えた計4キャラクターで構成される。
バトルでは、パーティメンバーが3つのレーンに分かれたステージを走り抜けながら敵を倒して進んでいく。プレーヤーは操作キャラクターのレーン移動や特技、防御などのほか、残りのメンバーを含めた「奥義」を使用することができる。
もちろんエピソードクエストとバトルクエストだけでなく、イベントコインを集めて専用の交換所で様々な報酬と交換できる「イベントクエスト」や、強化アイテム、ゴールド、経験値を稼げる「チャレンジクエスト」、「ダイの大冒険」のキャラクターや絆の勇者との絆を深められる「キャラクタークエスト」といった様々なコンテンツが用意されているのでやりごたえはバツグンだ。
また、武器・防具の強化やキャラクターのステータスを上げるための「ボード」と呼ばれるスキルツリーなど、しっかりとした育成要素もある。キャラクターたちをどう育てていくのか計画を立てながら進めていくのも楽しい。
育成要素「魂の水晶」。キャラクター同士の絆でステータスをUP
そして、今回体験できたのが育成要素「魂の水晶」だ。「魂の水晶」は、「ダイの大冒険」のキャラクターをはじめ、本作で登場するキャラクターたちの力が宿る特殊なアイテムとなっている。「魂の水晶」をキャラクターにセットすることで、基礎ステータスの底上げや「魂のスキル」という特殊なスキルを付与することができるのだ。
まず、「魂の水晶」をセットするには、それぞれのキャラクターの絆Lv.が必要になる。絆Lv.は、そのキャラクターと一緒にバトルに行くことで上昇していき、Lv.に応じてステータスが上がったり、キャラエピソードが見られるようになるというもの。それぞれ一定の絆Lv.になると「魂の水晶」の設置枠が解放されていき、絆の勇者は職業ごとに、「ダイの大冒険」のキャラクターは1キャラクターにつき最大3つまで「魂の水晶」をセットすることが可能だ。
ちなみに、絆の勇者とキャラクターたちの絆Lv.が上がると、その絆Lv.の合計値でパーティに特殊なバフ効果が付与されるようになっている。いつものパーティでバトルすればするほど、どんどん絆の勇者とキャラクターたちの絆が深まり、パーティも強くなっていくということを表わしたシステムになっている。
また「魂の水晶」の「友情共鳴」というシステムが搭載されている。それぞれのキャラクターには友情共鳴する「魂の水晶」が設定されており、友情共鳴する「魂の水晶」をセットすることで基礎ステータスが上がる“共鳴ボーナス”が付与される。どのキャラクターがどの「魂の水晶」に共鳴するかは、「ダイの大冒険」のストーリーに関係しており、ここが原作・アニメファンの心をくすぐる要素となっている。
作品のファンにとっては、どのキャラクターとどの魂の水晶が共鳴するかを見るだけでも楽しい。中でも筆者は「ポップ」と「まぞっほ」が共鳴するのがかなり熱いと感じた。物語の序盤にダメな勇者パーティの象徴として出てくる魔法使いのまぞっほが、物語中盤でポップの成長に大きく関わっている。原作のストーリーで筆者が好きなエピソードだけにこの共鳴はとても嬉しかった。
ちなみに、「魂の水晶」にはそれぞれに「フレーバーテキスト」が用意されており、原作内での人間関係などのヒントを得ることもできる。
また、共鳴には「ソウルタイプ」の共鳴という要素も含まれている。「ソウルタイプ共鳴」は「魂の水晶」それぞれが持つソウルタイプの色が同じ色の場合に発生する。手持ちの「魂の水晶」で友情共鳴するのが難しい場合は、ソウルタイプ共鳴でセットして共鳴度を上げるのも1つの手だ。
ちなみに、筆者の個人的な見解だが、アバンとハドラーがソウルタイプ共鳴をしているのは驚きと共に感動した。長年お互いに命を削って戦い合い、因縁のライバルのような敵同士がソウルタイプで共鳴しているのは、この2人の運命や思いも相まって胸が熱くなった。
なお、「魂の水晶」は様々なクエストや宝探し「魂の追憶」で手に入れることができる。「魂の追憶」でどんなキャラクターの「魂の水晶」が出てくるかはランダムだが、もしすでに入手している「魂の水晶」が手に入っても、「魂スキル進化」などに使うことができるので安心だ。
なお、「魂の水晶」は強化や昇華、「魂の水晶」の帰還、「魂スキル発動」、「魂スキル進化」などの強化を行なえる。
強化には磨晶水というアイテムが必要になるが、強化すると「魂の水晶」自体のレベルが上がり、それに応じて基礎共鳴度があがる。セットしているキャラクターの基礎ステータスがより多く向上するようになるというわけだ。強化で上げられるレベルは「魂の水晶」が持つレアリティによってきめられている。
そのレアリティを上げるには、「魂の水晶」の昇華が必要になる。昇華には「魂の水晶片」が必要で、レアリティを上げることで「魂の水晶」のレベル上限が開放される。
「魂の水晶」の帰還では、使わなくなってしまった「魂の水晶」を強化や昇華に使用するアイテムに変換することができる。不要になった「魂の水晶」を帰還して、今使用している「魂の水晶」のレベル上げに使っていく。
「魂スキル発動」では、「魂の水晶」のキャラクターたちが持つ魂スキルの効果を選び直すことができる。ただし、魂スキルはランダムに付与される。発動するまでどんな効果が出てくるかはわからないが、もし今つけている効果よりも弱い魂スキルであれば、その魂スキルを付与しないことも選択できる。なお、「魂スキル発動」には、「魂の水晶」をセットしたキャラクターがバトルすると一定の確率で手に入る「魂ポイント」が必要になる。
「魂スキル進化」は、同じ名称の「魂の水晶」を素材として「魂の水晶」の魂スキルを強化する要素だ。素材にできる「魂の水晶」はレアリティや魂レベルに関わらず、同じ名称であれば素材にできる。魂スキルの効果が強くなっていくので、同じ名称の「魂の水晶」を手に入れた際はどんどん進化させていきたい。
育成要素「魂の水晶」は、キャラクターを強化するためだけの要素というわけではなく、より「ダイの大冒険」のキャラクターたちを深く知れるものだと感じた。どのキャラクターが共鳴するのか見て楽しんだり、キャラクター同士がどのような結びつきがあって共鳴するのかいろいろと考察できたり、単なる育成要素にとどまらないものとなっている。もちろんゲーム内の効果としてもなかなかおもしろいので、9月28日のサービス開始後に、いろいろと試してみてほしい。
©三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会・テレビ東京
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